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ハーレムなんかほしくない  作者: シャドウ
俺のうんざり学校生活 〜家でも学校でもうんざりする〜
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71/109

始業式の朝①

ここから新章です

今回は視点を変えて

みたいな話です

今日は始業式

時刻は朝3時55分

目覚まし時計より5分も早く起きてしまいました

それもそのはずです


「だって今日からまた一ノ瀬くんと一緒に学校行けるんですもの 」


私はベットから起き上がり学校へ行く準備に取り掛かる


「夏休み前には朝6時に迎えに行ったら一ノ瀬くんちょっと引いてたから、今日からは7時に迎えに行くっていう約束は快諾してくれてよかったですわ あーいけない! そんなこと考えていたらもう10分も経ってしまいました 急がなくちゃ!」


私は急いでご飯を食べ、着替えをすまし(まあいつもの学校の制服ですけど)改めて鏡で自分の状態をチェックする


おっといけません 眼鏡を忘れていました

実はプールの時コンタクトって皆さんには言いましたが、この眼鏡に度は入っていないっていうのは私だけの秘密です

どうしても顔を見られているという視線に昔から慣れなくて……

そういう理由もあってこの眼鏡を選んだのですが、で でも

特に一ノ瀬くんから見られると。。。。 あー 私は朝から何を考えているのでしょうか

明らかに赤くなっている顔を隠すように私は眼鏡をかける


「こ こんなこと考えてる場合じゃないです 早く向かわなくては!」


私の家から一ノ瀬くんの家まで電車で10分の距離なのですが、今の時刻は4時40分

早すぎましたか……ね ま、まあ気持ちが高ぶっていたのでしょう

私は歩いていくことにしました


ジョギングをする方、犬の散歩をしている方と朝からみなさん早起きで素晴らしいです

私もその中の一人かと思うと自然と歩みのスピードが早くなってしまいます

あー 今日からまた一ノ瀬くんと一緒に登校ができるんですね

授業も一緒に受けれるんですね

嬉しすぎます

また生徒会の仕事も一緒にしてくれたりして、うふふ


そんな事を考えていたら、あっと言う間に一ノ瀬くんの家の前に着いてしまいました

さあまた一緒に登校しましょうね

インターホンを押す前にふと腕時計を見ると



5時30分……


は は は 早すぎましたーーーー


流石に7時の約束で4時半に起きる必要はなかったですね……


「時間配分ができない女性なんて一ノ瀬くん好きじゃないですよね…… 頭を冷やして来ます……」



それから私は一ノ瀬くんの近所を彼此20周くらいグルグルと回り続けて


「そ そろそろですね…… 何だか朝から疲れてしまいましたが、 コホン では」


ピンポーンと一ノ瀬家のインターホンを押すと


はーい と一ノ瀬くん本人が出てくれました


「わ 私です 神崎です 今日からまた登校………」


あぁ 委員長おはよう! 最後よく聞こえなかったけど今行くから待ってて

と返事が返ってきたので私は玄関の前で待ちます

はぅ…… また肝心なところが上手く言えませんでした


ガチャとドアが開き、制服姿の一ノ瀬くんが出てきてくれました


おはよう委員長 ん? なんか朝から汗かいてるように見えるけど今日そんなに暑い?


「ち 違うんです これは汗なんかじゃありません 雨です! 雨! そんなことより行きましょう!」


え? 今日雨なんか降ってたっけ? 洗濯したときは朝から快晴だったけどな


と一ノ瀬くんは言ってましたが

朝からご近所を20周も歩き回ったなんて悟られては決していけないのです

これは私と読者さまだけの秘密ですからね!


今日から学校かぁやっぱり初日はだるいよねとか

今日は朝ごはんはちゃんと食べたの?とか

今日からまた生徒会での仕事大変になるよね?とか


一ノ瀬くんは私に気を使って?色々話しをしてくれるのですが、顔を見られてるかと思うと恥ずかしくて一ノ瀬くんとの会話どころじゃないんです

私はそっぽを向いて相槌だけを打って淡々と、はいとかそうですねとか単発に答えてしまいます

あー 私のバカ! そうじゃないでしょ! でもでも…… ムリなんですぅー


としばらくはこの一ノ瀬くんとの楽しい?(私はそれどこじゃないのですが)登校途中にあろうことか



あ! かずちゃーん おはよう!



と角を曲った所でまさかの深雪さんに出会ってしまいました

どうしてですか? この時間なら深雪さんには出会わない時間なはずです

おかしい、どうしてとか考えている側で深雪さんはあろうことか


おい深雪くっつくなって! 勝手に腕に手を回してくるんじゃない! それと ちゃん付けはやめろ!


いいじゃん!いつものことなんだし私はノープロブレムですって でねでね昨日読んだラノベがね


と、なんかイチャイチャしだしたじゃありませんか!

ちょっと何なんですかこの娘は! 人の目ってものを考えないのですか? 年頃の女の子でしょう深雪さん!


そして私をそっちのけにして歩いて行ってます

待ってー そうはさせないんだから!


「お おはようございます 深雪さん 今日はとても早起きですのね?」


あー 千恵ちゃんもいたんだ おはようー でね 昨日読んだラノベの主人公のバトルシーンがさー


いたんだ おはよう? いたんだ…… ですって?

馴れ馴れしく一ノ瀬くんに触って…… わ 私も触りたい

じゃなくて!

これは負けていられません!


「深雪さん ここは公道ですよ そんなみっともないことしないでください 同じ制服なんですから私まで軽い女だと見られてしまいます それに一ノ瀬くんも嫌がっているじゃありませんか ほら 早く離れてください 一ノ瀬くんもそう思いますよね?」


あ あぁ そうだな 委員長には逆らえん ほら深雪 言う通りにしろって


と言ってくれたのでブツブツと何か言っていましたがようやく離れてくれました

これで一安心です

私たちは横並びになって再度歩き出しました

深雪さんはラノベがどうのアニメがどうのとマンガの話しばっかりで私にはさっぱりわかりません

なにが楽しいのでしょうか? そもそもラノベって何ですか?

まったく女の子だったら音楽の話とか勉強の話をするのが普通じゃないんですか?


その間も一ノ瀬くんは気を使ってくれて?私に話かけてくれましたが相変わらずの態度を取ってしまいしばらくすると


おはようー 一ノ瀬くんーー


と後ろからまた知っている声が……

後ろを振り返るとやっぱり見知っている顔の東條さんです


あぁ 東條さんおはよう きょ 今日は前よりス スカート短くなってない?


ちょっとかずちゃんどこ見てんの? この化け猫! かずちゃんに色目使ってんじゃないわよ!


うるさい痴れ者! そうなの ちょっと短くしてみたんだ どうかな一ノ瀬くん?


あぁ いいと思うよ 東條さんスタイルいいし


ありがとう 一ノ瀬くん


この娘もなんて格好をしてきたのでしょう(制服ですが)

ここは委員長として注意が必要ですね!


「東條さんおはようございます そのスカートの丈についてですが、これは制服です 私服ではないのですよ! ましてや女の子としてそんなに足を出すなんて恥ずかしくないのですか?」


あー 委員長いたんだ おはよー 一ノ瀬くんが気に入ってくれてよかったー


いたんだ? またしても


きぃぃ それにこの時間なら東條さんにも出会うはずないのに

そもそもあなたは反対方面のはずでしょ! どうしてこっちの方向からくるのですか!

まったく 二人して私の邪魔をしたいのでしょうか?


ど どうしたの委員長? 学校行かないの?


と優しい一ノ瀬くんが声をかけてくれました

あぁ 一ノ瀬くん す す…… 言えませんーー


と私たちはいつものメンバーで学校に向かうのでした


二人には負けませんからね!





今回は委員長のお話でした

お次は?

不定期ですが頑張りますのでこれからもよろしくお願いします

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