朝の一場面
ようやく兄弟が全員揃った朝食場面です。
「「「ごちそーさまでした」」」
三女達は声を揃えて唱和する こういう時だけ息ピッタリだな、おい
「はい お粗末さまでした」
俺は食器を下げながら、それぞれにマグカップを差し出す
「夏姉はコーヒーブラック、柚季は紅茶、瑞希はホットミルク」
「おう」
「サンキューかず兄!」
「ありがとう和樹兄さん♪」
ここまでの会話なら、普通の朝食の場面だが
「おい和樹。 コーヒー味薄すぎ」
「かず兄 紅茶はもっと甘くしてっていつも言ってるじゃない!」
「和樹兄さん ホットミルクの温度はもっと適温にしてっていつも言ってるのに」
だーーー!何なんだよ!人が善意で其々の好みの飲物入れてやったってのに!出る言葉がそれか!
いつもありがとうぐらい言ってもバチは当たらんぞ!
とは言わず
「はいはい すいませんでした 以後気をつけます つーかお前ら時間大丈夫じゃないぞ」
俺は何とか気持ちを抑えて、時間を気にする。時刻は8時10分を指していた
「やべー そういうことは早く言えってんだよ! この和樹め!!」
「私はダッシュで余裕ね!」
「私は道中ご老人をお助けする予定だから♪」
瑞希 意味わからんぞ そんな都合よくご老人困ってないと思うぞ
三女たちはドタバタと玄関を出て行く 俺は火の元と戸締りを確認して最後に家を出る
「ふぅ やっと一人になれたか 俺も急がねぇと遅刻だ」
あーやっとバカ姉妹から解放されたと思いながらも学校へと急ぐ俺
駆け足で学校へと急ぐ俺の前に、余裕綽々で歩く柚季が見えた
「おい柚季 そんなにのんびりしてて間に合うのか?」
「かず兄 家以外で話しかけないでって言ってるでしょ! ウザいから早く行って!どうせ追い越すから」
「くっ わかったよ 遅れんなよ」
本当に可愛くない妹だ ちょっと顔が良いからって調子に乗りやがって
せっかく優しい兄貴が心配してやってるっていうのに
柚季に悪態をつきながら追い越し、十字路を曲がったところで声を掛けられた
「かずちゃん〜 おはよう〜」
ちっ 朝からまたうっとうしいやつに出くわしちまった
次回幼馴染登場です。
ベタですが頑張ります。
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