第7・?話20
ホテルに一旦戻って来た俺達オカ研の、北条さんと紗理奈と俺、そしてヴィラだった。だけどもう夕方になっていた。北条さんは帰ろうとしたヴィラを引き留め、ヴィラも次に現れる獣魔の日まで、一緒にホテルに居る事になった。
まあ結局の所、俺達が帰る日まで、一緒って事なんだけどね。
そして四人泊まれる部屋になったけど・・・・
「またダブルベットなんかい!」
と北条さんに突っ込んだ。
「仕方ないでしょ?部屋代の節約よ。」
とニヤっとしながら応える北条さん。
また長谷川さん絡みの、変な写メを送られそうだぞ!
俺は部屋の奥に行き、そのままベランダに出て前のめりに手すりに寄り掛かった。
すると、ヴィラもベランダに出て来た。
そして真横に来ると
「わ~。高~い!」
と喜んだ。
「アルスナーダにはこんな高い建物はなかったからね。」
とヴィラに話し掛けた。
この部屋は8階だったかな?
「アルスナーダは今どうなってるんだろう・・・・。」
と心配そうなヴィラ。
獣魔の長を倒したから獣魔が現れないハズだ。だけど獣魔はアルスナーダの時より強くなっているし、まだ倒さなければ成らない敵がいる。アードラさん達は今いったい・・・・
「解らない・・・だけど獣魔の長の奴は皆で倒したんだ。だからもう獣魔は現れないハズなんだ。だけど・・・・。」
とうなだれた。
は!
「いや!必ず原因を突き止め、解決してヴィラ!君を必ず迎えに行く!だからあの場所で、獣魔を食い止めていてくれ!」
とヴィラに頼んだ。
「解ったよ勇太!私待ってるから!」
とヴィラも応えた。
俺はその時、ヴィラにはエルフの生残りが少ない事を、話さなかった。
実際どの位生残りが居るのか解らない。
と、その時突然
「ちょっと二人共。あんまり外に居ると、熱中症になっちゃうよ~。」
と紗理奈がベランダの窓を開けて、話し掛けて来た。
「は~い。」
とヴィラとハモッて部屋の中に入った。
そう言えば暑!
7月下旬とは言え未だ7月だ。
夏休みに入って直ぐ沖縄に来たからなぁ~。
その夜の夕飯はまたビュッフェで食事をとり、部屋に戻った。
ビュッフェは大混雑していたけど、ヴィラおいしいと喜んでいた。それとエルフのコスプレと思われ目立っていた。
「其れにしても、エルフのコスプレは解かないの?」
と紗理奈
「実は本物かも知れないわね。」
と期待を込めて北条さんが言った。
「え?本物だよ。」
とヴィラがナチュラルに答えて仕舞った!
「え?!」
とびっくりする紗理奈と北条さん。
俺は慌てて
「いやいやいやいや!ウソ!冗談だから!」
と言った。
「なーんだ~。」
と紗理奈が残念そう。
そして遅くなると皆ベットで寝ようとした。
だけど
「ヴィラちゃんとベイフィールさんはそっちのベットね。」
と北条さんが右奥のベットを指差した。
なんか企んでそうだな!
この人は!




