第59ー2
放課後、部室で話しあったその日、北条さんの自宅に3人で帰ると、と言うか俺と紗理奈は、北条さんの家に居候してるんだけどね。
「お帰りなさいませだに~、お嬢達~だに!」
とメイド服のニーニャが出迎えてきた。
ニーニャは異世界アルスナーダから来た、化け猫族の女の子だ。俺と一緒に、1年前の吉祥寺に転移して来た。そしてやっぱり北条さんの家で、居候している。メイド1号として。
そして
「それじゃ空渡君?これを着て貰えるかしら?」
と北条さんがメイド服を渡してきた。
俺はメイド2号だ・・・・
トホホ~
俺は自室でメイド服に着替え
北条さんの部屋に皆集り、北条さんは自室のパソコンデスクの前に座り、パソコンを立ち上げた。
そしてあの石の捜索を始め、その周りに俺と紗理奈とニーニャが集まる。
カタ!カタカタカタカタカタカタ!
「此処は東京都北部、違うわね。此処は都内じゃないわ。」
北条さんは一つ一つ、あの石の出品者をチェックしている。
あの円陣の数より多い。
やっぱり偽者の石があるのか?
それとも、未だ知らない円陣があるのか?
一通り北条さんはチェックして、其らしい物を見付ける事が出来なかった。
しばらくの沈黙の後
「ねえ。この石の持主って、何人目何だろうね?」
と紗理奈が何気なく聞いて来た。
その時皆は、は!となり
その言葉を聞いた北条さんは、パソコンのキーボードをまた叩き始めると、さっき検索した出品者にメールを送り、誰かから買ったのか聞き始めていた。
「此処は違う 。此処も。偽者ばかりね。此処は!?」
と北条さんが呟きながら、其らしい所を見付けた様だ。




