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戦場の星光  作者: 残光
3/3

副長

世界は既に23世紀に突入してはや半世紀

宇宙進出が始まった20世紀から数えても400年

もはや初期の宇宙船の構造など中学生の宇宙学で広く教えられている。


だからといって宇宙船をジャンクで作ってしまう馬鹿が稀に居るが、本当の本当に稀だが居たりするが


400年以上変わって居ない物も当然ながら存在する。そう、たとえば


キーンコーンカーンコーン バタン ドタドタドタ


ベルと共に飛び出す学生と購買とか

軍学校の生徒だけあって全員が素晴らしいスタートで走っていったのはご愛嬌

そんな狂騒を尻目に自分はクラスメイトの元に向かう

余談だと

軍学科の1学年は40人 3学年で120人

普通科は1学年1200人 3学年で3600人


繰り返しになるがここは新堂軍学校である。が、軍学科の生徒が減少の一途を辿り続けている落ちこぼれ高校である。





「お断りします。」


即断即決で断られた。弁明も釈明もまったく余地の無い回答。

黒髪ロングのクールな美女に無言で見詰め合うのは精神的にきついものが在るが、そんな事を言っていられるほどの余裕も無く自分はお願いという名の説得を繰り返す。


「そう言わずに艦長役お願いします。」


「お断りします。」


迷いすらなく会話を終わらせられる。とっかかりもひっかかりもありやしない。

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