冒険者カードってチート級じゃないですか?
すいません!書き溜めていた小説が飛びました!!
ああ、十話ほどあったんですが……。
なのでこれからは時間が不定期になりそうです。すいません!
「さあ、では冒険者カードの説明をしようか。しなくても何となくは分かるだろうが、一応な。」
まあ、確かに何となくは分かりますね。私が冒険者であろうことを証明してくれていて、これがないと依頼が受けられないみたいな感じじゃないですかね?
「まず表。名前と種族が書かれている。ルナの場合はルナ=ブラレストと……エルフだな。」
なんですか、その間は。エルフでしょうが、どう見ても(大嘘)。でも、フルネームで出ちゃうんですね。そこはちょっと不便です。両親が英雄とかって呼ばれていると余計に。私にそこまでの力はないですからね。
「次裏。裏には、……まあこれは見た方が早いか。裏っ返してみな。」
言われた通りに裏返すと、そこには以下のように記されていました。
スキル……『火属性魔法』『爆属性魔法』『風属性魔法』『雷属性魔法』『水属性魔法』『氷属性魔法』『光属性魔法』『闇属性魔法』『呪属性魔法』
ユニークスキル……『月属性魔法』『不死者』『???』
称号……賢者
おお!?こんなのが出ちゃうんですか!?やばすぎません!?いや、便利は便利ですよ?でも、これを落としたり誰かに盗られたりしたら私が吸血鬼なのばれるんじゃないですか!盗み見られるのでも致命傷ですよ!
「……冒険者カードの重要性が分かったようだな。そこには登録者のすべてのスキルが記されている。しかもリアルタイムで更新されていく。自分で確認する分には便利だが、悪用をしようと思えばどこまでもできる代物だ。実際それを無くして大変な目にあった冒険者は何人もいた。特に盗賊とかに目をつけられると命の危機だぞ。」
「盗賊なんてのもいるんですか、この世界には。」
「ああ、いる。魔物討伐程ではないが、一定数盗賊討伐の依頼も存在する。まあこっちは懸賞金がかけられていて、討伐されたらその懸賞金が支払われるから魔物討伐とは少し違うがな。それにそもそも盗賊討伐はCランクからだからもう少し先の話だ。」
はぁ。やっぱりどの世界にも犯罪者っているんですね。しかもこの世界の方がはるかに凶悪でしょうね。時代がこちらの方が少し昔だと神様が言っていたので。きっと暴力的で残虐なことをしてるんでしょう。
……そういうのとは遭遇しないようにしないとですね。
「ちなみにこの裏の説明をしてもらってもいいですか?称号とか出てきてるんですけど。」
「「「称号!?!?!?」」」
えっ!?なんですか、なんですか!?おかしなことを言いましたか?
「本当に称号があるのか!?」
「僕だって最近ようやく一つできたんだけど!?」
「凄いじゃん!ギルドに入った時に称号持っているなんて人あんまりいないよ!!」
「「「何の称号持ってるの?!」」」
思った以上称号というのはすごいらしいですね。……まあここにいる人に隠す必要はないですかね。エウロペさんはまだ分かりませんが、こういう人は少し信じてみたいです。もしかしたら仲良くなれるかもしれませんし。
「賢者っていう称号です。」
「「「賢者ッ!?!?」」」
「賢者か!?すさまじいな、お前らは!」
「まじかー。うちの妹がすごすぎてびっくりなんですが……。」
「魔法使いの最上位称号かー。……やるね。それにだとしたらあたしちゃんが渡した杖に意味はなかったってことかぁー。」
えっと、私だけが置いてきぼりになっているんですが。賢者ってそんなにすごいんですか?魔法をたくさん使えるくらいにしか想像ができませんでしたが。これはどういうものなんですかね?
「ああ、そうか。まだよくわからないよな。冒険者カードに魔力を流してみろ。そうすれば詳しい情報が頭に流れてくる。」
お!?マジですか。なら早速流してみましょうか。
いわれた通りに冒険者カードに魔力を流してみると、……おお、確かに分かりますね。例えば火属性魔法ですと、
火属性魔法……魔力を火に変え、体外に出す能力。現在のレベルは5。中級魔法まで使用できます。
みたいな感じで出てきます。へぇー、やはりまだ上級魔法は使えませんか。お母さんに部屋にある本で少し見たことがありましたが、どうやら上級魔法からは魔法陣というのを使わないと発動させることすらできないらしいんですよね。いつか使えるようになりたいものです。
さてさて、問題の賢者を見てみましょうか。
賢者……すべての属性に適性を持ち、魔法に好かれたものに与えられる称号。この称号を得た者は魔法に好かれる代わりに武器に嫌われ、たとえ杖であっても自分の思う通りに使うことができなくなる。また、★★★★★に干渉し、★★★との交渉権を得る。
ん?情報量が多すぎてよくわかりませんね。まあ、つまり?神様は約束を守ってくれたていうことでよろしいですね。魔法は使えるけど、武器はまったくもって使えないと。うん。これはとてもいいことです。まあ、杖すら使えないのは少々誤算ですが。
問題は最後の一文です。一体なんですかね、これは?
今日はもう一話投稿します。
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