いざ、冒険者ギルドへ
予約投稿ミスりました。すいません!
はふー、朝ごはんを食べ終わりましたよ。お腹いっぱいです。なんでこんなにごはんがおいしいんでしょうかね?さてさて、それでは今日も冒険者ギルドに行かないといけないのでさっさと準備しちゃいますか。
さっき着るって決めていた服を引っ張り出してパジャマから着替えます。……でも少しおしゃれなんですよね、これが。素材は絹か何かが使われているようですごい肌触りがいいですし、ズボンではなくスカートですし。いや、別に普段着としておしゃれだって言っているわけでは無いんですよ?ただ昨日冒険者ギルドで見た人たちと比べたらおしゃれかなって思っただけです。……今度何か冒険者用の服を買いに行きましょうか。
そうしたら昨日もらった冒険者カードを持って私の準備は完了です。なにせ私は武器を持てませんからね。賢者なので、私。……杖は使ってみたかったですね。まあ今更どうしようもありませんが。
さてさて、では玄関でお兄さんを待つとしましょうか。
「ルナ。今日初めてギルドで依頼を受けるんだっけ?」
玄関でお兄さんを待っているとリビングからお父さんが出てきました。
「そうです。とはいっても最初なので簡単なのを選んでもらうつもりですが。」
「そうだね。それにソルもいるからそこは安心して大丈夫だよ。でも、怪我には気を付けてね?」
「え?でもすぐ治るからよくないですか?」
以前庭で魔法の練習をしていた時誤爆して手にやけどができましたがすぐ治りましたよ?
「うん。だからこそだよ。すぐ治っちゃうからユニークスキル『不死者』がばれちゃうからね。」
「あ。ということはそれだけで私が吸血鬼だってばれてしまうということですか。」
「そう!吸血鬼だってばれるのは嫌だろう?」
「そうですね。いいことは何もなさそうです。」
「だから絶対に怪我だけはしないように。もししちゃったら誰もいないところまで一回逃げてね。……って言ってもルナなら分かるか。とにかく気を付けて。」
「分かりました。怪我ひとつない状態で帰ってきます!」
と、そこまで話したところでお兄さんが玄関までやってきました。腰には昨日は持っていなかった剣がささっています。それに胸当てやら膝当てやらの若干の装備もついています。
「お待たせ。……ってルナはその恰好でいいの?これから弱いとはいえ魔物討伐の依頼を受けるつもりだったんだけど。」
「別に構いません。そもそも私は魔法使いなので防具はいりませんし、賢者なので武器は持てません。」
「あ、そうだった。うちの妹はいろいろと規格外だった。じゃ、いっか。」
「そうですよ。早くいきましょう。」
「そうだね。じゃあ、父さん行ってきます。」
「行ってきます!」
「はいはい、気を付けてね。」
家を出ると、そこはお貴族様のお屋敷が並ぶお屋敷街……というわけではありません。お屋敷街はこの魔国マンユの王である魔王様が住んでいる魔王城の周囲に円状に広がっています。いわゆる貴族街というところで、上級貴族しかそこに住居を構えられません。
で、私達は今その貴族街の一つ外側の平民の中でも裕福な人達と下級貴族が住んでいる富裕街というところに住んでいます。ここは貴族街と違って移動に馬車とか魔動車とかが必須ではないのでその分楽です。あ、ちなみに魔動車は馬の代わりに魔力で動かすという感じです。
で、もう一つ外側は貧民街と呼ばれています。とはいえ、スラムのようになっているわけではありませんがね。そこは魔王様が対策を打ってくれているようです。一軒一軒こそ小さいですが、そこに住んでいる人の恰好は汚いということもありませんし、何なら貧民街に宿屋が集中していますからね。
なので家を出ると、目の前には整備された広めの歩道が広がっています。そしてこの歩道は緊急時以外は馬車や魔動車は通ってはいけないことになっています。少し歩道を歩くと大通りに出ます。その大通りでは歩道と車道に分かれていて車道のみ馬車や魔動車は通っていいことになっています。で、その大通り沿いは日本で言うところの商店街が広がっています。当然食べ物や服も売っていますが、武器や防具も売っています。この大通りは魔都アンリの中心にある魔王城から貴族街、富裕街、貧民街を貫通して魔都内をまっすぐ4方向に伸びています。なので、この大通り自体は4つあるということになりますね。
そしてこの大通りと富裕街と貧民街の境がぶつかるところに冒険者ギルドがあります。私の家に一番近いところにあるのが魔都アンリの本部で、それ以外の3つは支部ですね。といっても支部も本部も大した違いはないそうですが。ただギルマスのアニマさんがいるところが本部、ということらしいです。
そんなことを話している内に冒険者ギルドに到着しました。
おかしいな。全然話がすすまない。




