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ウェストニア書史  作者: 熊海苔
序章:黒と白
1/7

開幕

主人公は次回から出てきます

 ここはとあるダンジョンの中である。そこは元はモンスターが占拠していた場所なのだがここ数ヵ月で人がモンスターを駆逐、占拠に今現在至っている。

 しかしながら、人が占拠しているのは第6層まで、以降は未だに侵攻が出来ずに留まっていた。


「それにしても……第7層からのモンスターの強さが異常だわ」


「しょうがないですよ。流石に7層となるとレベルが全く違うんですから」


「ッ…さっそくお出迎えよ」


 彼女達を迎え討ったのはドラゴンの中では中堅的存在のガイアドラゴンであった。

 ガイアドラゴンは全身を岩石と鉱物で固めた強固な甲殻を持ち溶岩のブレスを吐くのが特徴のドラゴンなのだが、彼女達はそれを気にせず剣を引き抜き斬りかかる。しかし弾かれてしまう。


「くっ…硬いわね」


「当たり前ですよぉ~ガイアドラゴンですよ?硬いに決まってます!」


「くっ!ただの剣だと無理か…」


 そういうと背の高い女は腰から一本の剣を引き抜いた。剣は引き抜いた瞬間炎を纏った。

 そして、胸の高さで構えた。


「これでカタが付けばいいのだけれど……ね!!」


 女はガイアドラゴンに炎の剣を振り下ろした。しかし、ガイアドラゴンの強固な甲殻の表面を削り焦がす程度しかダメージを与えられていない。そこへ魔女の少女が雷を放つ。


「効かないです~…」


「くぅ……けれど仲間を呼びに行く時間もないし……ゼロレンジ頼めないかしら?」


「無理です!そんな怖い事出来ませんよ!」


「それじゃあ、ジリジリ削るしかないのよね」


 女は、はぁと息を吐く。が、口では言いつつもガイアドラゴンの攻撃を捌いている。少女はと言うと、魔法障壁でドラゴンのブレスを完全に防いでいるが当の本人はと言うと…


「もう許してくださ~い!!」


 と、展開しつつ頭を抱えて縮こまっていた。背の高い女はその少女を見て溜息をつく。が、隙をついてドラゴンの爪が襲う。


「くぅっ!」


 剣で爪を捌こうとするが、ドラゴンの腕力に人の腕力が勝てる訳もなく壁際へ吹き飛ばされた。背中を壁にぶつけ女は息を詰まらせ咳きこんでいるとドラゴンの牙の間から光が漏れ始めた。


「危ないです!!」


 少女は女の元へ走って行き魔法障壁を展開した瞬間、ドラゴンがブレスを放った。


「うぅ……流石にドラゴンのブレスを受けるのはキツイですね……けれど負けませんよ!」


 魔女の少女は決心したかのように手のひらをドラゴンに突き出して睨みつけた。


 おはこんにちばんわ 熊海苔です。はじめての方は初めまして


 今回も懲りずに新作を投下しました。5作目とか言っちゃってますが連載のは4作目です。


では、本編についてさらりと


まず、ガイアドラゴンについて見た目はクシャルから翼をもぎ取って岩石で厳つくした感じです。生態系については本編内でおいおい出していきます。ガイアドラゴンの大きさは、だいたい5m体重はアフリカゾウ2頭分ほどです。岩やら金属やらがごちゃごちゃ付いているわけなのでそれくらいが妥当かと考えました。


今回はこれくらいで、終わろうと思います。

その他質問や感想もお待ちしています。

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