第61話ー2
あの光る石が入った荷物をみた紗理奈は、外へと飛び出して仕舞った。
俺は見失い、探し回り、L女学院の中庭、あの円陣の前で立ち尽くす紗理奈を見掛けた。
そして其処まで行くと
「ごめん・・・」
「何で勇太が謝るの?」
と悲しい顔をで紗理奈話し掛けてきた。
更に
「私、何時までも勇太やガラナさんにガイバーンさんと居られると思ってた。だけど違うんだよね?」
俺はうつ向いて小さくうなづた。
「私、解ってたのにその事に目を背けてた。だけどあの光る石を見た時・・・」
泣きそうな顔を隠すように、紗理奈は顔を背けた。
「ごめん戻って皆を助けなきゃ行けない。逃げる事は出来ないし戦かはなきゃいけないんだ。大切な仲間を守るため、北条さんやこの時代の人達そして紗理奈、君もだ。」
その瞬間、紗理奈は泣いて俺に抱き付き、俺はそっと紗理奈を抱き締めた。
「大丈夫、終わったらまた戻って来るよ。リディアンさんならきっと遣ってくれる。」
と抱き締める紗理奈に語りかけた。
「本当?約束だよ?」
と震える声の紗理奈に俺は
「うん」
と小さく応えた。
翌朝、何時もの様に北条さんの家から
「行ってらっしゃいだに~!お嬢様達だに~!」
とメイドニーニャに見送られ、北条さんと紗理奈とで、登校した。
そして一通り授業を終え、放課後、オカ研の部室に行き、扉を開けると
「探しましたよ?空渡さん?」
「リディアンさん!」
部室の奥にリディアンが立っていた。
「ちょっと勇太?この綺麗な女の人誰?」
と紗理奈が食い付いてきた!
俺はリディアンさんの事を、二人に説明した。
「あら?カワイイガールフレンドさん達ですね。空渡さん?」
とリディアンが微笑んだ。
その言葉で満足気な紗理奈さん
と北条さん。
その時の北条さんを見るリディアンさんに、何か違和感を感じた。
「ちょっとアンタ!来るのが遅いわよ!」
とガラナに代わると、リディアンさんにクレームだした。
それを軽く受け流すリディアンさん。
そしてイラッとするガラナさん。
「済まぬな!ガラナが!」
とブレスレットのガイバーンが詫びた。
と、その時
「今まで内のユウちゃんを助けてくれてありがとうね!」
とリスミーさんが乱入!
更に!
「この方がリスミーさん?」
と北条さんがリスミーさんを見つめた。
「あらこの娘?同じ匂いがするわね。」
とリスミーさんが北条さんを見ると話し掛け
「よろしくね!」
と固い握手をするリスミーさんと北条さん!
なんか謎の固い絆が生まれた気がするぞ!
ん?
なんか北条さんが、スマホの画像リスミーさんに見せてる。
覗いて見ると
「あー!!それはダメだって!リスミーさんに見せちゃ!」
ニンマリした顔でこっちを見る、北条さんとリスミーさん!
「キャー!ちょっとユウちゃん!この服着てみて!」
とスマホのコスプレをさせられた画像を、見たリスミーさんが言ってきた!
この人達は!
その時
「あたしにこれを着ろって?」
とガラナに代わりガラナが二人に向かって言った。
減なりするリスミーさんと北条さん・・・・
何遣ってんだかこの人達は・・・
そして
「さあ、参りましょう空渡さん。」
とリディアンが促し、中庭の円陣の前まで来ると、北条さんの家からニーニャの到着後。
リディアンはあの円陣の真中に置くと
「さあ、此方に」
とリディアンさんが円陣に来る様促し、俺とニーニャは円陣の中に入った。
「お世話に成っただに~!」
とニーニャは北条さんにお辞儀した。
「また戻って来てね!約束だよ!」
紗理奈
「きっとよ。空渡君?」
と北条さん
「うん!」
と俺は二人に返した。
そして
「北条さん?中山さん?ありがとうございました。空渡さんを助けて頂いて。貴女方には幸福になるおまじないを致しましょう。」
とリディアンさんは二人の頭に何か文字を切ると
何処かで見た光景のような?
「では参りましょう。」
とリディアンさんはあの光る石に何かを施すと、円陣が円筒形に光を放射し始めた。
そしてその瞬間、あの懐かしい光景が目の前に広がっていた!




