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ハーレムなんかほしくない  作者: シャドウ
俺の夏休みの過ごし方
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39/109

行き先決定!

「さて、話を戻すぞ。本題はどこのプールに行くかってことだ、だよね?委員長」


と透が委員長に同意を求めると。


「そ、そうですね。一応クラスを取り仕切っている立場としては、まずみなさんの意見も聞きたいところですね」


なぜか委員長が全然関係ない所でリーダーシップを発揮する。


「はーい 島田園とかいいと思いまーす。カップルや家族連れに大人気だし」


東條さんがノリノリで意見を言う。

確かに島田園は昔からのプールの定番といえば定番の場所だ。

何年か前に改装工事してアトラクション系が増えたんじゃなかったかな?


「はあ?化け猫は黙っててよ。プールといえばサンサンランドに決まってるじゃん!毎年の利用客が前年越えってテレビで言ってるの知らないの? あ?そう言えば、化け猫は田舎暮らしが長かったんだっけ?」


「何だと?痴れ者が、その舌を今すぐ引っこ抜いてやろうか?」


深雪と東條さんがまたバチバチと火花を散らし始めたが、それを委員長が制する。


「ちょっと貴方達いい加減にして下さい。私の左右で言い合うのは迷惑です。喧嘩なら外で思う存分して下さい! い 、一ノ瀬くんもそう思いますよね?」


え? 俺? いきなり俺に振られてもと思ったが、ここは委員長の言う通りだな。


「確かに委員長の言う通りだ。深雪もそんなに東條さんに突っ掛かるなって。東條さんも深雪の挑発に乗っちゃダメだって。一応俺たち幼馴染なんだし。な?」


「言われるまで気づきもしなかったくせに。ふーーんだ」


ま、まあ深雪の言う通りなんだが……。ホント今日の深雪は機嫌が悪いな。


「そこの痴れ者と一緒にしてほしくないな。でも委員長の言う通りだから、その、ごめんなさい」


と東條さんはしおらしい 態度でみんなに謝罪する。

でもなんだか嘘くさい感じがするのは俺の気のせいだろうか?


「んで? 島田園とサンサンランドの他に行きたいプールあるか?」


ちょいちょい忘れられる透が他の意見を聞こうとするが、

正直俺としてはどちらも行きたくないんだが。


「おい和樹。お前今、どっちも行きたくねーとか思ったんじゃねぇだろうな?」


ビクっ! 透のくせに鋭いな……。その通りだとはさすがに言えなかったので。


「ま、まさか?そんなこと思ってるわけないだろ。どっちがいいかなって考えてたんだよ。と、そうだな。確かすっごいウォータースライダーがあるとこに行きたいんじゃなかったけ?だとしたらサンサンランドの方が今回はいいんじゃないか? 新作ウォータースライダーがあるって話を聞いた気がするし、どうかな?」


「だよね、だよね? かずちゃん分かってるな〜」


別に深雪の意見に同意したわけじゃないんだが、今回はすっごいウォータースライダーがあるところって話だったはずだから結果的に深雪と同じ意見になっただけだ。


「わ 私は一ノ瀬くんと一緒ならどこでもい……」


と相変わらず声が小さくて聞こえない委員長。


「一ノ瀬くんがそう言うなら私はいいよ」


と東條さん。


「おーし! じゃあサンサンランドに決定! じゃ準備もあるだろうから2日後の9時に駅前に集合な!」


と何故かちょいちょい忘れられる透がまとめる。



この時の俺はまだ人生で最大のピンチが訪れるなんて知りもしなかった。

久々の投稿!


やっと行き先が決定しました。


最近ジメッと暑くて嫌ですね……。

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