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十八
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あの時、“仮面”を眺めるあいつの微笑みに、
不穏さを感じた、理由。
やっと、分かったような気がした。
仮面を被りながら生きる事は、素直に“生きている”と、
言える状態では、無い。
けれども、仮面を外す事も、また、
足元を失う事なのである。
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