六
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ひとは、鏡の前で、格好をつける。
そのまま、ひとに接しているつもりだ。
けど、実際には、“フリ”に過ぎない。
自分自身に厳しいひとは、結局、ひとにも厳しく。
自分自身に甘いひとは、結局、ひとにも甘い。
さて、ここで、問題です。
ひとは、フリと結局の、どちらに乗ってくるでしょう?
…答えは、どちらとも言えないのです。…
ひとは、それぞれ、見えているモノも、聞こえているモノも、違うから。
見えていても、聞こえていても、自分の都合で編集・削除するから。
閉ざされた、人間という、生物パソコンは、
その創造主は、理不尽なのである。
人一人の振る舞いというのは、思ったほど、気に留められる事は無い。
けれど、良く見れば、その影響は、以外に大きい。
人間という生物パソコンの、僅かながらに開いたポートに、 滑り込めた時などは、特に、だ。
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