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二十四

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何処へ行っても、同じ。

…だけど、時に考えもしなかった事が起こる。

それは、奇跡といってもいい位、幸運な事だったりする。


例えば、あの“ツクモカミ”と話が出来たこと。

彼女がぼくを、いつもいつも迎えてくれること。


けど、奇跡は奇跡。

いつまでも縋っていていいモノでは無い。


いつまでも目の前の現実に、身を置き、身を晒しているだけでは

駄目だろう。


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