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クレーンオペレーターが吊る物。

クレーンオペレーターをやってると

いろんな物をレッカーで吊ります。


たまに、今までで変わった物ってどんなのを吊りました??


なんで聞かれることがあります。


私、吊人が今まで吊った変わったもの。

陶芸美術館に展示される壺。1トンぐらいありました。

ボート。エンジンオイルの交換のために吊りました。

何かのオブジェ。有名なデザイナーさんがデザインした大きなオブジェでした。


何より1番緊張したのは、

「人間」

ですかね。

枯れた木の伐採のお仕事だったんですが、

専用の墜落防止のフルハーネスを身に着けた

木こりさんをレッカーのフックで上空約20mぐらいまで巻上げ、

伐採の対象木の真上まで運ぶのです。


木こりさんは木に移り、

ワイヤーで玉掛をして、

チェーンソーで適当な大きさに切断して、

レッカーで地面に降ろすのです。


そうやって少しずつ木を伐採するのですが、

なぜレッカーが必要なのか?


よくある、山の中で

「倒れるぞー!!」

と根本から豪快に倒した方が早いのでは?


と思われるかも知れませんが、

レッカーを使うのには理由があります。


その伐採する木が電線に絡んでいたり、

木の下に家屋や壊してはいけない何かがあるからです。


ここである疑問を持たれる方もいるのではないでしょうか?


レッカーって人間吊っても良いの??と。


良いわけありません。

法律で禁止されています。


見つかると罰則を受けます。


木こりさんが。

レッカー側は一切お咎め無しなんですよね。

不思議なことに。


なので、人間を吊る際は

あくまでお客さんの自己責任で!

とお願いしています。


こういう作業をする事で

高所作業車のリース料が節約できたり、

作業効率がかなり高く伐採が可能なんだそうです。


私も興味があったので木こりさんに質問したことがあります。

レッカーで吊り上げられて怖くないのか?と。


ある意味、最恐の絶叫マシンですからね。(笑)

マッサマンも真っ青!


回答はこうでした。

レッカーで吊られている間、恐怖はないらしいです。

理由は絶対に落ちないから。

慣れってスゴイですね。

どちらかと言えば木に移った後の方が怖いそうです。


枯れてから時間が経過した木は

見た目が大丈夫そうでも中が腐ってる可能性があり、

朽ちていた場合、木こりさんの体重に耐えられず

突然折れたりして落下する可能性があるそうです。


なので、手順としては、

レッカーで木の真上へ。

木の状態を確認する。

命綱を木に固定。

最終確認をして、

最後にレッカーのフックからハーネスを外す。


という手順を徹底しているのだとか。


そういえば、鉄骨鳶さんも

柱と柱の間の梁を繋げた後、


柱を降りる、次の柱に登る。


のが面倒だから、シングルトップに乗って

次の柱に移動してたりします。

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