第6章 祈りが集まる夜 帝都の影 第4話
視察隊はデルミアを後にし、南側ルートの峠道へと向かっていく。
そして――運命の斜面が、目の前に現れた。
峠道に差し掛かったとき、レオナルトは馬上から斜面を見上げた。
「……地盤が、やけに重いな」
数日前までの雨で、土は水を含み、色が濃い。ところどころ岩と土の境界が曖昧になっている。
テオが馬を寄せる。
「団長。足元、滑りやすくなっています。妃殿下の馬車は速度を落として慎重に」
「わかっている。俺が先に行く。何かあれば――」
その言葉が終わる前だった。
――低い、地鳴り。
最初は誰も、それが何の音かわからなかった。
しかし次の瞬間、空気が震えた。
「……今の音は――おい、警戒っ」
レオナルトが後ろのテオとオスカーに言いかけた瞬間。
斜面が、崩れた。
轟音。
大地が裂け、岩と土砂、折れた木々が一挙に雪崩れ落ちる。
「伏せろッ!!」
レオナルトの叫びが、遅れて響いた。
すぐ後ろ走っていたテオとオスカーが、土砂と岩に飲み込まれる。悲鳴も、馬の嘶きも、一瞬で土の中にかき消された。エルフリーデの馬車が、大きく跳ね上がる。
「妃殿下!衝撃に備えてください!」
御者台のルッツが叫び、侍女がエルフリーデを護る様に抱きしめ、エルフリーデは必死に手すりにしがみつく。視界が揺れる。耳がキンと鳴る。
馬車は斜面ぎりぎりで後輪をすべらせながらも、なんとか踏みとどまった。
土煙が晴れていく。
そこには、完全に道を塞いだ巨大な土砂の壁。そして――崖下へと続く、えぐれた断面。
レオナルトは砂塵を払いながら前を見据え、歯を食いしばる。
「……クソッ!テオとオスカーが巻き込まれた!」
自分の後ろを走っていた二騎の姿はもう見えない。
わずかに、壊れた槍の先が斜面の端に引っかかっているだけだ。
エルフリーデの馬車が、ぎこちない動きで止まり、扉が開いた。
「お兄様!」
土埃をまといながらも、土砂の向こうでエルフリーデはしっかりと立っていた。
レオナルトはそれを一瞥し、安堵したように息を吐く。
「エル!無事か!」
「ええ……少し揺れましたが、大丈夫です。お二人は……!」
崖の下を見下ろそうとしたエルフリーデの肩を、ゲルトが押しとどめる。
「危険です、妃殿下!」
レオナルトは状況を一瞬で判断する。
この人数、この装備、この斜面。
いまここで無理に下りれば、二次災害で全員が呑み込まれる可能性が高い。
「……今は降りられない!あの規模の崩落じゃ、どの岩がいつ動くか分からん」
「でも――」
エルフリーデの声が震える。
「お二人は、まだ……!」
「……助けたいのは俺も同じだ!だが、今ここで無茶をして、お前まで何かあったら、あいつにどんな顔をして会えばいい!」
レオナルトはあえて乱暴な言い方をした。自分自身に言い聞かせるように。
それでも、崖下からは何の声も聞こえない。ただ、崩落のあとに残る不気味な静寂だけが、耳を刺していた。
「ゲルト!お前は隊をまとめてデルミアに引き返せ!」
「団長は⁉︎」
「俺はこのまま帝都へ戻る!崩落の規模が大きい!
道の復旧と救助隊の編成には、軍の力がいる!アレクに動いてもらう‼︎」
エルフリーデが目を見開く。
「お兄様、ひとりで……?危険ですわ!」
「今、ここに残っても何もできない!お前がいる以上、誰も崖下に降りられない!わかるな?」
レオナルトの声は冷静だったが、その瞳の奥には悔しさと怒りが燃えていた。
「アレクに知らせれば、必ず動く!あいつなら、軍も技師も全部動員して道を開く!あの二人を見捨てろとは言わない男だ!」
ゲルトに向き直る。
「ここからの隊長はお前だゲルト!ルッツが副だ!他のものは2人に従え!エルフリーデをデルミアの領主館まで送り、絶対に守れ!崩落地点には近づくな。二次崩落が起きたら、今度は全員が落ちる‼︎」
「了解しました‼︎」
ゲルトは胸に拳を当てて答えた。
エルフリーデは唇を噛む。
「お兄様……本当に……?」
「エルフリーデ!」
レオナルトは妹の名を呼ぶ。
「お前は、デルミアで待て!俺がアレクを連れてくる。落ちた二人も、できる限りのことをする!それが“騎士団長”と兄としての、俺の仕事だ!」
「……はい」
かろうじて絞り出した返事に、レオは小さく笑った。
「泣くな!泣くと、あいつがもっとややこしくなる!」
そう言い残し、彼は馬に飛び乗った。
「行ってくる!」
返事も待たず、レオナルトは一気に馬を走らせる。
振り返ることなく、峠道を駆け下りていく背中は、
まるで自分の命を削るような疾走だった。
♦︎♦︎♦︎♦︎
レオナルトは馬を走らせ途中の街で変えながら、一昼夜休まず走り続けた。帝都の城門が見えた時、空はすでに赤く染まり始めていた。
「レオナルト騎士団長!?その顔……一体何が!!」
門番の狼狽を無視し、レオナルトは馬を降りざま叫ぶ。
「陛下と皇太子殿下に至急伝令!デルミア街道で大規模崩落発生!妃殿下の隊はデルミアにて待機中、だが近衛二名が崖下に飲まれた!道は完全に塞がれ、救助も伝令も足止めされている!」
その声は矢となって、王城奥へと突き刺さる。
アレクシウスは報告を聞くや否や、執務机から立ち上がった。
「……崩落?」
泥まみれのレオナルトが深く頭を下げた。
「妃殿下は無事です。だが、道の復旧には数日を要する見込み。自然崩落にしては、不自然な点も多い」
フィンツが眉をひそめる。
「不自然とは?」
「帝都帰還直前に正規ルート上の地割れの報告が入り、書面も印も正式なものに見えた。だからこそ南ルートへ変更した。だが、崩れ方が……本当に自然崩落とも取れるんだが、このタイミング、人の手が入ったことも否めない」
アレクシウスの瞳が鋭く細められる。
(……ゼラニア。国教会。狙いは――やはりフリーデ)
レオナルトは続けた。
「確証はありません。だが、妃殿下が狙われている可能性だけは否定できない」
アレクシウスの胸が、論理を超えて締め付けられる。
「……すぐに軍務卿と道路復旧班を動かせ。崩落地点の調査と巻き込まれた近衛二名の捜索を最優先に。必要な費用は皇室予備費を使え」
「はっ」
フィンツが動こうとしたとき、アレクシウスはふとレオナルトに目を向ける。
「レオ、お前は医務室へ行け。一昼夜走り続けただろう」
「いや、まだ――」
「今お前が倒れたら、エルフリーデが一番傷つく。出発は明朝だ。それまでに体を叩き起こしておけ」
レオナルトは悪態をひとつ吐いた。
「……ちくしょう、そういうところは昔から正しいんだよな」
フィンツが小さく笑いながらレオナルトを促す。
執務室を出る直前、レオナルトが踏み止まり振り返る。
「殿下。後ひとつだけ」
「何だ」
「デルミアで、アルトリヒト自治領の生き残りと思しき老人がエルフリーデを見ていたそうです。ルッツが確認しました。フリードリヒ様という名を口にしかけたとか」
カチャン、と小さく音がした。
羽ペンが机から落ちたのだ。
しかしアレクシウスは拾おうとしない。
ゆっくりと、顔だけをレオナルトに向けた。
「……もう一度言え」
「アルトリヒト自治領の生き残りと思しき老人がエルフリーデ様を見て、フリードリヒと言う名を……」
アレクシウスの表情が一瞬だけ揺らいだ。
「接触は?」
「ありません。ただ、エルフリーデと過去をつなぐ線が、そこまで伸びてきている――ということだけは事実です」
アレクシウスは目を伏せ、小さく息を吐いた。
……まだだ。まだ、彼女には言えない
「……わかった。」
レオナルトが執務室を出る。
アレクシウスは、自分でも気づかぬほど小さく息を乱していた。
この単独公務で何かしらエルフリーデに接触する事は予想していた。国教会の動きも、ゼラニアの意図も。
だが――
アルトリヒト生存者がこのタイミングで現れる未来だけは読めなかった。
それは、アレクシウスの中で「一点の盲点」だった。
(なぜ……この時期に?まだ……その時期ではないはずだ……)
机に置いた手がわずかに震える。ほんの一瞬。天才の鎧に、ひびが入った。
その一瞬――
廊下の陰から、深紅のドレスがふわりと揺れた。
イザベラ・フォン・ゼラニア。
扉の隙間ごしに、そのひび割れた瞬間を見ていた。
(……まあ。これは珍しいわね)
目を細め、宝石のように光る瞳でアレクシウスを観察する。
(天才皇太子が……未来を読み違えて動揺している”。
この隙……逃す手はないわ)
人の気配にイザベラは扉から離れて再び身を隠した。
「本当にその老人は偶然居合わせたのでしょうか……?」
「……その可能性は強い、たが何も証拠はないな。あの領主城に勤めていた者達のその後はあまりわかっていない。きっと皆領主の事を思い、口を噤んでいる。でなければ今頃エルフリーデはここにはいないだろう。もっと早い段階で色んな勢力が奪いに来る。――しかし崩落は想定内だが、レオとフリーデが離れた事は痛手だな。レオナルトがいてこそ完璧な布陣だった。テオとオスカー2人の救出も考えなければ……」
「……想定内?……殿下、どこまで予測してましたか?」
アレクシウスは声を少し落とした。
「……全てと言ったら?ゼラニアが今回仕掛けてくる事は読めていた。恐らく何かしら理由をつけて帰路で足止めされる事も。エルフリーデを奪うには公務が無事にすんで多少気の緩んだ時が狙い目だ。もし奪われても取り戻す自信はある。」
「っ!どなたがそれをご存知で?」
「陛下と皇后。レオは演技が下手だろう?」
そこへ陛下の側近が慌てて入ってきた。
「アレクシウス殿下! 軍務より緊急報告です。帝都内の取り壊し予定の旧教会から──妃殿下の視察工程表と、デルミア北部の地図が発見されました。由来不明の残滓が複数。何者かの工作の可能性があります」
「……ここでか」
「これも想定内ですか。殿下、ひとまず私が確認してきましょう。殿下はレオナルト様とエルフリーデ様救出案を」
そう言って側近とフィンツが部屋を出ていく。
執務室に1人部屋に残ったアレクシウスは椅子にドサっと座り目を瞑る。
全ては私の盤上、予想通りのコマの動き。次の一手は――
そこで執務室のドアがコンコンとノックされる。
「今度は何だ」
「先程から城内が騒がしいようですわね? 妃殿下の視察に教会が関わっていると……本当なのかしら」
柔らかく微笑みながら、イザベラは何気ない様子で近づいてきた。だが深紅の瞳は、情報を値踏みするようにアレクシウスを観察している。
アレクシウスは眉をわずかにひそめた。
「……盗み聞きとは感心しないな、イザベラ殿下」
「まあ。盗み聞きではなくてよ? 殿下の部下は声が大きいのですもの。気の毒なくらいにね」
さらりと毒を含ませながら、イザベラは執務机の前の応接ソファへ歩く。
「妃殿下の視察ルートを誰かが追っているという噂……
少し気になる情報があって。お伝えした方がいいと思って」
アレクシウスの表情が険しくなる。
「……情報とは?」
「ここでは落ち着きませんわね。扉は開けたままにしておきますから、ご安心を。ほら、変な噂を立てられたら困りますもの。ね?」
そう言いながら、半開きの扉にわざと視線を流す。その仕草自体が計算された演出だった。
アレクシウスは短く息を吐き、向かいのソファに座る。
イザベラは地図を広げ、アレクシウスへ差し出した。
「デルミア北部……最近、この辺りで妙な動きを見た商隊の報告があって。教会筋の者たちが不自然にうろついているとか」
アレクシウスは地図に身を乗り出す。
「視察ルートと……重なるな。フィンツが向かった教会からの情報と一致する可能性がある」
イザベラは柔らかく微笑む。
「ええ。心配になってしまって。……あなたの大事なお姫様のことですもの」
その瞬間――
アレクシウスが地図を確認するためにさらに前のめりになり、イザベラも紙を押さえるために少しだけ体を寄せた。
偶然ではあるが―二人の横顔が、ほんの指一本分の距離で重なる。
その時、廊下を通りかかった侍女が、ふと視線を向けた。
扉は半分開いている。開いた隙間からは、アレクシウスがイザベラへ身を寄せている角度が、ちょうど“口づけを交わしているように”見えた。侍女は息を詰めた。
(こ、これは……っ!!)
イザベラは侍女の存在に気づいている。だが――気づかないふりをして、ほんのわずかに頬を染め、はにかむ演技を加えた。それは、見た側に最悪の誤解を植え付ける決定的な仕草だった。
侍女は音を立てぬよう足早に去る。だがその足取りは震えていた。
その瞬間、イザベラの唇に静かな笑みが浮かぶ。
(……完璧だわ。私たちは触れていない。でも、見た側が勝手に触れたと思ってくれる。)
その噂は、数時間もせず城中へ広がっていく。
「見たのよ……!アレクシウス殿下が……ゼラニア王妹殿下と……キスを……!」
「部屋で二人きりだったって……!」
「妃殿下が不在の間に……?」
イザベラは扉越しにそのざわめきを感じ取り、静かに微笑んだ。
(――愛は、触れなくても壊せるのよ。“見える角度”だけで十分。)
翌朝――レオナルトはフィンツと共にアレクの執務室へ。
レオナルトは怒るより先に、呆れた声を出した。
「アレク……お前、城中で妙な噂が流れてる。イザベラ殿下と……かなり親密な姿を見られたってな。エルがいない間に、それもこの大変なタイミングで何やってんだよ!」
「へぇ?」
アレクシウスの、口の端が上がる。
フィンツは眉間を押さえた。
「殿下。噂の詳細は……私からは言い難いのですが……
この執務室で二人きり、かなり近い距離で話していたと、キスをして様にも見えたと」
そこでフィンツがハッと何かに気づいた。
「──あっ殿下!これもですか⁉︎」
フィンツは信じられないという顔をした。1人理解できていないレオナルトが不貞腐れる。
「……どういう事だよ?」
「全て読んでらっしゃるんですよ!殿下は」
「はぁ?全部?どこから?アレク‼︎」
アレクはようやく視線を上げた。天才特有の冷静さで、ふたりを順に見やった。
「噂が広まるように、あえて隙を作った。イザベラは必ず仕掛けてくる。彼女を表に引きずり出すには、こちらが隙を見せたと思わせる必要があった。」
レオナルトが口を開きかけたが、アレクシウスは続けた。
「噂は毒だが、使いようによっては薬にもなる。」
フィンツが眉をひそめる。
「……薬、ですと?」
アレクシウスは短く頷いた。
「俺とイザベラの噂が広まれば──国教会強硬派が焦り、イザベラへ接触を急ぐ。城内の反皇太子派が色めき立つ。
ゼラニアは『皇太子妃が孤立した』と判断して動く。」
机上の盤面を指で叩きながら続けた。
「つまり、敵対勢力の回線が一気につながる。泳がせた方が情報が取りやすい。」
レオナルトが額を押さえる。
「いや……理屈はわかる。わかるがな。お前……もしエルフリーデがこの噂を聞いたらどう思うか……そこまで考えたか?」
「……彼女は、私を信じていると思っている。」
フィンツは深く息を吐いた。
「殿下……そこだけ、唯一の見誤りです。」
アレクシウスは目を伏せて言葉を続けた。
「私は敵に隙を見せる戦略を取っただけだ。実際にイザベラと密会する必要などない。だが、イザベラが仕掛けた罠に乗ったふりをすれば、敵は必ず次の一手を早める。大陸の均衡を揺るがす存在──エルフリーデを奪うために。」
その声には確信と、わずかな悔しさが混じる。
「この噂によって、イザベラは勝てると思っただろう。国教会も、ゼラニアも、反皇太子派も。だからこそ、全員が仕掛けてくる。そして私はまとめて潰せる。」
レオナルトは額を押さえつつ小さく呟いた。
「……アレク。戦略的には正しい。だがな……」
フィンツも苦く笑う。
「殿下。盤上では完璧でも……人の心……妃殿下の心だけは、盤上にありません。」
アレクシウスの瞳が揺れた。
「……わかっている。だが──エルフリーデを守るためだ。」
レオナルトが机を叩く。
「守るためにやってるのはわかる!だがな、アレク!
守るためなら傷つけてもいいなんて理屈は通らんぞ!」
アレクシウスの手がぴたりと止まる。レオナルトは弟を見るように、しかし厳しく言った。
「お前は天才だ。だが敵の心は読めても、エルの心は読めてない。」
フィンツも静かに言葉を添える。
「妃殿下の耳にこの噂が届いたら、きっと殿下を信じたいと思われるでしょう。だが、噂は心を揺らします。…最も愛している相手なら尚更。」
アレクシウスは深く息を吐いた。
「フリーデだけは……どんな状況でも私を信じてくれると思っている。」
レオナルトがため息をついた。
「そこが一番の誤算かもな。アレク。」
アレクシウスはゆっくりと目を閉じ、そして開いた。
「……彼女には、必ず説明する。すべて片付けたあとに。
必ず。」
レオナルトは肩をすくめた。
「全部終わったら殴ってやるからな。覚悟しとけ。」
アレクシウスはほんのわずか笑ったが、すぐに冷静さを取り戻し、低く言った。
「……それと、護衛が巻き込まれたのは読みが外れた。レオ、すまない。帝国の大事な未来ある者が犠牲になったかもしれん」
アレクシウスは表情を引き締める。
「わかってる。……騎士団にしたって、軍の奴らだって、この仕事が命と隣合わせだって事は百も承知だよ。ましてや近衛は皇族を護る名誉ある仕事だ。誰も恨んだりしねぇよ。それに俺だってあの時すぐに救助すれば、まだ助かるかも知れないのに、エルフリーデの安全とお前への報告を優先したんだ。救えなかったのは俺も同じだ。」
「それでも、だ。我々皇族は護られる事に胡座をかいて良い訳ではない。近衛だって、軍部の者だって等しく帝国民だ。皇族は帝国民を護るためにあるのに。だから申し訳無い」
「……そうだな、せめて見つけてやらないと。ただ、エルの目の前で飲まれたんだ、エルの気持ちを考えると辛ぇな。」
この日、軍を引き連れてアレクシウスは帝都を立った。
昨晩のイザベラの罠は完璧に成立していた。しかし、アレクシウスの盤上の上、で。




