透の悩み事①
久しぶりの男子トーク的な話です
さてさて
今は昼の弁当タイムが終わり各々午後の授業が始まるまでの束の間の休憩時間だ
「はぁ… 和樹 聞いてくれよぉ」
と俺に話かけてくるのは毎度お馴染みの
斉木 透だ
「なんだよ また彼女ができないとかそんな話だろ? お前は他に考えることないのか」
まあ親友とも呼べる透の話は毎回同じような話の為今回もそういう話なのだろうと思って言ったのだが
「和樹さぁ 俺が毎日女の子のことばっか考えてると思ってねーか?」
いやいやその通りだろ
お前の小さい脳ミソには女の子のことばかりじゃないのか?
「実際そうだろ お前が勉強のことで悩んでるなんて聞いたことがないからな」
昔からそうだがこいつが勉強のことで悩んでるところを見たことないし、相談も受けたこともない
そういやこいつよくこの高校入学できたよな
透の成績は下の中くらいだ(俺もこいつのことは言えんがこいつよりはいいほうだ)
毎回赤点スレスレギリギリセーフだし
いや、逆にすげーのか? 一応それで進級してるしな
と余計な事を考えていたが
「お! さすが親友 まさにその事で悩んでるんだよな」
な なに!?
透が勉強のことを悩むだと?
「と 透 大丈夫か? 気は確かか? お前が勉強のことで悩むなんてそんなことあるわけないだろ! お前は腐れ脳筋ヤローなんだぞ? 頭大丈夫か?」
「おい和樹! 今のセリフ後半に行けば行くほど俺のことバカにしてねーか? 俺だって勉強大事だって思ってんだよ」
こいつ目がマジだ……
本気で今の俺のセリフを否定してやがる
どうしたというんだ?
こいつまさか勉強してジ○ン公国独立を目指してるのか?
いやさらにコ○ニー落としとかしようと……
「トリップ中すまんが、俺は真面目に相談したいんだが」
しまった
つい最近見てた某ロボットアニメにトリップしすぎていた……
認めたくはないものだなってね
テヘペロ
「おい和樹 お前顔がヤベーことになってんぞ 気持ちわりぃな んなことより聞いてくれって」
「あぁ 悪い お前が勉強の話なんて言うもんだからさ」
「たく バカにしやがって 実は……」
と透が話始めようとした時に
「一ノ瀬くん 午後の授業も頑張ろうね もしわからないところがあったら私がゴニョゴニョ…」
と最後のほうはまったく聞き取れなかったが
俺のクラスの委員長、(神崎 千恵さん?ちゃん? 俺には名前で委員長は呼べん委員長は委員長だ)
が話かけてきた
「あぁ がんばるよって委員長何か俺に用?」
「え? い いいえ 用と……いうわけじゃないんですが…… そ そう! 斉木! 今日も放課後生徒会の資料整理手伝いなさい! あなたに平穏な学生生活はないんですからね わかりましたか? と というわけで失礼しますわ」
「はーい わかりました 委員長さまぁウフ」
なんだ透のやつ気持ち悪い声出しやがって
「なぁおい聞いただろ和樹 委員長の今の」
「ああ 聞いたがそれがどうした? お前に生徒会の手伝いをさせようって話だろ 何かあるのか?」
今の委員長のセリフ?
単なる雑用要員に言ったセリフじゃないのか?
あのプールでの出来事以来こいつは下僕のように使われてるからな
チッチッチと人差し指を振りながら(もはやこのポーズはこいつくらいしかやらないだろう)
「わかってねーな和樹くんよ」
君づけすんなキモいわ
なんなんだよ
「なんだよ つかさ さっきの話はどうなったんだよ?」
俺はこいつのもはやキザという言葉さえ死語であるに加えてダサポーズに突っ込みすら入れず話題を戻す
「おう そうだな 実は委員長にも関係あることなんだよ」
ん? どういうことだ?
透と委員長?
まったく結びつかんが
「あのな 最近委員長とご一緒してるじゃないかぁ でなでな委員長が言ったんだよ 勉強ができない人は嫌いです! って 俺萌えちゃってさぁ」
そこ燃えるとこか?
詰られてるんだよな?
どこに燃える要素があるんだ?
「ちょっと待て透 委員長に詰られたから勉強しようって燃えてきたってことか?」
「そうなんだよ あの言い方に萌えちゃってさぁ だから勉強しないとって思ったんだよぉ」
よくわからんがまあこいつに勉強しようって気にさせたのはさすが委員長だな
「で? 相談ってのはなんだ?」
ようやっと本題に入ろうというところだ
今回は初期のように短めでした
そういえば和樹がアニメネタを妄想するなんて初めてかしら?
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