表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハーレムなんかほしくない  作者: シャドウ
俺のうんざり学校生活 〜家でも学校でもうんざりする〜
PR
81/109

委員長教壇に立つ

話は変わって……


はて?

ではどうぞ(笑)

学校行事

それは学校に通う生徒たちが参加する学校をあげてのイベントだ

何を当たり前な事をと言うなかれ

学校行事はいわば強制参加イベントだ

しかも次の学校行事は俺の一番苦手中の苦手イベントである「体育祭」ときている


運動が特別苦手というわけではないが、みんなで汗をかいて得点を争い、必死で競技して、応援して……

なぜに疲れてまでそんなことをしなくちゃならんのか俺には理解に苦しむ

小学生や中学生の時はそこそこ真面目に参加していたが高校生になってまでそんな疲れるような行事には極力関わりたくないのだ

それに団体行動というやつが苦手なのである

そんな行事がもうじき行われるのだ


今はホームルーム

教室内では委員長とお供のAとB(安部と馬場だったか?)が体育祭の係決めをしているところだ


「では馬場さんに書いてもらった係を今から決めていきたいと思いますが立候補の方いますでしょうか?」


委員長が教壇に立ち立候補者を募るが案の定手を上げる者などいない

そりゃ誰だって面倒なことに自ら首を突っ込みたくないもんなとか思っていると


「みなさん 本当に立候補しなくてよろしいのですか? これは学校行事 みなさんはそれに参加しなければなりません 係も同じ やらなければならないことなのです よろしいですか? もう一度聞きます 立候補する方はいませんか?」


ど どういう意味だ今の?

委員長のやつまさか

と思っていると


「あー ダルい 俺やりたくねーよ係なんて お前もだろ和樹」


とそんなことわざわざ言葉にしなくてもわかることを言ってくるのが透だ

こいつとことんバカだな

今の雰囲気で私語はマズい

俺を巻き込むなバカが!


「そこの斉木 あなたは生徒会による競技補佐兼クラス内競技準備係を命じます!意義は認めません 馬場さん一つ埋まりましたので斉木の名前を書いてください」


となぜか生徒会の係も兼任させられるという

命令が下る


「な! 委員長それはないだろ……」


透がぶつぶつ言うが決定が覆ることはない

やはりそういうことか委員長のやつ

立候補制から指名制に変更しやがった


「時間の無駄は省きたいので、では残りも決めていきましょうか」


腕組みの体制を崩さず右手の指で曇った眼鏡の位置を直す

眼鏡キャラがよくやる例のポーズだが委員長がやるとクラス内の空気が冷やりとする


さてどうする?

俺が考えているうちに


「はい 私プリント係やります」


「俺点呼係やる」


と立候補してくるやつらが現れた

しまった!先を越されたか!

指名される前に手を上げてなるべく関わりの薄い係を狙おう

大体の係が3名体制で10係ある

どれだ?どれにする?

仕方ない手を上げて委員長に当てられてから考えるか

今は時間がおしい

サッと俺も手を上げた


が、おかしい

委員長のやつ一向に俺を当てない

どういうつもりだ委員長のやつ


「中々当たらないね 一ノ瀬くん… 神崎さん何か考えでもあるのかな?」


と隣の東條さんにまで心配されるほど残りの係は少ない

ちなみに東條さんはプログラム印刷係になった

さっきのプリント係と何が違うんだか

そんなことより俺のことだ

なんで当ててくれないんだよ


と結局最後の最後まで当てられなかった俺は委員長に物申すことにした


「委員長どういうことだ? 俺はさっきからずっと手を上げていたのに後から手を上げたやつばかり当てて

理由を聞かせてもらおうか?」


「おい 一ノ瀬! お前神崎さんのやり方に文句があるっていうのかよー」


「そうよ! 一ノ瀬のくせに神崎さんに逆らおうっていうの?」


AとBが(安部と馬場だったか?)横から口を挟んでくるが委員長がサッと左手でそれを制止する


「では説明しますわ 一ノ瀬くんには私と同じ体育祭実行委員をやってもらいます」


なんだと?

よりによって一番関わりのない係どころか実行委員だと!


「理由は言うまでもありません」


「どういうことだ? 説明になってないんだが」


言うまでもないだと本当にどういう理由なんだ

俺に心当たりなど……

ま さ か……


「ようやくわかりましたか一ノ瀬くん 先日遅刻しましたよね? よりにもよってまたしても小テストの日に」


くっ 確かにあの日は……

遅刻した日、委員長はその日の前日生徒会の仕事が残ってしまいいつものように迎えに来れないと連絡があった 俺は毎朝早起きが習慣付いている為委員長が迎えに来なくても当然起きる自信があった為遅刻なんてするはずがないと思っていた

だがしかし、そんな日に限って三女たちの注文が多くみごとに遅刻となってしまった…

って言っても10分くらいだったのに…

委員長のやつ散々説教したくせにまだ足りなかったのかよ


「た たしかに遅刻したけどそれと係決めには関係ないだろ?」


「意義は認めないと言ったはずです もう決まったことなのですから他のみなさんと同様一ノ瀬くんは実行委員をやってもらいます!」


くそがー

委員長のやつ逆恨みもいいとこだ


そんなこんなで俺は委員長から逆指名を受けて体育祭の実行委員をやることになってしまった…


委員長と実行委員会なんて不安しかないんだが

そんなことを思っている俺を尻目に

委員長が一人不適な笑みを浮かべているのには気づくはずもないのだった





ついに新章のメインイベントの1つが始まろうという話でした


ブクマして頂いた方ありがとうございます

ちょっと立ち寄って頂いた方もありがとうございます。少しでも気に入って頂けたら幸いです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ