第7・?話33
ホテルの敷地内のチャペルで、コスプレ撮影を終えた翌朝
沖縄5日目の朝
ホテルの自室で皆で起きると
「今日は斎場御嶽へ行くわよ。」
と、意気揚々と告げる北条さん。
そして北条さんは斎場御嶽の事を話し始めた。
「斎場御嶽とは、琉球王国の創世神阿摩美久がつくったといわれる琉球王国の最高位の御嶽を表す祈りの場で、ニライカナイと云う異世界から神を召喚する場所でもあり、パワースポットでもあるのよ。」
それを聞いた紗理奈が面白そうと喜んでいた。
長谷川さんは何か企んでそうな顔をしてる!
これは巻き込まれない様に気を付けねば!
ん!?異世界から召喚?
その場所を調査したら、アルスナーダに戻れる何かがあるかも知れない。
その時ヴィラが目で訴えているのに気付いた。
更に北条さんが話す。
「それと此処からが本題、この場所に霊感が強い人が行くと気持ち悪くなったり、写真を撮るとオーブが写るそうよ。」
長谷川さんは兎も角、2人は霊感が強い。
少し危険な気がする。
俺は2人に具合が悪くなったら直にその場から離れる様伝えた。
北条さんは少しゴネてたけど、まぁ何とか言い包めた。
「え!?私の心配はしてくれないの?」
と、長谷川さんが突っ込んで来た!
「あんた霊感強くないでしょ!」
と返したら、ひど〜い!と顔を膨らませてた。
それにもめげずに長谷川さんは
「でも撮影に良さそうだから、それじゃコスも持ってくね!」
と、コスプレ撮影に余念のない長谷川さん。
あんたも行くんかい!
「ちょっと長谷川さん?コスプレ撮影が目的じゃないからね。」
と、紗理奈が空かさず突っ込んでるぞ!
「せっかく来たんだから楽しまないとね!」
と、ポジティブな長谷川さん。
何か色々巻き込まれそうなんだけど!?
そんな話しをしていると北条さんが、撮影の注意事項等を話し始めた。
斎場に背を向けた撮影をしてはいけない事、足場が悪いから踵が高い靴は履かない事、薄い服装をしてはいけない事、騒いだり大きな音を立てない事と話した。
まぁ元々神様を祀る場所だから弁えないとね。
北条さんが一通り話した様なので、俺はトイレに行く事を告げ、ヴィラと一緒に部屋を後にした。
そしてトイレに入ると、堰を切ったようにガラナが話し始めた。
「は〜!やっと話せるわよ!あの娘達が居ると念波が聞こえるから困るわよね!」
「ガラナよ!今はそんな話しをしている場合ではないぞ!」
とブレスレットのガイバーンが抗議していた。
俺はガラナとガイバーンとヴィラに斎場御嶽について相談し始めた。
霊感が強い人は気持ち悪くなる事と、パワースポットである事にガラナとヴィラは、異常に魔力が高い場所ではないからと話していた。
ここで何かをする事で、創世神阿摩美久を召喚出来るのかも知れないし、召喚出来ると言う事は、逆も出来るかも知れないと結論づけた。
後は転移場所を変更出来るか・・・・
「こんな時にリディアンさんが居てくれたら・・・。」
「勇太よ!今はない者ねだりをしても仕方ある舞。先ずは現地調査と、琉球王国に成通する者に聞き込みだな!ガハハハハハ!」
と、ブレスレットのガイバーンが、ついこぼして仕舞った俺に話し掛けて来た。
「私だって居るんだよ!」
とヴィラも元気づける様に話し掛けて来た。
「よし!皆行くぞ!」
そして俺達はホテルの自室に戻る事にした。




