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最強のお姫様は、お嫁様を夢に見る。

作者: 慧瑠

ちゃちゃっと息抜きに書きました。

誤字脱字あると思いますが、良かったらお付き合いください。

タグ、何を付けていいか分からなかった。

幼い頃、私は一つの夢を持っていた。


庭の花園で両親が見守る中、私は拙い手際で作った不格好な花の冠を頭に乗せ、両親達の分の冠も作り二人の頭にも乗せる。

今思えば、本当に出来の悪い花の冠。だが私は満足そうに頷き、自分の夢を口にする。


「わたし!おとうさま と おかあさま みたいにしあわせになる!

しあわせなおよめさまになるの!」


それが私の子供の頃の夢。そして、今でも変わらぬ夢。


伴侶を持ち、良き妻として家庭を守り、願わくば二人の子を持つ。


夢のため…私は、裁縫も料理も掃除も使用人達が止める中、無理矢理覚えた。

今では、自分が着るドレスは自作。新人の厨房担当には私が教え、掃除に粗があれば小言が漏れそうになってしまう始末。


だがそれは大した問題ではない。

言い方を変えれば、それだけの家事をこなせる腕を身につけられた。私は、それには満足している。


満足している…。それだけであれば、満足しただけで済んだものの…。


「鮮血の姫だ!気を引き締めろ!一瞬でも油断すれば血の海に沈むぞ!!!」


平原に私の後ろに控えるは、我が国の軍。組まれた隊列を仕切るは、私が教えを乞うた使用人達。


遠くから聞こえる'敵'の声が、大軍の先頭に立つ私の耳にもよく届く。


鮮血の姫――。私がそう呼ばれる様になったのは、何時頃か。

こうして戦場に立つのは何度目か。


幼き頃に夢見た光景とは違う。

幼少の頃に私を好いてくれた相手には悪いことをしたと思う。


疑わなかった。私を好いてくれたその王子が私の運命の人であり、私達は赤き糸で結ばれていると夢を見ていた。

だからなのだろう…'私より、強くなってね!'などと条件を提示してしまったのは。

その日以降、彼は私の前に姿を現さなかった…。『強くなって帰ってくると』手紙だけを残し、行方が分からな無くなってしまった。


それでも私は寂しくも思ったが疑いはしなかった。あぁ!疑わなかったさ!

彼は、王となり、私はその妻となり。支える立場になるだろうと一寸の疑いも無かったさ!

だって分かるわけないじゃないか!箱入り娘の様に愛で育てられた私が、外の基準など!


「姫、敵は既に射程圏内でございます」


「まだだ、威嚇射撃など私が居る時点で十分威嚇になっている、意味をなさんよ。無駄に撃つ必要もない…引きつけよ」


私が料理技術を盗んだ使用人が、私に報告をしてくる。それに対して、私も適当に返し思考を再開する。


そう。城でのみ生活をしていた私は、外を見るまで知らなかったのだ。


父が、母が、城に仕える使用人までもが…周辺国から恐れられる程に強者であったなどと!知るわけ無いだろう!


思えば…王子へ提示した条件を意気揚々と話す私を見て、使用人・両親共々苦笑いをしていたような気がする。

もうその頃には、既に家事を学ぶ為に見つからぬよう隠密を極め、使用人達に見つかれば逃走をしていた。


こっそり料理に挑戦した時など、包丁が重たすぎて扱えず、悔しくてその包丁を扱えるようになるまでに至った。

包丁が扱えるようになった事が嬉しくて、次に捌き方を私は盗み真似をして…自分なりの捌き方も見つけた。


裁縫をする時など、針に糸を通すのは簡単だったが、綺麗に縫うことが難しく、これまた技術を盗んださ。

一斉に針を投擲し、魔力を使い糸を操り、一度に十着から制作をする技術を。


掃除も最初は難しいものだった。

屋敷中に設置されている防犯用の罠の解除の仕方を覚え、その手入れ、再設置。始めの頃は、一日かけても一本の廊下すら掃除がままならぬものだったな。

初めて見る罠の解除方法を見て盗み、実践を繰り返し、知識を蓄えていく感覚は…幼いながらに冒険心がくすぐられ楽しかった事も覚えている。


ふふっ…そう考えれば、中々に悪くない幼少期


「んなわけあるかああああ!!!」


「ひ、姫様??」


「む。すまない。ちょっと考え事をしていた」


私が大声を上げてしまい、部下達が強張り、緊張感が張り詰めてしまった。

手を上げ軽く謝罪すれば、部下たちは一息つき、敵前だと言うのに緊張が解けていく。それを確認した私は、もう一度記憶を掘り返す。


初めて違和感を覚えたのはいつ頃か…。


父が私に見せたいものがあると言って、隣国と模擬戦の場に連れて行かれた時だ。

新兵同士の戦い。

私はそれを見て、最初に何を思ったか…。それは『遅すぎる』という感情だったと思う。


あれでは自分の倍程ある魚の活き造りなど出来はしない。

あれでは着たい服を即座に作れない。

あれでは罠が先に作動してしまい手入れができず、舞うホコリに遅れを取ってしまう。


そんな事だった気がする。


……。もう、この頃からおかしかったのだろうな。


そこで初めて剣を持たされ、模擬戦をしていた兵士達を軒並み薙ぎ払った。

私は疑問に思いつつも、兵士さん達が手加減をしてくれたんだ!と可愛らしく思ったなぁ。


だけど疑問が出た時点で気付いておけば、引き返せたのかもしれないな…。

当然だ。今なら普通におかしいと分かる。


包丁やハタキより剣って軽いんだー。


無邪気に思ったその認識が、明らかにおかしい事ぐらい。


「姫、敵軍からの魔法攻撃を確認。どうやら、敵の射程圏内に入ったようです」


「どうせ威嚇だ。それほど威力もない。

だが一応魔法部隊は障壁展開!自分の身ぐらいは守れ」


「ハッ!魔法部隊!障壁展開!漏らすなよ!」


裁縫を得意とする使用人は、敵側からこちらへ向かってきている魔法を観測。

私の目でも見えている。


指示を出せば、掃除をよくしていた使用人が、部下たちへ命令を下す。


「はぁ…」


前方に展開された障壁に次々と魔法が当たり、轟音が響き始める中、私は小さいため息をして一歩だけ障壁の外へ出た。

当然、魔法を防ぐ障壁は私の背後にあるが…誰からもその事を注意はされない。


遅れて、一発だけ少し強力な魔法が向かってきている事が見え、その為に私は前に出た事を皆理解している。


「ケーキを作っていたい」


眼前に迫った少し強力な魔法を、私は片手ではたき落とした。

呟きは轟音に掻き消され、誰の耳にも届いていないだろう。


私の柔肌には、それで傷がつくなんて事はない。


「全軍に告ぐ。いつも通り、敵を殲滅。捕虜としても構わん。

魔法部隊は前衛に当てないようにだけ気をつけるよう。…私に当てるなよ?」


「アッハハハ!姫に当てられたら昇進モノですよ!」


「ならば当ててみろ」


ちょっとお調子者の使用人が笑いながら言った言葉に、私も軽く返す。

彼等の腕は信頼している。そして彼等も私を信頼している。

幾度とやったやり取りの一つだ。


私は、自分の武器を手元に喚び出し掲げる。


私よりも少し大きい大剣を高く掲げ、いつもの様に口にする。


「生きて帰れ。死んでも帰ってこい。

仮に死んでいたら、私が気付きつけに一発くれてやる」


「そっちがトドメになるやつですな」


城では使用人をまとめている長が、これまた軽口を叩いてくる。

緊張もほぐれているようだな。

ならば、任せればいい。私は最後に一言、皆に命令をすればいい。


「では、勝利を迎えに行こう」


私は自作の純白のドレスを揺らし、敵軍へ突っ込んでいく。

同時に、後ろから雄叫びが上がり、私の後に続き、空は我軍の魔法が埋め尽くしていく。


「鮮血の姫かっ!」


「…」


敵の兵が私を見て叫ぶが、それに答える必要もない。

ただ無言で振るう一閃。


それだけで、相手の鎧など砕き、衝撃波が私の道を開く。

次に、力任せの縦振りで地面を叩き割る。

それだけで、私の周囲に少しの空間が広がり、敵兵はその距離を保ちつつ私を囲む。


「腑抜け共め」


「かかったな!!」


私の呟きに返ってきた言葉は、随分とご機嫌は声だ。

足元に視線を落とせば、拘束魔法の魔法陣。明るくなった視界に気付いて見上げれば、太陽の様に煌々した巨大な炎球。


広域殲滅魔法…それに手を加え、威力を凝縮して一点集中型にしたものか。


分かりやすく、単純故に強力な手だ。


随分と進軍に時間が掛かっていると思ったら、これの仕込みをしていたと言うわけか…。


「これで私が負ける様なら、きっと私はか弱い姫のままで居られた」


自分で言っていて悲しくなる。


私は、拘束魔法の影響など受けていない様に大剣を持ち上げ、投擲の体勢を取る。


驚き見る敵兵の視線など気にせず、私はそのまま大剣を炎球へ向けて投げた。

その反動で衝撃波が起こり、敵兵達は腰を抜かす。だが、それでは終わらない。


高く、空へ進み続ける大剣は、程なくして炎球へとぶつかり…そのまま、炎球を掻き消した。


大剣が押し負けるわけでもなく、爆発が起こるわけでもなく。

炎球を掻き消し、本来であれば起こりうる爆発すらも四散させ吹き飛ばす。


瞬間の静寂。

漂っていたはずの雲まで消えていった青空を眺め、私はため息を漏らす。


「鮮血の姫。純白のドレスを返り血で染める事から畏怖の念を込め呼ばれている。

噂には聞いていたが、一見すればただの華奢な少女ではないか!」


静寂を裂くように響く耳障りな声。


「嬉しい事を言ってくれるな。

照れて加減ができなくなるかもしれん」


鎧を鳴らし、馬にまたがる巨漢。

私より二回り程大きな体格は、私の大剣ぐらいか…。


「無用!このガララ!情け貰うほど落ちぶれてはおらぬ!」


「ならば来てみよ。

情けなくして、私と同じ場に立てるのであれば、私も見てみたい」


「ふんっ!遠慮はせぬぞ!…はあああっ!!!」


男は馬から降り、重量感のある槍で私に向け突きを放つ。


良い武器だ。

丹念に作り込まれ、強度を落とさぬよう芯のある良い武器だ。故に、惜しいな。


私は手の甲で先端を弾きあげ、柄に向かって拳を放つ。それだけで槍は脆く砕けていく。

そのまま唖然とする巨漢の懐に、滑り込み身体を捻って顔に向けて裏拳を御見舞する。


「フギャヌァ」


巨漢は、出ていいものか分からない声を上げ、巨漢は様子を伺っていた敵兵達を巻き込み吹き飛んだ。


「すまないな。やはり加減をしてしまったよ」


巨漢の血で汚れ染まり始めるドレスを見ながら、私は言葉をかける。

流石に、本気でやってしまうと…拳圧の届く範囲には何も残らん。それがどこまで届くかは、もう私でも予想がつかんのだ。


「ごふぉっ…噂に違わぬっ、豪傑っぷり…だがっこちらも隠し玉がある!」


敵兵達から肩を借り、ふらふらとした足取りで立ち上がる巨漢は言った。


「存外タフなのだな。私の拳を受けて立っているのだ、誇っていいと思うぞ。

お前は十分に強者だ」


「ふんっごふっ…その軽口、いつまで叩けるかっ!!」


素直に感心していると、巨漢は不敵な笑みを向ける。


隠し玉…か…。


軽く戦場を見渡せば、使用人達を筆頭に暴れまわる我軍。

白兵戦も魔法戦も我軍の方が優勢だが…それを覆す何かが向こうにはあるようだ。


見ものだな。

それを正面から打ち破れば、きっと兵達は引くだろう。


「ならば見せてみよ。その隠し玉とやらを」


「覚悟せよ!白き王殿、頼みました!」


巨漢は鼻を鳴らし、誰かを呼ぶ。


白き王――その呼び名ぐらいならば、私も聞いたことはある。

身分を明かすことはなく、雇われ傭兵の身で戦地を彷徨う男の呼び名だ。


無類の強さを誇り、戦地で上げた功績は多く、引く手数多の勧誘を断り傭兵の身を貫く者。


私が城下町にフラリと出かけると、私と白き王、とちらが強いのか。という談義も時たま聞く程には、その強さと呼び名は広まっている。


そこまでの強者ならば、私も興味はあった。だが、どうせいつか戦場で会うことになるだろうと、ろくに調べもしなかったが…まさか、今日会う事になろうとはな。


強者である事に負い目を感じているが、反面で強者と出会う事を楽しみとしている。

血は争えないな。

そんな自分に呆れつつ、白き王のご登場と待った。


「鮮血の姫と白き王、どちらが強者か…いい土産話ができそうだ」


「鮮血の姫…やっぱり君かぁ。

皆分かってないな…彼女は白が一番よく似合うのに」


自傷気味に笑い呟くと、心を掴まれる様な声で言葉が返ってきた。


私は、驚きのあまりに顔を上げ、その者を見る。


磨かれた白銀の甲冑に、純白のマントを羽織るその人物を。


「ただいま。やっと会えるぐらいにはなったよ」


「…遅いわ。たわけ」


月日が流れ大人びだ顔に、落ち着いた雰囲気。それでも無邪気な笑みは、昔から何一つ変わらず私に向けられ、私の心を捉える。


「おかえりは言ってくれないのかな?」


「まだ言えぬよ。

見せてみよ。約束、果たせておるかどうか」


それ以上の言葉は不要とばかりに、私も彼も構える。

誰も私達の空気に言葉を発せず、固唾を呑む音だ響いた。


その音は合図となる。


瞬時に目の前に立つ彼は、剣を振るう。―速くなったな。


その剣を軽く砕き、貫手を彼の心の臓を目掛け放つと、彼はそれをいなし私へ向け拳を振るう。―重い攻撃をする様になったな。


彼の拳に添える様に手を当て受け止め、彼の首を目掛け手刀で一閃。その軌道に合わせ、彼は身を翻させ私の背面から同じように手刀を振る。―反応も良くなっったな。


一閃一刀一撃一発。幾度と繰り返され、互いにどれも貰わぬ攻防が続く。

久々に心が踊る戦闘、その相手が彼ともあれば尚の事。永久に続くことの祈ってしまう様な時間は、そう長くは続かない。


彼の動きが一瞬鈍り、私はそれを見逃すこと無く彼の頭を捉え拳を放つ。


「強くなったな」「やっぱり君は強いな」


ピタリと止まる私達は、同士に呟いた。

彼に当たる寸前に止められた拳…そして、私の喉元を捉え、当たる寸前で止められた彼の貫手。


「引き分けだ」


「君はまだ手加減をしてた。こっちは全力だったっていうのに…僕の負けだ」


「何を言う。当てるつもりのない攻撃に私は当たらんよ…。おかえり」


「ん。ただいま」


数秒の沈黙の後、自然と目を閉じ、私と彼の顔は近付いていく……。そこで、やたら周りが静かな事に気付いた。


「んなっ!!待った!!」


「ふぎゅっ…」


目を開け周りを確認すると、何やら温かい目で私達を見守る我軍と、何を見せられているんだと渋い顔をしている敵軍の姿があった。

人前である事を思い出し、急に恥ずかしくなり、慌てて彼の顔を鷲掴みにしてしまう。


当然、彼からは可愛らしい声が漏れるのだが…私にそれを気にする余裕はない。


「み、見世物ではない!散れ!散れ!!」


「別に僕は気にしないけど」


「わ、私が気にする!!ぐっ…こうなれば…」


とこもなげに言う彼を無視して、少しだけ本気で地面を踏みつけた。


それで軽く大地はめくれ、砂埃が巻き上がり視界が悪くなる。私は、そのまま彼を抱き上げ、城へ向け駆け抜けた。


「お姫様だっこって、本当なら僕がするべきじゃない?」


「ぬかせ!させようものなら、あの場でせ、接吻しかねんだろう!!!」


「うん。まぁ、だね」


「ぐぬぬぬ…」


私に抱えられながら、昔の様に笑みを向けてくる彼に、私は自分の顔が熱くなっていくのを感じる。

その熱を冷ますために向かい風を強めるため、足を速めた。


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後日、部下たちからの報告によれば、敵軍とは停戦協定が結ばれ、現在は協定内容のすり合わせていると言う。

敵軍は、白き王を雇えた事で、この機に我が国を落とせればと考えていたらしい。


だが結果はどうだ。

白き王は、私に拉致られた。


報告書の最後の方を読めば…


私と彼の戦いは、速すぎて目に追えるものではなかったが、時折映る残像はまるで踊っているようだった。

そして、最後にはなんかイチャイチャしはじめて、何を見せられているか分からなかった。


と敵軍から言われたらしい。


即刻私は報告書を破り捨てた記憶は新しい。


「姫様、ご準備よろしいですか?」


「あぁ…」


私は今、私の技術の全てを注いだ自作で自慢のドレスに身を包み、セットのレースを頭から被り、扉の前に立っている。

後ろでは、父が鼻水を啜る音が聞こえるが…言及すれば、男泣きを一足先に見る羽目になるのでしない。


「では…」


「ありがとう。これからもよろしく頼む」


「はい。いってらっしゃいませ。姫様」


扉を開ける使用人に一声かけると、潤んだ声が返ってくる。


開いた扉の先では、私が夢に見ていた光景が広がり、その奥で彼は笑みを浮かべ待っている。


一歩踏み出せば拍手と歓声と祝の言葉が聞こえ、所々鼻をすする音が混じっている。


それを一身に受け、私は一歩、また一歩と進み、彼が待つ場所へと近付いていく。


子はやはり二人がいい。

父も母も、使用人達もウキウキと楽しみにしているのだ。

その事を彼に話せば、彼は少し困り顔ではあったが笑って私を抱き寄せてくれた。


…大丈夫、きっと私と彼の子だ。戦闘兵器にはならないだろう。きっと………。




幼い頃、私は一つの夢を持っていた。

お嫁様になるという、ありきたりな夢。


幾分か、変わった道のりではあったが、私はその夢を叶えた。

ここからは私が磨き上げた家庭技術が唸る時だ。


ただ、私は我儘で夢は大きく長い。

叶った夢は、まだ始まりなのだ。この身果てる時、やっと私の夢は叶い終える。


苦労も多く、困難もあるだろう。それでも…。


「愛している。これからもずっと君を」


「私もだ…愛しているよ」


今、間違いなく私の夢は叶っている。

お読み頂きありがとうございます。

ちょっと、短編でちゃちゃっと書きたくて書いた次第です。


お楽しみ頂けたのなら…幸いです。

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