第7・?話38
女神様が突然ホテルの自室に現れて、びっくりして親戚のお姉さんと言う事にした俺とヴィラ。
そして部屋に戻ると
「私はアマミキヨって言うの、アマミちゃんって呼んでね!」
フレンドリー過ぎないかな?女神様?
というか名前がストレート過ぎない?女神様?
少しはひねろうよ!
そう話す女神様に北条さんと長谷川さんが
「え!?アマメキヨって沖縄創生の女神様ですよね?」
と、北条さんに長谷川さんは
「そう言う設定なんですね!解ります!」
と、盛り上がる長谷川さんに苦笑する女神様。
いや、設定じゃないから!
本物だし!
そしてダブルベッドに皆座って話しを再開しているぞ。
「そう言えば、勇!?うちの甥が着てたコスはあのソシャゲのキャラよね!」
と、女神様は長谷川さんと北条さんに聞くと、北条さんは喜び、長谷川さんは自分がコスを作ったと自慢げに話していた。
そんな女神様に2人はソシャゲ仲間として喜んでいた。
何かおかしな会合になって来たぞ!
その会話について行けない紗理奈はヴィラの頭を撫たりしているぞ。
ん~こっちを愛でてる方が良いな~
そして皆が話し疲れて寝静まった部屋で、俺はまた夜中にヴィラに寝ぼけて締められ、起きるとベランダに女神様が黄昏れているのに気付いて、気になった俺は女神様の横に来て話し掛けてみた。
「どうしたんですか?こんな夜中に?」
と、伺うと女神様は
「平和そうで安心したわ。」
と、笑みを浮かべる女神様に俺は
「昼間はあんな事言ってましたけど、本当は何か困った事があるんじゃないんですか?」
と、尋ねた。
「君には敵わないな~、そう実は力が弱まっていて御嶽の管理が厳しくなって来ているの。それにもう一度君達の顔が見たかったから。」
と、苦笑する女神様。
どうやら信仰が弱まり、それに連れて自身の力が弱まって行ったと、女神様は語った。
その話しを聞いたガラナは俺から代わって、昼間の事を謝罪してる姿に、やっぱりガラナは本当は悪い奴じゃないと思った。
そしてその話しに俺は
「そんなの信仰をしている人達だけ護れば良いんです!」
と、怒ると女神様は
「この琉球を創造した神々の一人だもの、子供達を護らないとね。」
と、微笑しながら俺の頭を優しく撫でる女神様に、俺の目頭が熱くなるのを感じると同時に、この沖縄で外から来て身勝手をする連中に腹が立った。
翌朝
そんな女神様は斎場御嶽へと帰って行った。
「勇太よ。頭を上げるのだ。そして前を見よ!今の我々に女神殿に対しては出来る事はない。だが、やる事は沢山ある。そうだろ?」
と、ブレスレットのガイバーンにしばらく考えから
「ああ、そうだな!ガイバーン!」
と、応えるに留めた。
そして沖縄6日目の朝
「さあ今日も出掛けるわよ!」
と、北条さんの号令で今日も始まる。




