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「希望の章」Ep.1 「希望」に変える能力

20XX年

世界が「本当に」終わった日

奏人「はぁ...はぁ...」

息を切らしながら走る奏人。

奏人「なんで...なんでこんな事に...!戻れ...戻れよ!!なんで...なんでこんな時だけ使えないんだよ...ふざけんなよ!!」

~時は遡る~

奏人「いってきまーす」

いつものように変わらぬ日が来ると思ってた。「あれ」がくるまでは...

???「よっ!今日も暇そうな顔してんな~w」

奏人「俺に話しかけてくる時点でお前も暇だろ~」

???「ま、そーなんだけどよw」

奏人「あ、そーだ涼介昼飯食ったか?」

涼介「まだ食ってねぇよ~」

奏人「一緒に食おーぜ」

涼介「いいぜ~よーしそうと決まれば食堂に行くか!」

奏人「そーだな!」

ドゴーン!!

とてつもない爆発音と共に校内に悲鳴が響く

何が起こったのか理解出来ない2人

奏人「は...?なんだよ...今の音...」

涼介「わっかんねぇよ...とりあえず...逃げるぞ...!」

ブォーン!!!

謎の光に包まれる2人

奏人「は...?なんだこれ...意識...が...」

???「あなたは選ばれました」

奏人「選ばれた...?というかお前...誰だ...?」

???「いずれ知るでしょう。では現実に転送します」

奏人「おい...待て...!まだ聴きたいことが...!」

目の前が光に包まれる。

???「......

...い...

...おい...

起きろ...おい奏人!」

聞き慣れた声で奏人は起きる

父「よかった...目を覚ましてくれて...」

奏人「父さん...ここは...?」

見覚えのない場所だ。だがどこか懐かしいような気もする。

父「ここは「K」と名乗る者が用意した避難所だよ」

奏人「K...?」

父「父さんにも分からないんだ...ただKは「ヤツら」と闘える力を持っている...とりあえず...Kは命の恩人って事さ」

奏人「ヤツら...?」

父「...怪物の姿をした...「人」とKから聴いている...」

奏人「人...?は...?どういう事だよ...!」

奏人は駆け足で外の様子を見に行く

父「待ちなさい奏人!!」

奏人の目に映るのは...破壊し尽くされた町だった

奏人「...は...?なんだよ...これ...」

???「あれ...奏人くんじゃないですかぁ~目を覚ましたんですね~」

奏人は聞き覚えのない声を聞き、警戒する

奏人「誰だ...!」

???「あれー...?お父さんから話聞いてませんでした?KですよK」

奏人「貴方が...K...?」

とても戦闘が出来る服装とは思えない

だるだるの白いTシャツにジャージ

どうやって怪物と闘うんだ...?

奏人は混乱する

K「まぁ...混乱するのも無理ありませんか...こんな服装ですし...」

奏人「...」

K「多分私信用されてないですよね...?」

奏人「いや...決してそんな...」

K「...」

奏人「...」

少しの沈黙

K「ついてきてください」

奏人「どこにですか...?」

K「あいつに選ばれた貴方からの信用は得たいですから」

奏人「あいつ...?」

奏人の中で思考が巡る

そしてよく分からない空間で話した謎の女の事を思い出す

奏人「もしかして貴方も...!」

Kが足を止める

K「えぇ...私も選ばれた者です」

Kは再び動き出す

~しばらく歩き~

K「着きました」

奏人「ここは...?」

K「顕現の間です」

奏人「顕現の間...?」

K「貴方も選ばれし者なんですから能力くらいは得といた方がいいでしょう」

奏人「能力...?」

K「私達選ばれし者には能力がそのわっているんです。その能力を開花させ扱えるようにするのがこの顕現の間。まぁ別名「選別の間」です」

奏人「能力を...開花させる間...」

K「あの石のどれかに触れてください。どれかが貴方に1番見合った武器となり、貴方自身に備わっている能力を解放させるでしょう」

奏人は恐る恐る石に近づく

ゴクン...

奏人が石に触れると同時に凄まじい量の光が放出される

K「おぉ...久々にこんな量の光見ました...」

奏人が触れた石は剣の形状となった

奏人「これが...俺の力...でもなんか特に変わったようには思えないんだけど?」

K「あぁーこれゲームみたいに自分の能力見れるんですよ。試しに剣に触れて「ステータス」って言ってみてください」

奏人「す...ステータス」

奏人の前にステータスが表示される

「ステータス

攻撃:100

防御力:50

HP:100

能力:インフィニティナイトメア」

奏人「インフィニティ...ナイトメア...?」

K「能力の詳細はその能力って書かれてるところ押してみてくださーい」

奏人「は...はい」

奏人はステータスの能力の部分に指で触る

「詳細:絶望した瞬間を希望になるまで繰り返す」

奏人 「...どういうこと...だ?」

K「...とてつもない能力ですね...」

奏人「と...とりあえず...帰りますか...避難所の人達が心配なので...」

K「えぇ...そうですね...」

奏人とKは1度帰る

早速奏人の身に不幸が襲い掛かるとも知らずに。

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