第7・?話39
沖縄6日目の朝
突然、昨日にホテルの自室に現れた女神アマミキヨは、朝になってから斎場御嶽と帰って行った。俺は女神アマミキヨに対して何も出来なかった事に後悔しながらも、本当に何か出来る事はないか?と想いを巡らせながら朝を迎えた。
ただ結局の所はやっぱり地元民の問題なのか?と意気消沈してしまった。
そんな中ホテルの自室のベットで横になっていると
「さあ今日も出掛けるわよ!」
と、北条さんの朝の号令で我に還った。
それと同時に寝ていた皆も起き始めた。
「この谷茶のホテルを選んだ理由の一つは、近くに海底遺跡あるからなのよね。」
と、北条さんは続けて話した。
海底遺跡に行くなかな?となると、ダイビングをする事になる?
「このホテルに来る前にロゼッタストーンを見に行きたいって言って様な?」
と、眠たい顔をしながら紗理奈が、北条さんに話し掛けているけど、ロゼッタストーン?
「そう、その正確には沖縄のロゼッタストーンと呼ばれる物も、このホテルを選んだ理由なのよね。」
と、空かさず紗理奈に応える北条さん。
何か変な事言い出したわよ?この娘は?と言い出しそうな顔をする長谷川さんと、ポカーンとするヴィラを横目に、北条さんは説明を始めた。
北条さんが言うには、この割りと近くの北谷の民家の敷地内から、文字の入った石板が発見されたのと、その他にもその文字の入った石板が計13枚出土した事、そしてそのレプリカが沖縄博物館に展示去れてるから見に行くとの事だった。
「今回はバスで行けるからバスで行くわよ!」
と、ノリノリの北条さん。
そしてホテルで朝食を摂ってから、皆を引き連れてホテル出て、前にある一車線の通りを北上すると、屋根のあるバス停があった。
「暑〜い溶けそ〜と。」
と、前かがみに両腕をブラブラさせる長谷川さんに北条さんは
「これは餌を投下しないとダメね。」
と、言い出したと思ったら、徐ろにスマホを取り出し長谷川に何かを見せていた。
すると一瞬で顔がツヤツヤになる長谷川さん。
何を見せたのかな?とスマホを覗くと
あー!!この画像は初日にホテルの前の砂浜で俺が水着になった時の奴!!
確かこのビキニは長谷川さんが作ったって北条さんが言ってたけど。
いつの間に撮ってたんだ!?
俺、いや正確にはガラナがビキニを着た画像なんだけど、何故か恥ずかしいぞ!ん~今だに女子の身体には慣れないな。
まぁでもガラナに代わると、グラマラスなセクシーバディになるんだけどね。
後、ベットでヴィラと一緒に寝ていた時に、夜中に寝ぼけたヴィラに絞められた画像まで!?
その時北条さんがこっちを見るなり
「むっふ〜ん」
と、得意気に言って来た!
むっふ〜んじゃな〜い!
更に長谷川さんがこっちを向いて
「ご馳走様でした。」
と、手を合わせる始末。
その様子を見た紗理奈は
「セクハラ禁止〜!ヴィラちゃんはこんなおねーさんの様になっちゃダメだからね?」
と、怒ると同時にヴィラに釘を刺していた。
それを聞いたヴィラは物凄い勢いで頷いているぞ!
「失敬な!」
と、ハモる北条さんと長谷川さん。
全然失敬じゃないと思うんだけど!
それにしても本当に暑いな〜。
長谷川さんじゃないけど溶けそ〜。
あれ!?
なんか頭くらっとして来て・・・
何処からか紗理奈の心配する声が・・・意識が薄れそうになり・・・
は!?
ここは?
気が付くと一瞬で夜の世界になっていた。
そして目の前には
「ど〜したの?急に黙り込んで。」
と、俺の顔を覗き込む紗理奈の顔があった。
よく見ると紗理奈と北条さんは浴衣姿で自分も、そしてこの夜のイルミネーションがある場所は井の頭公園の中だ。
そうか、またあの7月7日の世界に来たのか。




