休日の過ごし方
和樹の休日の過ごし方の話。
しかし?
休日
それは、労働者が一週間働いた体を休める日
それは学生である俺たちも同じ
そう、疲れた体を休める為の日のはずなんだよ本来は!
「おい和樹 これ洗濯お願いな ちゃんとアイロンもかけとけよ? 明日までによろしく〜」
「かず兄 この靴洗っといて〜 明日の部活でまた使うから明日までによろしく頼むわ〜」
「和樹兄さん 制服のボタンとれちゃったからつけてね♪ 明日までによろしくね♪」
はぁぁぁ 朝からこれだよ……
三女たちさ、お前たち一応女の子なんだからこれぐらい自分でやったらどうなのさ? 男の俺に頼むってどういうことなの?お前たちの辞書に女子力って言葉はないのか?
今日は日曜日
国民の休日であるはずの休日は俺にとっては休日でも何でもない、いつもこんな感じで朝が始まるのだ
え? これじゃいつもと変わらないって?
そう 読者様はわかっていらっしゃると思うが、俺にとっては休日もくそもないのだ ただただ、しんどい日なだけ
「ボヤいてても終わるわけないし、仕方ないやるか」
と俺も俺で何故か言われるがままこなしていく
え? たまには三女たちにやらせればいいじゃないかって?
なんだろうな? ついついやってしまうんだよ、仕方なくのはずなんだが
でも家事は嫌いじゃないんだよな
俺が三女たちに押し付けられたものを持ってリビングに行くと、三女たちは各々休日をエンジョイしていた
夏姉はファッション雑誌のまとめ読み 普段忙しい夏姉は休日にまとめて買い溜めした雑誌を読むことが趣味みたいなものらしい
柚季はスマホをずーーーっと弄りまわして過ごしている 最近人気のソシャゲにハマっているらしく一日中飽きもせずスマホとにらめっこしている
瑞希は文庫を読むのが趣味らしい、しかし絶対に本にカバーをかけている為、何を読んでいるかは毎回わかない 時々、でへへと薄気味悪い笑い声をあげる あいつ一体何を読んでいるんだ? 前に気になって聞いたことがあるが、そん時は
「人の趣味に口出ししてくるなんて本当に和樹兄さんはクズ兄さんだね♪」
とマジ天使の笑みで俺にボディブローをキメてきた
それ以来俺は瑞希に本の内容を問うのは辞めたのだ だけど、あの本絶対怪しい内容だと俺は睨んでいる
三女たちを尻目にして、俺は頼まれたものをせかせかと片付けていく
こいつらがしゃべりかけてくるほうが時間ロスになる為、趣味に没頭していてくれたほうが俺にはありがたい
「ん〜 暇ねぇ でもこのダラダラ感がいいのよね おい和樹、飲み物ちょーだい」
「そんぐらい自分でやってくれ夏姉 こっちは忙しいんだよ」
だから話しかけてくるなって こうやって相手してるほうが時間のムダなんだよ
「あ? 誰のおかげで学校行けてると思ってんだよ? 毎日汗水たらして働いてるこの美しいお姉様のおかげってこと忘れたわけじゃねーだろうな? この和樹め!」
この一言を言われると俺は夏姉に逆らえない。確かに俺と下の姉妹たちの学費は夏姉が払ってくれているからだ
「くっ わ わかってるよ コーヒーでいいか?」
「おう よろしくな」
「かず兄、こっちもお願い〜」
「和樹兄さん、私もお願いね♪」
「はいはい、わたったよ」
こいつら、本当自分主義だよな
少しは手伝ってやろうって気持ちは微塵もない
俺は其々に飲み物を入れてやる
「ところでさ、前から思ってたんだけどよ、和樹ってホモなの?」
「はぁぁぁ!? いきなり何言ってくれてんの夏姉! んなわけねーだろ!」
夏姉が突如として俺にホモ疑惑をかけてくる
これが後々面倒なことに発展するとは今の俺には想像もつかなかった
女の子の休日ってどう過ごしているんだろう?
この兄弟たちならこんな感じだろうなと思いながら書きました。
次回、果たして和樹は疑惑をを払拭出来るのか?
読んでくれている方、ちょっと立ち寄ってくれた方、本当にありがとうございます!




