放課後①
委員長と和樹が接近?
みたいな話しです。
俺はソソクサと帰りの支度に勤しんでいる
理由は委員長から逃げる為だ
冗談じゃねーよ 朝からあんな説教受けたってのに、放課後もまた説教されたくねーもん
ここは逃げるが勝ちってことさ
「一ノ瀬くん 逃がしませんよ」
と、俺の真後ろから委員長の声
「うわ! 委員長いつの間に背後に?忍者かよ?」
何の気配も感じさせないとは、委員長はマジで忍びの者かと思う
「何を馬鹿なことを言っているのですか?それに私は女の子なんですからせめてくノ一にして下さい」
いや、突っ込むとこそこじゃないよね と思いつつも俺は委員長に平謝りをする
「委員長、朝のことは本当にごめんって 確かに遅れた俺が悪かったよ」
「朝の件はもういいです 放課後お手伝いして下さいとお願いしましたよね?」
いやさ その眼球全く見えない眼鏡から見られてると思うと背筋がゾッとするんですよ
つかどんな仕様な訳?
「いいから、多目的教室まで行きましょう 道中内容は説明しますから」
俺はもう逃げられないと渋々委員長と多目的教室へと同行する
「手伝ってほしいことは、資料を生徒会室まで運んで欲しいのです 簡単ですよね?」
「そっか 委員長は生徒会だもんな わかった 俺で良ければ力になるよ」
「一ノ瀬くんに手伝ってほしか……」
委員長がブツブツと何か言ったようだが、声が小さくてよく聞こえなかった
何て言ったんだろ
よく聞こえなかったので、俺は仕方なく別の話題を振ってみた
「委員長ってホント委員長って感じだよね 中学時代も委員長やってたの?」
委員長はかぁっと頰を赤くして言った
「い 委員長って感じってどういう事ですか? そりゃあ中学時代も委員長やってましたけど貴方に関係がありますか?」
委員長は歩く速度を早めて多目的教室へと向かって行った
俺何にか気に触る事言ったかな?だってその眼鏡で威嚇するとことか委員長中の委員長っぽいじゃん
とか考えてるうちに、目的地に到着した
「い 、一ノ瀬くん そこの段ボールを全部生徒会室に運んで欲しいのです!わかりましたか?」
委員長は相変わらずソッポを向いたまま指示を出す そんなに怒るような事言ったかな?
「はいはい わかりましたよ にしても随分あるな 何の資料なの?」
「そこの段ボールは全部去年の年間行事の資料です 毎年使ってはここに保管して、この時期からまた生徒会室に運んで参考にするってわけです」
「へぇ そうだったんだ 俺、生徒会の事は全然知らないから、こんなに資料作りしてるのも初めて知ったよ」
俺は段ボールに入っている資料を適当に読んでみる
本当だ これ去年の文化祭資料だ 細かく書いてあるな 出し物から責任者、予算、使う材料まで事細かに書いてある
「へぇ 本当に資料だ こんな細かいとこまで記録してるなんて、全く知りもしなかった」
「ふふ でしょ?これでも生徒会は全校生徒の為に働いてるんですから 」
なんかいつもの委員長とは違う一面を見てるみたいだ
委員長も普通の女の子みたいに笑うんだなって素直に思ってしまった
あれ?委員長のプロフ載せてない!
次回絶対書きます
感想等あればお願いします。




