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十五
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それからというもの、あいつは毎晩、私を訪ねてきた。
そして、私の中は、どんどん埋め尽くされてゆく。
あいつが置いてゆく、虚しくて、冷たくて、妙に熱い、それらに。
そのせいで、一日中、息苦しい。
なのに、追い出すことも、飲み込む事も、出来ずにいる。
一体、これは、何なのだろうな?
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