ついに上げたあれを収納したこれ(昼寝)
ジェンイラで女×男でオメガバ(α×Ω)
※少しだけ手直ししてます。
オメガの性別を持つものは、男女問わず月経がくる。アルファの性別を持つものは、男は勿論だが、女であっても月経が来ないまたはほとんどないものがいる。
イライジャは第一に性別は男性、第二の性別はオメガだ。
今日一日、イライジャは学校へ来なかった。課題やら伝達事項やらを引っ提げ、ジェンシャンはバスに乗り、イライジャの家へと向かった。
「おじさん、こんにちは」
出迎えてくれたのはイライジャの父親だった。
「ジェンシャンちゃん、来てくれたんだね。ありがとう」
「いえ。課題と配布物渡しに来た感じで……」
「そうかい。もしよかったら上がっていってくれないかい? あの子もきっと喜ぶだろうから」
もとよりそのつもりだったが、それを口には出さない。
「イライジャ、入るぞ」
ベッドの上では、イライジャが掛け布団とブランケットに包まっていた。
「……ジェンシャン?」
「おうよ、あたしが来たぞ」
ベッドに腰掛け、具合どうだ、と聞けば、大丈夫、ととてもそうは聞こえない声で返された。
「ジェンシャン来てくれたの、嬉しい……」
真っ青な顔で、呼吸も苦しそうだ。足や腰に襲いかかる鈍痛、頭痛もあるのかいつものおしゃべりは顔を出さない。兄も、イライジャと同じような症状になる。
オメガの性別を持つものなら男女問わずくる月経、ベータの性別を持つ女性にもやってくる。
「やっぱ、痛えのか?」
女ではあるが、アルファの性別をもつ自分。孕ませる側に特化した自分には不要な臓器は、機能していない。だから、イライジャの痛みは理解できない。
「……ジェンシャン。お願い、あるんだけど……」
「なんだよ」
「……背中、撫でて? 隣で、一緒に寝て……ほしいの、その……」
「いいよ、やってやんよ。そっち詰めて?」
イライジャは体を動かし、ジェンシャンは空いた場所に寝転んだ。背中を撫で、痛みを取り除こうと手を動かし続けた。意味のないことだと、薬の方が効果があることはわかってはいた。
「……ねえ、ジェンシャン」
「んだよ」
「少し寝ようと思うんだけど、起きた時、そばにいてくれる……?」
「お前が望むなら」
さっさと寝ちまえ、と背中を撫でると、イライジャは胸に顔を寄せる。
「……ジェンシャン」
「んだよ」
「……その、このままでいていい?」
「あたしの貧乳でよければ貸してやるよ」
イライジャは笑い、目を閉じる。




