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Level Lorde(レベルロード)  作者: 一軸
1/1

Level 1

『本日はは当店にご利用頂き、誠にありがとうございます。説明係を担当になりました、ムリカと申します。この飛行船はあと20分ほどで目的地に到着します。その間に説明の方をさせていただきます。』


ムリカの右手首にブレスレットが装着してあり、同じ物を全員に配り始める。


『今からこれを全員につけてらいます」


「これはなんですか?」

不思議そうに女はムリカに言った。


『いい質問です。これは”シラベル”と言います。皆さんのレベルを測るものだと思ってください。その他に音声機能が付いてます。また現在地や、新しいクエストの情報が逐一追加されます。 』


一人の男が手を挙げた


『一つ聞きたいことがある。 』


『なんでしょうか? 』


『もしも向こうで倒れた場合はどうなるんだ?』


『最後にそれを言おうと思っていましたが...、もしもあちらで倒れた場合は、自動的に地球へ送られ、そして二度とあの惑星に踏み入れることはできません。』


『なんだそれ!!』


『そんな話聞いてないぞ...。』


聞いてないとばかりに男達は次々と声を荒らげた


『...普通のゲームでしたらコンテニューは出来ます。浅はかな考えや弱いのに無理にクリアをしようとする。何回も負け、イライラしてしまい。しまいにはNPCのせいにする。 』


声を荒らげた男達は黙り始めた。


『本当の冒険は、そうは言えない。だからそこ 『仲間を信じ』 『己自身を信じる』だからこそ皆さん、真剣になれるのです。人生は甘いものではありません。時に 『ライバル』と戦い、何かを失う。皆さんにはそれを感じて欲しいのです。それがRPGではないでしょうか。さぁ着きましたよ。皆さんの活躍を心より楽しみしています。いずれLegendレジェンドになる日を…。 』


この先にある世界は謎に満ちている驚きと興奮、まだ見ぬ敵とまだ見ぬ仲間を求めて、巨大な冒険の一歩を踏み出そうとしていた。

飛行船はある飛行場に着陸をして、次々と人が飛行船から降りていった。その中に三人の男女も降りてきた。


『やっとついたねルイ、長かった。』

女は明るく言うと


『そうだな。 』


素っ気なく言っただがいつもは無表情の彼も今日はワクワクしているように見えた


『早くいこぜ!みんな 』

2人の先頭に立っていた彼は誰よりも目を輝かせていた


飛行場から少し歩くとら大きな門が出せれていた。一番には案内人のムリカが立っていた。


『ここか先は、皆さんが想像を上回るほどの冒険が待っています当然ながら危険な生物も存在ます。裏切ら野望が渦巻いています。その中で生き残れるのは、ごく僅かな人間だけです今なら引き返せます、本当の人の姿を見たくない人は、今ここでお引取りをお願いします。 』


周りを見渡す


”今更言うなよ”て言ってるような顔をしていた。


『どうやら、いらぬ心配をしましたね。』

『それでは...開門!』


ムリカのその一言で、扉が開き始めその扉の先には大きな城が聳え立ち、色々な店が並んであり、人で溢れていたみんなは続きと、扉を潜り抜けていた。


『ようやく、始まりだね。生き残れるかな私たち.... 』


『俺たちなら生き残れるだろ。今までそうであったように…』


『ダメな時は、俺が助けてやる。 』


『フッあんたじゃ...ねえ。 』


それを聞いてルイは鼻で笑う。


『何が可笑しいんだよ。俺はいつかみんなが驚くほどの剣士になってみせる 』


この先に、三人が待ち構えてる敵は数多く、果たして三人は無事に生き残り、神話になれるのか。

.

.

.

三人とも扉を潜って、カインは最初に噴水がある所に目指す事にした。


『あれ?カツイは?さっきまでいたのに...。』


誘惑の匂いに誘われたカツイは二人の前から姿を消す。


『相変わらずだな。』


その頃カツイはお店の前で、ヨダレを垂らしていた。

『ゴクッ...』


ソースがふわっと香りそして水々しいシャキシャキのキャベツが入ったそれは現世で言う焼きそばがあった。仕上げに磯の香りが漂うきざみ海苔がトッピングされた。


『おじさん!ひとt...』


と何か言うとした瞬間に、誰かがカツイの右耳を強く引っ張る。


『イタタタ、何すんだよカイン』


『お金も無いのに勝手に頼まないで。』


カインはそのままカツイの耳を引っ張りながら、ようやく噴水にたどり着く。


『もう行ちゃったかな。 』


『まだ痛いや。そういえばルイは?』


右耳を触りつつカツイは言った。


『ここの辺りにいるって言ってたんだけど..カツイが寄り道するから、ルイもう行っちゃったね。この様子だと…』


『そうか...それでここに来た理由は?』


『もう...まぁまだ私たちは戦い方を知らない。』


『うん。』


『だから、戦い方のレッスンを教えてくれるんだってそれもタダで教えてもらって、レッスンの最後には武器が支給されるんだって…。』


『どこで教えてくれるんだ。』


するとカツイ達のシラベルが


『ピピ...ピピ…ピン。』


と音がするカツイはシラベルを確認した


《…ただ今新しい情報が追加されました。本日から戦い方のレッスンが無料で受けられます。参加条件は、新人のみとさせていただきます。自分の扱いたい武器を選択して貰えば、そちらまで誘導させてもらいます。》


『カツイはなんの武器にするの?』


『俺は当然、剣だ。』


『私はそうだな。子供の頃に魔法使いになりたかったから、魔法を覚えようかな。 』


三人はしばらくの間だ、離れることになった。カツイはナビの通り進んでいくと們にたどり着き、そこには門兵が立っていた。


『貴様なんのようだ。 』


『ここに来れば、剣術を教えてくれるから来たんですけど。 』


『入りたいか。 』


『まあ、入れてくれるなら』


門兵はいきなり、持っている槍をカツイの顔を目掛けて放つも、顔を手前で槍の先が止まる。しかしカツイは微動だにしない。


『これでおしまい?。』


『…合格らしいな。だがな、この先はこんなもんじゃない。


『分かってるさ、そんなのは…。』



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