一茜さんの企画に参加させていただきました!【パレット企画】
ブラックエメラルド
《定義》黒に近い緑色、夏の最中に揺れる真緑の葉がちょうど日陰に差し掛かった時に見える色。
《思い出・由来》
少し昔の話になりますが、夏の暑い日には飼い犬と山の中に入るのが日課となっていました。
その道は鬱蒼としているのですが、夏の暑い日は風も良く通り日影もあるので涼しかったのです。
折り重なる木々は葉を揺らしながら自分達を囲っていました。
虫がいたり、蚊も沢山飛んでいましたが、それでも心地よかったのです。
その思い出とこの色は強く結びついています。
その時に見渡す木々は決して鮮やかな緑色を放っていたわけではありませんでした。
ものすごく薄暗く、かなり黒に近い色でした。
けれど目を凝らせば、緑色が時折輝いて見えるのです。
木漏れ日が葉を照らして、少しだけの間、緑が見えるのです。
それらが混ざったような色。
暗い緑色『ブラックエメラルド』と名付けさせていただきます。
《使用例》
私は本を読んでいた。
木陰には木漏れ日が漏れ出ていて、ほんのりと温かい。
とてもいい気分。
思わず欠伸をかいてしまう。
本を閉じ、三角座りをしていた足を延ばす。
芝生の感触が心地いい。
寝転ぶと真上には葉桜が生い茂る。
薄暗い中、宝石のように時折輝くその色はさしずめ『ブラックエメラルド』と言った感じだろうか......
瞼が自然と重くなり、そのまま私はゆっくりと意識を深く沈めた...
《最後に》
綺麗な色は見ているだけで「あぁ、綺麗」って思えます。
ふとした瞬間に目に留まります。
そんな瞬間を見逃さないためにも周りの色に気を使って生きていきたいと思います。
本作はパレット企画への投稿作品です。
パレット企画開催地(企画詳細のページ)
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1120386/blogkey/2269309/
(一茜 活動報告)




