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ハーレムなんかほしくない  作者: シャドウ
俺のうんざり学校生活 〜家でも学校でもうんざりする〜
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番外編⑥ とある一ノ瀬家のスマホ事情

かなり久しぶりの投稿となりましたー

忘れてしまってた人も新規の人もちょっとでも喜んでくれたら嬉しいです


俺はずっと考えていたのだ

そうそれは


「バイトしよう!」


俺の高校生生活で足りないのはそう社会経験だ

そうだろ?昼は学校、夜は三女たちの世話、毎日これの繰り返しで生きてる気がしないよーーー(ってギャグ昔なかったっけ?)

それはそれとして、高校生から与えられる「働ける権利」というやつだ

そういや透のやつも

「バイトしたら女の子と出会えるし、お金も貰えて一石三鳥だ」って言ってたしな(三鳥の三つ目は不明だが)


そうと決まったら調べてみるか

俺はスマホで求人バイト情報サイトを見てみる

色んな職種が豊富で目移りしてしまう


そういや俺の特技ってなんだろうか?

せっかく仕事するなら得意なジャンルで選んだ方が飽きないし仕事も覚え易いだろう

と、考えてはみたものの・・・


俺の特技ってなんだ?

特別頭がいいわけでもない

顔が良いわけでもない

運動が得意なわけでもない


ザ・普通のいち高校生じゃないか・・・

いやいやそんなことはないだろ

ここは三女たちにも聞いてみるか(あんまり聞きたくはないがな・・・)


リビングで雑誌を読んでいる夏姉が暇そうだから聞いてみるか


「あん? 和樹の得意なこと?」


「そうそう 夏姉からみて俺の特技ってなんだと思う?」


夏姉は俺の顔を一瞥して一言


「年の数だけ童貞 以上」


は? それだけ?

っておいおい! それは確かにそうだけど、それって特技でも長所でもなんでもないし!

それにあからさまに言われると腹が立つ、そういうこと聞いてんじゃねーよ

と・く・ぎ だから いつもいつもバカにしやがって

とは言わず


「な 夏姉 それは特技って言わないだろ 俺が得意なことを聞きたいんだよ 側から見た俺の特技をさ」


「うるせーな! こっちは貴重な休日を楽しんでるんだよ! 邪魔すんじゃねぇ」


なんだよ!けち姉が

とかなんだかんだと騒いでいると


「うるさいわねぇ 何なの?昼間から」


と柚季がリビングに現れて原因を聞いてきた


「柚季はどう思う? 俺の特技って?」


「はぁ? 特技?」


そう言った柚季の目はいかにも底辺のクズが何を言ってるのとでも言いたそうな目でこう言った


「底辺のクズが何言ってるの? クズ兄の特技なんてクズ意外に何があるっていうのよ クズはクズでしかないでしょ」


こいつ俺が思ってたことをそのまま言いやがった・・・

一応兄貴なんだぞ いつもいつもお前の靴やら体操着やらを洗濯してやってるのは誰だと思っていやがる

こんなわがまま妹がなんで男子に人気があるのか理解できねぇよ

家だとこんな口悪いやつなのに

とは言わず


「柚季までそんなこと言わないで教えてくれよ」


と三人で話し込んでいると


「どぉしたの〜 珍しく仲良くお話しなんかして〜」


と瑞希までリビングにやってきた

相変わらず手にした文庫本にはしっかりとブックカバーをしてある


「良いところに来た瑞希 夏姉と柚季は参考にならんからお前の意見を聞かせてくれ」


「いいよ〜♪ で、何が聞きたいの?」


と瑞季は天使の笑顔で俺の声に耳を傾けてくれた

そうだよな瑞希 お前だけは兄さんの味方だよな

いつもは笑顔でボディブローかましてくるが

とは言わず


「実は俺の特技は何かないか?って話てたんだが 瑞希はどう思う?」


ん〜 と右手の人差し指をほっぺたにつけながら考えていると

あ!と何か閃いたように声をあげて天使の笑顔でこう言った


「クズ兄さんの特技はないからクズ兄さんなんだよ 今更それに気づけないのって本当クズだよね もういっそのことSNSで私がクズ中のクズがここにいますって公表してあげようか」


おーーーーい 妹! 今とんでもないことしれっと言ったよこいつ

そんな天使の笑顔で怖いこと言わんでくれ!

今SNSって怖いんだぞ ちょっとのことでバズって(言い方あってるよな?)住所とか特定されて大変なことになるんだぞ!兄さんを犯罪者のようにしていいのか?


俺がポカンとしていると


「そうそう SNSっていや 私フォロワー 1000人達成したぜ どうだ 羨ましいだろー」


「はぁ? 夏姉のツ○ッターってなんか下品じゃん よく3サイズとか載せられるよね どうせ変態しかフォロワーいないんでしょ」


と夏姉と柚希がSNSについて話始めた

俺の特技相談はどうなったんだか


「はぁ? 男なんてどうせエロしか興味ねぇだよ 見てみろ 『姉さん結婚してほしい』 『デートしてください』って群がってきて大変なんだから」


と夏姉は言うものの満更でもない様子だ


「つかフォロワー1000人とかどーってことないし そんなので満足しているようじゃ夏姉もまだまだね」


と柚季は自信満々そうに言い返す


「見てみなさい! 私のフォロワーの数を!」


と腰に手を当ててスマホの画面を俺たちに見せてきた

一、十、百、千・・・万!? 23500人!?

すげーーー 柚季のアカウントは俗に言う万垢ってやつか?

身近にこんなやつがいるなんて知らなかった・・・


「どう? この天才美少女柚季様のフォロワーの数は! さぁ平伏しなさい」


柚季のやつめ!偉そーに! たかがツ○ッターのフォロワー数じゃねーか(羨ましい)

俺のフォロワーは4人・・・しかも全部知り合いのみ(そーだよあいつらだよ学校のあいつら)

だけだってのに


「すげーじゃん柚季 やっぱり私の妹は違うねぇ 姉さんは嬉しいぞ こんなに人気のある妹を持てて」

「夏姉も頑張ってるほうだよ 今度フォロワーの増やし方教えてあげるね」



教えて教えてぇとキャピキャピ女子トークをしている二人を見ながら瑞希が不適な笑みを漏らしているのを

俺は見逃さなかった


「瑞希 何だよ その不適な笑みは・・・」


「ううん 何でもないよ♪ 平和だよね〜♪ 夏希お姉ちゃんのフォロワーは1000人、柚季お姉ちゃんは23500人かぁ ふふ平和な数だよねぇ♪」


と不適に笑いポケットからスマホを取り出して画面を操作し、ポイっとスマホを夏姉たちの前に投げた


「ん? おい瑞・・・ え??」

「どうしたの?夏・・・ え???」


二人してどうしたんだ?瑞季のスマホには何が映ってるんだ?


二人はスマホを投げ出して瑞季に抱きついた

床に置かれたスマホを見るとそこには瑞季のフォロワー数が・・・


一、十、百、千、万・・・ひゃく・・・


これ以上言うのも見るのも怖いからみんなのご想像にお任せします

忘れてたあいつが教祖様だってことを・・・

もはや瑞希教は日本を越えてグローバル化してたのか・・・



こうして俺の特技の話やバイトのことなんてなかったことになりまた一日が終わるのだった

久しぶりに三女たちに会えたけど書き始めたら自由にしゃべり出す三女たちでした

書いていて楽しかったです

ちょっと立ち寄って頂いた方久しぶりの方喜んで頂けたら幸いです

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