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無題

無題10

作者: にっくきニック

 これから、思考の海に飛び込みます。いや、それは妄想の海か。虚無の海か。

 内側。物体の中心。しかし、それを探そうとすると変に異和感があって、ここではないここではないと気持ち悪くなる。

 彼女の内側。心臓。それをこの思考の海に浮かべて、何とも無愛想で軽い弓でそれを仕留めようとする。しかしそれは心臓の中心を何度もはずれてしまう。

 宇宙を想像する。広がっていく宇宙を想像する。その広がっていく宇宙の質量を考えてみると、僕のこの海よりはさすがに大きいが、僕にかかる重力よりは軽く、ましてや彼女の心臓は中性子星よりも何よりも重いものの気がする。宇宙の中心は? いや、中心というものは無数にあるのかもしれない。正円の中心はあるいはそれの外側にあるものかもしれない。

 僕は思考の海から現実の陸に上がった。カリーが運ばれてきていた。

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