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第百九作戦:不死鳥&ヒーローVSバグズ3

ラルデュナが虫怪人と対峙しているのと同じ時刻――


崩れたビルの残骸が無造作に積み重なり、粉塵が薄く漂う戦場。その空の高みから、冷たい視線が投げかけられていた。


漆黒の夜空に浮かぶ、細い三日月。そのわずかな光を背負い、バグズの幹部――トンボ型怪人『ドラゴンフライ』が、ゆっくりと宙を舞っていた。


彼の姿は、まるで精巧な軍用機のようだった。


細いながら鍛え上げられた胴体は、しなやかで無駄のない設計。背中から伸びる四枚の半透明の翅がかすかに振動し、夜気を揺るがせるたびに、薄青い反射光を放つ。


かつての彼とは比べものにならない。


セイリンセキの力を得たことで、彼の肉体はさらに研ぎ澄まされ、飛行速度も格段に向上していた。いまや、空は完全に彼の支配下にある。


その冷酷な双眸が、戦場に佇む影たちを補足した。


「……よォ。」


ねっとりとした声が、夜の静寂を引き裂く。


翅の振動音に紛れ、それは低く、しかし確実に響き渡った。


「久し振りだなァ!犬っころ……」


乾いた月光に照らされた口元が、不敵に歪む。


「そう言や、あのカマホモは元気かァ?」


「………」


「あァ…悪ィ。もう、くたばったんだったなァ♪あははァ!」


廃墟と化した戦場の上空から投げかけられた挑発の言葉は、確実に地上の者たちの耳に届いていた。


その矛先は、朽ち果てたビルの瓦礫の上に立つ二つの影――狼型怪人『オオカミ』と、蜂型怪人『スズメバチ』。


どちらも幹部ではなく、戦闘員として中級の実力を持つ怪人たちだった。


スズメバチは、空から降り注ぐ敵の視線を感じながら、僅かに肩を竦める。鋭い複眼が、すぐ隣にいる仲間の様子を窺った。


「オオカミ……挑発に乗っちゃダメっスよ…」


低く、警戒するような囁き。しかし、その忠告が届く前から、オオカミの瞳には怒りの色はなかった。


「ふん…そんなこと、分かってるぜ…」


彼は静かに息を吐き、落ち着いた仕草で爪を構える。


空気が張り詰める。


月光を受け、鋭利な銀色の爪が鈍く煌めく。


その隣で、スズメバチもまた、ゆっくりと武器を持ち上げた。


手にしたのは、まるで巨大な蜂の尾を模したような長槍。その先端は鋭く研ぎ澄まされ、毒針のような殺意を宿していた。


地上と空、対峙する両者。


僅かな静寂の後――戦いの幕が切って落とされた。



―――



「喰らえっス!!」


スズメバチの声が響くと同時に、翅を高速で羽ばたかせると彼の身体は弾丸のように加速した。


空中を駆けるように舞い、手にした巨大な毒針のような槍を一直線に突き出す。


その刹那――


オオカミもまた、鋭い脚力を活かし、瓦礫や崩れた建物の残骸を一瞬で駆け上がる。


まるで疾風のごとく、夜の闇を切り裂きながら跳躍し、ドラゴンフライとの距離を一気に詰める。


「うぉぉっ!!」


その鋭い爪が獲物を引き裂かんと振り下ろされる――


しかし、


「へっ……雑魚怪人どもがァ…粋がんなァっ!」


上空で待ち構えていたドラゴンフライは、冷笑とともに素早く身を翻した。


背中の四枚の翅が振動し、わずか一瞬の間に後方へ飛び退る。


オオカミの鋭い爪も、スズメバチの突き出した槍も、わずか数ミリの差で空を裂くだけに終わる。


すれ違いざまに風が流れた。


「クソがっ…」


オオカミは地上に着地すると、わずかに眉を寄せ、鋭く舌打ちする。


その苛立ちは、敵に対してのものではなかった。


スズメバチが共に戦っているおかげで、ドラゴンフライの空間支配は以前よりも制限されている。


その分、自分は間合いを詰めやすくなっているはずだ――


なのに、攻撃がかすりもしない。


それが、ただひたすらに悔しかった。


拳を握りしめながら、オオカミは静かに息を整える。


次こそは――必ず当てる。


夜の戦場に、不気味な羽音が響き渡る。


ドラゴンフライは、月光を背負いながら空に浮かんでいた。

まるで精密に作られた戦闘機のように無駄のない美しさを誇っている。


彼の翅は、わずかに振動し続けていた。完全に静止しているように見えて、いつでも高速の機動に移れる態勢を整えている。


「おらおら♪…チンタラしてんじゃねぇぞォ、のろまどもォ!」


愉快そうな声音が、夜の静寂を引き裂くように響いた。


その瞬間、彼の姿が掻き消える。


「来るぞ、スズメバチ……!」


オオカミの耳がピクっと鋭く動いた。本能が危険を告げていた。


スズメバチも即座に反応し、両手で槍を構え直す。夜の空気が、微かに揺れた。


その瞬間、視界が裂けた。


いや、正確には空間そのものが歪んだように見えた。光の残像が月光の下に軌跡を描く。


「ぐっ……!!」


オオカミの肩に、鋭い衝撃が突き刺さった。


刃のように尖った手が肉を引き裂き、鮮血が飛び散る。思わず片膝をつきそうになるが、オオカミは歯を食いしばり、耐えた。


「オオカミ!」


スズメバチが鋭く叫ぶ。その瞳には焦燥と殺意が入り混じっていた。


彼は即座に槍を突き出す。狙いは正確だ。ドラゴンフライの脇腹を貫くべく、鋭い一撃が放たれる。


しかし――


刃が届く寸前、ドラゴンフライの身体がふわりと傾いた。


まるで風に舞う飛行機のように、その動きには一切の無駄がない。


槍の先端は空を切り、飛び散るオオカミの血だけが夜の闇に落ちていく。


そして、次の瞬間には、ドラゴンフライの姿は再び空へと戻っていた。


今度はさらに高く、ふたりを見下ろす位置へ。

月光を背負ったその姿は、まるで死を運ぶ影のようだった。


「ハハッ! …雑魚がァ♪」


「くそが……前より……速ぇな……」


オオカミは歯を食いしばりながら肩口の傷を気にも留めず、睨みつけるようにドラゴンフライを見上げた。


かつての戦いとは違う。奴の動きは、さらに研ぎ澄まされている。


それも当然だ。


バグズの幹部であるドラゴンフライは、もともとスピードに優れた暗殺者だった。その上、クロガネが持つ『セイリンセキ』の影響で、その能力は異常なまでに強化されている。


すでに規格外の速さだったが、今やその動きは肉眼で追うのさえ困難な領域に達していた。


オオカミは、荒い息を吐きながら、静かに口元を歪める。


「(……とはいえ、勝負にならねぇってわけじゃねぇ)」


確かに速い。異常なほどにな。


だが、速さだけでは勝負は決まらない。


オオカミは微かに視線を横に向け、そっと通信機に触れた。


『スズメバチ……奴の上空を取れるか?』


短い問いが、ノイズ混じりの音声とともに相棒へと伝えられる。


『誰に言ってるんスか。もちろんっス……』


通信越しに聞こえたのは、わずかに含み笑いを帯びたスズメバチの声だった。


オオカミの目が細まる。


――なら、やるだけだ。


彼は一歩、静かに踏み出した。


「ん?」


ドラゴンフライが眉をひそめる。


スズメバチがゆっくりと上空へと飛翔し始めていた。


その動きは、あからさまに見えた。


まるで、空中からの奇襲を狙っているとでも言いたげな動き。


ドラゴンフライの複眼が、無意識のうちにスズメバチを追う。


狙い通りだった。


オオカミは、そのわずかな隙を逃さない。

息を殺し、音を立てずに地を蹴る。


瓦礫の影を利用し、まるで忍び寄る獣のように移動する。


ドラゴンフライの視線が完全にスズメバチへと誘導されている今――

オオカミは、一切の無駄を排した最小限の動きで、その背後を取った。


一瞬の間。


誰もが気づかないほどの刹那のうちに、彼の鋭利な爪が銀色の光を帯び、獲物へと向かう。


オオカミの鋭利な爪が、暗闇を切り裂く。


狙いは完璧だった。スズメバチが上空へと誘導し、ドラゴンフライの意識がそちらに向いた一瞬の隙を突いた奇襲。


届く――。そう確信した刹那、獲物はあまりにも容易く回避してみせた。


「チッ……!」


オオカミの爪が空を裂いた瞬間、ドラゴンフライは体を軽く捻るだけでその攻撃をかわしていた。無駄な動きは一切ない。それは計算され尽くした最小限の回避だった。


しかも、それだけでは終わらない。


「俺に攻撃を当てるなんて、百年早ェ!」


挑発めいた声が闇夜に響く。


その言葉と同時に、彼は翅を震わせる。


オオカミの視界が歪んだ。


空間そのものがねじれたかのような錯覚。だが、それは錯覚ではない。


無数の斬撃が、見えぬ刃となって襲いかかる。


「っ…ぐおおおっ!」


オオカミの身体が衝撃に耐えきれず、地面を転がる。


咄嗟に腕を顔と胸の前へとかざし、致命傷だけは回避したものの、鋭い切れ味を持つ風の刃が皮膚を裂き、深紅の血が体毛を染めて滴り落ちる。


「オオカミ!? 」


スズメバチが思わず声を上げる。


しかし、ドラゴンフライの攻撃はまだ終わらない。

さらに翅を激しく振動させ、空気を切り裂く。


一度とは比べ物にならない速度と勢いで、第二波の斬撃がオオカミを襲う。


「ッ……させないっス!」


スズメバチはすかさず前へ飛び出した。


巨大な蜂の尾を模した槍を横へ振り、迫りくる空気の刃を次々と弾く。鋭い音が夜空に響き、幾筋もの風の斬撃が弾かれて消えていく。


だが、すべてを防ぐことはできなかった。


避けきれなかった刃が彼の装甲の隙間をかすめ、硬質な甲殻を裂いていく。


「ぐぅぅっ……!」


鈍い痛みにスズメバチの顔が歪む。


一方、地面に転がっていたオオカミは、歯を食いしばりながらゆっくりと立ち上がる。


手の甲で血を拭い、獣じみた瞳が鋭く光る。


「……クソが……」


彼の口元には、わずかに悔しげな笑みが浮かんでいた。


確かにドラゴンフライは速い。以前の戦いの比ではない。


だが――


ここで諦めるつもりはなかった。


「はぁ……はぁ……強いっスね……」


スズメバチは槍を杖のように突き立て、わずかに肩を上下させながら呟いた。


目の前の敵、ドラゴンフライ。


その圧倒的な速さと斬撃の精度に、二人がかりでもまともに攻撃を当てることすらできていない。


スズメバチの甲殻にはいくつもの浅い傷が刻まれ、オオカミの肩からは血が滴り落ちている。


勝てない――そう悟るのに、時間はかからなかった。


オオカミは傷口を抑えながら、唇を噛みしめる。


そして、決意を固めた。


「……スズメバチ」


その声には、確固たる覚悟が滲んでいた。


『……スズメバチ。俺が囮になる……俺ごと……あのトンボ野郎を…ヤレ』


通信機越しに響くその言葉に、スズメバチの肩がわずかに揺れる。


『何、言ってんスか……?』


驚愕と動揺が混ざった声だった。


『前はゲイリーが囮になった。けど、俺がミスしちまって……ドラゴンフライを殺せなかった……次は俺が囮になる番だ。…お前の槍ならいけるだろう?』


オオカミの声は静かだった。だが、それがかえって彼の決意の強さを際立たせる。


スズメバチは言葉を詰まらせた。


そんなこと、できるわけがない。


仲間を、自らの手で貫くなんて――


『……そんなこと、できるわけがないっスよ』


震える声で拒絶するスズメバチを、オオカミはじっと見つめる。


彼の黄金の瞳に、一片の迷いもなかった。


『頼む……お前しか、いない。ゲイリーと俺の仇を討ってくれ……』


ゲイリー。

仲間だった怪人の名が呼ばれる。


元々は、バグズのスパイだったが、心を入れ替え不死鳥の羽に加わった怪人。


かつてドラゴンフライの手にかかり、無惨に散った彼の姿がスズメバチの脳裏に浮かぶ。


戦いに情けは無用だと理解している。


だが、それでも――


友を殺す覚悟など、自分にはない。


スズメバチは奥歯を強く噛んだ。


それでも、この状況でドラゴンフライに勝つ方法は、たった一つしかなかった。


仲間を犠牲にするしかない。


『……わかったっス』


絞り出すように、彼は応えた。

その言葉を聞いた瞬間、オオカミの唇がわずかに吊り上がる。


獰猛で、それでいてどこか満足げな笑みだった。


『感謝するぜ』


オオカミは最後にそう言い残し、ゆっくりと前へ踏み出した。


瓦礫が積み重なった荒れ果てた戦場に、ドラゴンフライの不敵な笑みが浮かぶ。


「遺言があれば聞いてやるぜェ…?お前らは俺に無残に殺されて負けるゥ!お前らは、俺に傷一つ付けられねェからなァ!」


高らかに告げるその声には、圧倒的な自信が滲んでいた。

だが、オオカミは挑発に乗ることなく、鋭い眼光で睨み返す。


「遺言…? そんなの…あるわけねぇだろっ!!」


怒声と共に、オオカミは猛然と駆け出した。

筋肉が躍動し、鋭い足の爪が瓦礫を蹴り上げる。


瓦礫は細かな破片となって弾け飛び、凶器と化しながらドラゴンフライに向かっていく。


だが――


「はっ! しゃらくせェっ!」


ドラゴンフライは動じることなく翅を一閃させる。


刃のような風が解き放たれ、瓦礫は粉々に砕け散った。


しかし、それこそがオオカミの狙いだった。


彼はすでに戦闘中、ドラゴンフライの空気の刃にはわずかな隙があることを見抜いていた。


連続して放てる時間には限りがあり、使用後には数秒のインターバルが生じる。


そして、その一瞬こそが――最大の好機だった。

オオカミは瓦礫の飛び散る中、地を蹴り、一気に加速する。


壊れた建物の残骸を踏み台にし、しなるように跳躍。


ドラゴンフライの目の前に肉薄する。


「なっ――!?」


ドラゴンフライの瞳がわずかに見開かれる。

反応するよりも早く、オオカミの腕が彼の胴に絡みついた。

そのまま、全身を使ってがっちりとしがみつく。


これはただの攻撃ではない。


自らを犠牲にしてでも、逃がさないという覚悟の動きだった。


「オオカミッ!!」


スズメバチの叫びが響く。


彼の瞳には、躊躇と焦燥が入り混じっていた。


一方、絡みつかれたドラゴンフライは激しく身をよじる。


「離れろッ!! このクソ犬がァァ!!」


怒声とともに、鋭い指がオオカミの傷口へ深く食い込んだ。


裂けた肉を無遠慮に抉り、鮮血が飛び散る。


「ぐうぅぅっ…」


痛みに歯を食いしばるオオカミ。


だが、それでも決して腕を緩めようとはしない。

むしろ、そのしがみつく力はさらに強まっていく。


そして――


彼は牙を剥き出しにすると、ドラゴンフライの顔面に噛みついた。


「ぐ、がぁぁぁぁッッ!!!」


ドラゴンフライの絶叫が戦場にこだまする。


鋭い牙が、硬質な外殻を砕きながら深く食い込み、赤い複眼を粉砕した。


潰された目から粘つく体液が滴り落ち、戦慄に満ちた表情が浮かぶ。


「ぐ… ま、まさかっ…」


「……あぁ、前と同じだ……」


オオカミの口元が血まみれのまま、獰猛に歪む。


「一緒に地獄に行こうぜ? ……ゲイリーが待ってっからよっ!!」


その言葉を聞いた瞬間、ドラゴンフライの顔が恐怖に染まった。


「やめろっ!? クソクソクソがあァ!!」


「スズメバチ…ヤレ!」


オオカミの視線が、まっすぐスズメバチに向けられる。


友に託された決意の眼差し。

スズメバチの喉が鳴った。


彼の中で、何かが軋みを上げる。


「……わかった。すぐに、終わらせるっスよ…」


涙を浮かべながら、スズメバチは羽ばたいた。

夜の空へと舞い上がる。

握り締めた槍が、鋭い光を帯びた。


刃がきしみ、空気を裂く。


スズメバチは一直線に急降下した。


槍が、狙いを定めた獣たちを貫く――。

オオカミごと、ドラゴンフライの胸を貫いた槍。


肉を割き、骨を砕き、突き抜ける。


「ガ、ハァッ……!!」


血の泡を噴きながら、ドラゴンフライの体が痙攣する。


硬質な翅が無様に震え、空を舞う力を失っていく。


オオカミもまた、槍に貫かれたまま、声ひとつ発することなく動きを止めた。


瞬間、眩い光が爆ぜる。


爆風が吹き荒れ、瓦礫が宙に舞った。


烈火が辺りを焦がし、熱気が空を裂く。


二つの影は、炎と闇の狭間へと消えていった。



―――



スズメバチは、ふらつきながら地上へと降り立った。


翼は戦闘の余波で軋みを上げ、着地した足元はぐらりと揺れる。


彼の全身は疲労に苛まれていたが、それ以上に心を圧迫するものがあった。


頬を濡らす涙が、止まらない。


「……オオカミ…ゲイリー…仇取ったっスよ…」


掠れた声が夜闇に溶ける。

誰に届くこともない、虚ろな呟きだった。


応える者はもういない。


夜風が吹き抜ける。


そっと、彼の頬を撫でるように。


静寂が訪れた。

戦いは終わった。

だが、犠牲はあまりにも大きかった――。



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