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双子姉妹の日常

丸いと言うことは可愛い

作者: 川木

「ただいまー」


 私、山田真子やまだまなこが家に帰ってどれを食べようかと悩んでいると決まるより先に双子の妹である山田新やまだあらた、第二の名前がしんちゃんが帰ってきた。同じような時間に帰ってくるとはやはり双子。運がいいね!


「あ、おかえり! 新ちゃん! 見て見て! 期間限定買ってきたの! 美味しそうでしょ? おやつにしよ。新ちゃんはどれ食べる?」


 蓋を開けたドーナツの箱を手に新ちゃんを迎えてあげた私に、だけど新ちゃんは箱の中を覗き込んで家にはいりながら呆れたような息をついた。


「あのさぁ、ガンちゃん。まだ昼前なのにおやつはないでしょ」


 私のあだ名であるガンちゃん、と呼びながら新ちゃんは「だからデブなんだよ」とでも言いたげな目をむけてきた。確かに時間は11時半。休日はいつも13時くらいでまだ時間があるから、ついおやつと言ってしまった。私は二人で居間にはいってからそっと机に箱を置く。


「お、おやつ、兼お昼だもん。お昼なら問題ないでしょ。別に今すぐ食べるとは言ってないし!」

「そりゃ問題ないけど。どれ。んー、お昼なら私これとこれね」

「あ、2個でいいの?」

「……念のため聞くけど、10個も買ってるのは両親の分もはいってるのよね?」

「えっ。は、入ってるに決まってるじゃん?」


 本当は明日も食べようと思っていたし、それほど甘いものが好きではない父には一つもあげる気はなかったけどなんだか新ちゃんの目が冷たいのでそう言ってしまった。


「いや、おやつとしてお小遣いで買ったなら無理にあげる必要はないけど、ご飯代わりなら普通全員分買うでしょ。お母さんに言えばお金くれるだろうし。ただそれより、私が断ったら10個全部おやつで食べるつもりだったのはやばいでしょってこと」

「うぐ。あ、明日にわけるつもりだったの! もう! そんなこと言うならあげないからね!」


 言いながら私は蓋を閉める。お昼にするなら今開けていると誘惑に負けてしまいそうなので、ちょっと机の端まで移動させてさっき座っていた元の席についた。

 新ちゃんはそれを食べさせないアピールの一環だと思ったみたいで、私の隣に座ってぽんぽんと背中を叩いてなだめてきた。


「ごめんて。私も食べる。CMやってるでしょ? 美味しそうだよね。気になってたー」

「そう! そうなの! 放課後も行ったんだけど、全部売り切れてて、だからオープン前から並んだんだから!」


 そうなのだ。こんなまだ午前中になってしまったのはそう言う事情であって、私だって普段ならこんな時間におやつなんて言い出さないんだから。私は新ちゃんの肩を叩きながらアピールする。


「ていうか、新ちゃんこそ今日早かったね。朝一出るのも珍しいし」


 新ちゃんは別に引きこもりと言う訳ではないけど、活動的ってわけでもないからちょっとした買い物ならいつも午後から重い腰をあげているイメージだ。なので朝出る時は一日帰らないんだと勝手に思っていたけれど。

 そう首をかしげる私に、新ちゃんはにやっと笑うとずっと持っていたナイロン袋を机に置き、ゆっくりと何かを取り出した。


「あ! ハムカーだ! 可愛い!」

「でしょう」


 新ちゃんが取り出した箱はポップで可愛い色味で、ど真ん中に去年流行したアニメのキャラクター、ハムカーが描かれていた。ハムスターを車にした可愛いデザインとシュールな世界感が話題になっていた。

 私は単純に見た目が可愛い! ってなっていたけど、新ちゃんはストーリーが奥深い! なんて通みたいなこと言って何回も見るほどはまっていたけど、DVDだけじゃなくてグッズまで買うなんて。


「何? ぬいぐるみ買ったの? 珍しいね」

「ぬいぐるみじゃなくて、プラモデルよ」


 そっと箱に手を伸ばして持ち上げてパッケージを見ようとする私に、新ちゃんはさっととって私が触れないようちょっと身をよじりながら開封していく。


「えっ!? プラモデル? それってロボットとか車とかだけじゃないの? こんな、え? ハムカーのプラモデル?」


 ケチ、と思ってから新ちゃんのセリフにびっくりしてしまった。だって、ハムカーのプラモデルって意味わからなくない?

 だけど新ちゃんは私の戸惑いを無視して、箱から中身をとりだす。小分けにされた袋には小さなパーツがいっぱいあって、嘘偽りなくプラモデル!


「えー、なにそれすごーい。今ってなんでもプラモデルになってるの?」

「それは知らないけど。これはネットで知って予約しておいたの。ついでにプラモデルコーナー見たら、いつかキャラものもあったけど、そんなめちゃくちゃあるって感じではなかったけど」

「へー。ねえねえ、私にやらせてよ」

「やらせるわけないでしょ。組み立てたら遊ばせてあげるから」

「むー。いいもん。優しい私は飲み物用意してあげるもん!」


 まだお昼まで時間もあって暇だし、せっかくなのでプラモデルを組み立てるのを見ることにした。だってパッケージの写真はほんとに可愛くて、ほんとにプラスチックが組み立てられてこれになると思えないし。

 お菓子もないので普通にお茶にしようかと思ったけど、ペットボトルの紅茶があったのでそれにした。

 二人分コップに入れて机におくと、新ちゃんはてきぱきと子放送の袋を全部捨て終わっていた。四角い枠の中にパーツがいっぱいある様子はイメージするプラモデルそのものだ。


「新ちゃんはそう言う作るの好きだよね」


 そう言えば以前にも新ちゃんはペーパークラフトセット、みたいな、なんかこう、枠があって奥行きのある飾り絵になるのを買っていた。切った爪くらい小さなパーツを組み合わせているので自室でしていたし、横で見るのも嫌がられたっけ。

 それに比べるとパーツも大きいからか普通に居間で始めるみたいだし、見せてくれるのか。


「まあね。ありがと。あ、レモンティか」

「うん。あったから。あ、美味しいねこれ」


 甘い、いい匂い。ちょっと酸味もあって後味爽やかで美味しい。二人でこれいいね。と言いあってから新ちゃんはよし、と気合を入れたように説明書をひろげた。

 横から覗き込む。


「へー、これニッパーとかいらないんだ」

「そうみたい。すぐできるんだって」


 そう言いながら新ちゃんは白いのに手をのばした。


「……ん?」

「どしたの?」

「いや、ちょっと、動かなくて。あれ?」


 ぐい、と親指に力を入れているように見えるけど、部品は形を変えるでもなく普通にそのままだ。外れる様子はない。

 そのまま新ちゃんはパーツのつなぎ目をおさえたりつついたりしているけど、全然変わらない。


「ちょっとかしてよ」

「……いいけど、壊さないでよ。予約商品でもうお店には数ないんだから」

「わかってるって。人をモンスターみたいに言わないでよ」

「この間勢い余ってカードケース壊してたでしょ」


 あれは百均だし、ボタンが外れただけだから多分固定が弱かっただけで、別にぶちぎったわけでもないし。多分きっと。

 と心の中だけで言い訳しながら受け取る。つるつるして普通にプラスチックだ。軽く押してみるけど形がかわるわけはない。つなぎ目近くの本体を掴んで、ぐっと枠を掴んでいるのと逆方向に力をいれる。


 ぱき、と小気味いい音がして普通に外れた。


「よし。そんな固くないじゃん」


 もう一か所はパーツをくるくると回すととれた。切れ目を見ても思った以上に綺麗で、飛び出したり危ない感じもない。これはニッパーいらないのわかるけどすごいな。どうやってできてるんだろう。


「……よし、ガンちゃんをパーツから外す係に任命します。私が指示したパーツだけ外して」

「ほいきた」


 と言う訳で協力してやっていくことにした。一瞬、馬鹿力、みたいな目をされたけど、これは普通に新ちゃんが不器用すぎるだけだと思う。さすがにできないほど力弱いってはずはないし。


「次bの4ね」

「はいはい」


 ぱちっと外して渡すと、新ちゃんがぱっと組み立てていく。パーツだけ見た時だと結構大きさあるけどピンと来ない形でこれがどうしてあの可愛さになるのか。と半信半疑だったけど口元をはめると急に、お、可愛い。となってあっという間にできあがった。


「わー、可愛い。パッケージそのままじゃん。えー、すご」

「絵でもないのにパッケージと違ったら詐欺でしょ。でもほんと、可愛い。見て、しょんぼり」


 新ちゃんは耳をさげて足のタイヤを広げてしょんぼりポーズをさせる。可愛い!


「これがびっくりポーズ」

「可愛い」

「可愛いね」


 耳をぴんと上向けて、タイヤを内向きにするだけで飛び上がるかのようなびっくりポーズ。顔同じなのに、耳と足だけでこんな表情豊かに感じるのすごい。可愛い。


「ね、ね。このシールで表情変えられるんでしょ。泣いてるのとか焦っているのもしようよ」

「ダメ。シールは使い捨てなんだから、とっておかないと」

「えー? 二回分はあるんだしいいじゃん。一通り試そうよ」

「ダメ」


 ケチすぎる。これだから新ちゃんは。そういうとこあるよね。もったいぶって結局失くしても知らないんだから。

 新ちゃんは説明書の中にシールを挟んで隔離してから、ハムカーの足を付け替える。角度をかえてポーズをとれる足と、付け替えてタイヤが回ってて転がしできるのがついているのだ。


「……可愛い」


 前後に転がしてにやにやと楽しんでいる。確かに可愛いのだけど、幼児みたいに遊んでる新ちゃんも可愛い。ちょっとシュールで笑いそうなのも含めて。


「うんうん、可愛いね」

「はい。ガンちゃんも遊んでいいよ」

「わーい」


 前後に転がせる。表情よく見えないから動かしてもそんな楽しくないな。そっと持ち上げる。角度をかえて見ても可愛いな。

 指の腹で撫でてもひっかかって痛いとか感じない。小さい子でも安全だ。なのに説明書に15歳以上ってあるの安パイとりすぎでは?

 うーん、でもこうしてじっと見ると、やっぱりどこがつながってたとか、ちょっと余分に肉をちぎられたな、みたいにわかるな。

 やすりがけとかしたらもっときれいになるのかな? 地味にボディに隙間があるのも気になる。これは組み立て雑だからなのかな? 押しても入らないな。

 なんて文句をつけてみても、つぶらな瞳が綺麗すぎて顔見ると、うっ、可愛いとなって全部気にならなくなるのすごい。あー、可愛い。


「これって他のもでてるの? 集めて飾ろうよ」

「まあまあ値段するよ? 買うなら一緒に並べるのはいいけど」

「え? どのくらい?」

「二千円はしないけど」

「げっ!? ドーナツ級じゃん」

「逆に安く感じてきた」


 千円しないくらいなら買ってもいいけど、結構種類いたよね。うーん。いやでも、ホント可愛いな。もう一匹くらいはいいかも?

 と言うか、人間は色ない、と言うかグレー一色なんだね。ハムカー本体と気合の入れようが全然違う。ファン的にも本体が凝ってれば十分なんだろうけど、人間の扱い……。


「あら? なにあんたたちこんなところで。もうお腹減ったの?」


 お母さんがやってきて不思議そうにそう言った。時計を見ると12時をすぎていた。すぐできたと思ったけど、20分くらいはかかったのかな? うーん。お腹減ったなぁ。


「うん。ドーナッツ買ってきたから食べる。いいよね?」

「まあ、一回食べたら二回食べないしいいけど」

「やった。お母さんはどれ食べる?」


 可愛さで誤魔化していたけど、そろそろお腹なりそうなくらいだったんだよね!


「お母さんもいいの?」

「いいよー。いっぱい買ったから」

「ありがとう。後でお金渡すわね」

「あざっす! えへへ。期間限定のやつ選んでいいよ」


 一つ百円のイメージで買いに行くとかなりオーバーするからお財布にダメージ大きいんだよね。美味しそうだし期間限定とはいえ、倍以上はほんと、いつのまにそんな値段上がったのって感じ。


 率先してドーナツを配っていく。むふふ。これで後で食べるおやつ分と、寝る前のデザート分まであるね。よしよし。


「そうそう、飲み物紅茶でいい? 実はこの間からはまっていて、じゃーん。朝一から紅茶をいれておいたのよ」


 食べ物を用意する傍ら、お母さんはいい? と質問する形をとりながら有無を言わせず飲み物を用意してくれた。ここで断っても、そう言わずにいっぱいくらい、って言うんだから聞かなくてもいいのに。いや普通に飲むけど。


「紅茶にはまってるの知らなかった。いつから?」

「一昨日よ。クラフトのレモンティが美味しかったから」

「あ、さっき私らも飲んだ奴じゃない? 結構美味しかったわよね」

「あら、飲んだの。お母さんのだったのに。まあいいけど」


 そして用意ができたので早速いただく。

 まずお母さんの紅茶。ん! これは、甘い果物の匂いがする!


「なにこれ! 美味しい!」

「すごい、柑橘系じゃないのにさわやかな味がする。これ何味なの?」

「これはピーチよ」


 ピーチなの!? え、匂いであんまりわからないな。でも新ちゃんの言う通り、独特の甘い雰囲気で甘いのにくどくない感じがして美味しい。


 と一通りたのしんでから、とうとう本日のメインディッシュ! まずは小手調べにもちもち触感のポンドリング。手に持った感触がすでにもちもち。

 これいつもちぎって食べるかかぶりつくか悩むよね。普通のならかじるけど、形状的にちぎったほうがいいかな? と思わせてくれる。


 かぷりとかみつくと、甘すぎないキャラメルの味と、サクサクした上にのってるナッツ、チョコレート味の本体のもちもちっぷりが合わさって、んー、美味しい! 大人のと言う名前がついてるだけあって、贅沢な感じ。

 紅茶があますぎなくてすっきりしてるのともすごいあってて、いい。


 なんだろうこの、紅茶であることでいつもの珈琲と違うだけでこう、優雅な貴族感あるよね! 気分まであがる。私も紅茶はまりそう。


 さて、次は大本命、ハート形のドーナツ! これだよ。このために早起きしたんだよ!


 ついにやにやしてしまいながら、まず二人の様子をうかがう。お母さんはいつものチュロスを食べてるので無視して、新ちゃんは味違いのを食べているところだ。


「新ちゃん、美味しい?」

「うん。美味しい。生地もふわっとしてるし、ナッツの香ばしいのが、クリームからもして、チョコレートと表面のアーモンドとも合ってて、美味しい。ナッツって単品で食べたくならないけど、お菓子になると美味しいよね」


 めっちゃ語ってくれる。甘いもの好きな新ちゃんらしい。これだから、ついつい新ちゃんの分も買ってきちゃうんだよね。そう。全部私が食べる為じゃないんだからね!


 黒も美味しいみたいなので後の楽しみとして、それでは私は白を食べることにする。

 ハート形なのでどこから食べよう。無難に右上からでいいかな?


「ん! 美味しい!」


 表面のざくっとした食感も美味しいし、中になんだろ。ジャム? 果物系のドロッとした酸味もはいってて、全体の甘いチョコレート味とクリームのナッツの風味がベストマッチ!

 美味しい。こんなの一人じゃ作れないもん。300円出したってその価値はあるよね! 美味しい。


「あれ、ていうか三人で食べてるけど、お父さんは?」

「あんた、もっと早く気付いてあげなさいよ。お父さんなら用事があるからでかけてるわよ。お昼には帰るって言っていたけど、いつもお昼13時くらいだからまだでしょうね」

「あ、うん。気付いてはいたよ?」


 いたけど、まあ別に一緒に食べなくてもいいし。ただお母さんがいるのによばないの珍しいなって言うか。うん。まあ、ドーナツの前では些細なことだよ!


「と言うか、それなに? ハムスターの人形?」

「あ、前に言ったの覚えてない? ほら、ハムカーのプラモデルだよ! 可愛いでしょ!?」

「……」


 ちょっとだけ離して置いておいたのにお母さんがようやく気付いたので、汚れないようテーブルナプキンでつかんでお母さんの前にだす。

 新ちゃんはちらっと、私のなのに。みたいな目を向けてきたけど食べているところだったので無言だったしスルーする。


「ほんと、可愛いわね。あんたたちあれよね。こういう、丸いの好きよね。ほら、カーブイとか」

「ま、ん?」


 丸いの。いや、確かにこの間新ちゃんと、新しく星のカーブイのゲームでるし可愛いし楽しみだねって盛り上がってたし、それお母さんも知ってたけど、それとこれで丸いのでくくる?

 確かにこのハムカー、角はない。と言うかだいたい可愛いものって丸っこいというか。ゆるキャラで角があるのあんまないよね。でも、これ、丸と言うよりは車だし、四角系なのでは? 


「まあ、基本的に四角よりは丸の方が可愛いでしょ。人間の顔だって彫の深いのより丸顔の方が可愛いし。赤ん坊でとげとげしてる生き物ってほぼないし」

「まあそう言われるとそうだけど、そんな理由? 若い子の感性わかんないね」


 新ちゃんの説明に、まあそんな感じか。その二つで私と新ちゃんの個人的感覚で丸が好きと言われるより、そもそも丸自体が可愛い系と言われた方が納得。と思ったのに、お母さんはめっちゃ雑に相槌をうった。

 お母さんもさっき可愛いって言ったくせに。


 私は二つ目のドーナツを食べ終わり、最後のデザートにいつもの定番、天使ドーナツを頬張りながらそっとハムカーを引き戻す。

 つぶらな瞳で帰ってきたハムカーは上から見るとどこかしょんぼりして見えて、丸の恩恵を受けただけなのか……と落ち込んでいるように見えた。


 よしよし。お前は可愛いからね。たとえ四角いガトリングガンを積んでも可愛いからね。


「ちょっと、ガンちゃん。粉のついた指で触らないでよ。ていうか普通に三つ食べるの食べすぎじゃない? まさかと思うけど、三時のおやつも食べるつもりじゃないよね?」

「……新ちゃんはもうちょっと、姉を敬った丸い態度の方が可愛いよ」

「妹に厳しくするのは姉の務めでしょうが」


 今日も自分が姉であると譲らないつもりらしい。全く、丸くないなぁ!


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