初投稿から半年間で百万文字
まず最初に私の作品を見つけて、読んでくださる方々に感謝を述べたいと思います。
私の作品を見つけて読んでくれてありがとうございます。
初投稿から、毎日連載を続けてもうすぐ半年になります。
そして書きなぐるように投稿した作品達の総文字数が、そろそろ百万字になるようなので、区切りを記念してエッセイを書いてみた次第です。
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小説家になろうは、昔からの名作や、現役の人気作品なども含めて、無料で大量の作品が読めるのが魅力の一つかと思われます。
そんな中で、唐突に連載を開始した新人物書きの作品が果たして読まれるのか··?
····答えは聞かなくてもわかりますよね。悲しいですが、始めはそんなに読まれていませんでした。
ただ私自身は、数多の作品のあるなかで、わずかでも読まれていたのなら良いのかなとも思いました。
なぜなら小説家になろうには過去、それに現在進行中の名作が揃っております。テンプレと呼ばれる人気の作品もいくつもあります。
そうした状況下で、新人の拙い作品を読もうとする人が、ブックマークをつけて、評価をくれたんですから嬉しいものです。
文章を書くにも読むにも、時間は消費されるわけですよね。タイパなんて言葉が流行るように、いまの世の中は時間の使い方にはとてもシビアです。
そのような状況の中で、私のような新人の作品を読もうとする方は、読む事に貪欲で、読書が好きな方なのでしょう。
ありがとうございます。だからこそ言わせて下さい。あなた方はおかしいです、文字を愛するマニアさんです。
スコップするとか、サルベージするとか最近はガチャガチャ機能のようなもので作品を読む方もいるそうですね。
言われ方は色々あるのでしょうが、お宝探しに励むトレジャーハンターの方々の冒険心、探求心が満たされるような書き手になりたいものです。
そしてガラクタから始まった投稿作品が、お宝になったと思われるような作品づくりに励みたいと思います。
エッセイにあげる際に、はじめは自分の作品の傾向やどこがつまらないのかを自虐するつもりでしたが、ここでは割愛したいと思います。
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記念的なエッセイを上げてそれで終わりかよ、と怒られそうですが書籍化アニメ化作家さんの言葉なら、説得力もあり為になりそうてますが、新人底辺作家が語った所でそもそも読まないじゃないですか。
それでもまだ投稿作品の総文字数が百万字に届いてないようなので、約半年で百万字と誇れるように文字を稼がせて下さい。
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こうしたエッセイのテンプレに則って、それっぽい体験談をあげるとしましょう。
これから小説を書こうと思う方、長編に挑戦される方、とくに私のように勢いと思いつきで書かれる方に言っておきます。
一ページ毎に、とは言いませんが、区切りの良い場面で出来ればいったん見直しする事をオススメします。
あと長く書き連ねると、思いつきと勢いで書いた面が後で矛盾を生じる展開になったり、鍵となるアイテムや、登場人物が抜けたりしますから。
読者の方は辛抱強く応援してくれる方が多いです。読みづらい表現でも始めの内はスルーするなり、耐えてくれます。
しかし、あまりにもおかしな箇所が多いと疲れてしまい、そっと本を閉じて、二度と戻らなくなります。
それに何人もの方が言われていますが、見直しても何故か気づかない誤字脱字が何度も出てきます。
スマホ入力ですと、トラップのように文字の検索候補として人気のワードを読み込み、親切に誤変換してくれるので謎の文になる事もあります。
最初から改稿、推敲しておけよと思われますが、わたしの場合は頭の中の話しをいったん勢いで吐き出さないと書けなくなるタイプのようなのです。
同じタイプの方は、同じような苦悩をしているかと思いますが、それならばとにかく書いて投稿して修正していくしかありません。
そして時折やって来る誤字脱字を修正して回る、AIの試運転にダメ出しを食らいながらも、心を強く持って作品をつくりあげるのみなのです。
その書き上げた作品に愛情があれば、きっと自分で作品を読み返しながら、改稿したりするのも楽しくなりますから。
····嘘です。嘘をつきました。あまりに稚拙な文章に私は泣きました。
出来る人は書き溜めて先にチェックするので、そんな苦悩をいちいち書きません。
でも好きで書いた作品なので、自分が読みたくて楽しみたくて作り上げた世界なのだから、きっと完成に近づけたくなるのは事実です。
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数少ない読者の方には改稿を重ねる度に、ご迷惑をおかけしております。
今後も作品の完成度を少しでも高めさせていただきたいと思います。なので先に謝っておきます。ごめんなさい。
そしてこのエッセイを投稿する頃には、二作目の連載が挿話を入れて五十万字越える物語としての完結目処がついています。
連載二作品と夏の企画などの短編を合わせますと、なろう初心者の分際で、半年弱の投稿総計文字数が百万字になります。
懲りずに歴史ジャンル企画に手を出してビクついています。お優しい方がいて感謝しております。
◆
読まれずに、サーバーの負担を増やすくらいなら、人気作品に譲れと怒らないで欲しいものです。
そのほとんど読まれない可哀想な文字を、百万字も投稿して本当に言いたいのは、自分好みの作品を自分自身で作るのは思っているより難しいと言う事ですね。
『言うは易し行うは難し』
もとの出典は中国の前漢『塩鉄論・利議』でしたでしょうか。
「言う者は必ずしも徳有らず。何となれば、これを言うは易くして、これを行うは難ければなり」とあります。
言うのは簡単でも、何事も実際にやってみると大変さがわかるものです。
私も好きが高じて執筆活動を始めたのですが前述にある通りの有り様です。
それでも物語をつくるのは楽しいし、やめられないのなら続けていけば良いのです。そう思いました。
上達したければ、綺麗な文章やうまい表現について、小説家になろう先輩の方々がすでに詳しく掲載しています。一度読んでみるといいでしょう。
読ませる文章の工夫、書籍化についても、どこのメディアに向けて投稿するのかによっての違いも諸先輩方が丁寧に教えてくれています。
押し付けがましく指導されるのが嫌な方でも、すでに掲載されているものを自分から読む事が出来るのです。
テンプレと同じで見習いたい箇所は学び、違うなと思う所は雑学の知識として頭の隅にしまっておけばいいのです。
文章の作法は守るものではなく、知るものだと思います。文字は伝えるための道具でしかないのです。
作法を守っても、その結果読みづらくなってしまい、伝わらなければ本末転倒ですよね。
それでも文章の上手い人が、同じ拙い文章を使って文字のレイアウトを考えるとセンスの差を、誤字脱字修正付きで見せつけられて終わりますが····涙。
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あまりにも読んでもらえないと述べて来ました。しかし冒頭に記したように、数少ない読者のかたが私の作品に目を通してくれています、多分としか言えないですが。
それとなく良い事を並べ立てみたり、引用を入れたりしてみましたが『このエッセイは大した中身のない、ただの文字数稼ぎ』 という野暮なツッコミはなしでお願いします。
ちゃんと中間あたりに文字を稼ぎます宣言したのでセーフですよね。
※ 2023年11月21日現在、この作品投稿から丸二ヶ月経ったのですが、文章力は初期よりマシになったと思うのですが、その分ペースは半減しました。
文字量だけ誇るなら、二十五万字加算の計百二十五万字になります。自作品のトータルの総文字数は上から数えて、5759番目でした。
ちょうどエッセイで、寝食削って的なものが上がっていましたが、三百万字に届くまで、意見的なものを言えない感じです。
なにせ寝ないと頭が動かないし、ストレスが溜まります。美味しいもの、美味しいものを書いてる本や作品も読みます。
漫画も読みます、ゲームもします。買い物もしますし、商談にも出掛けなければいけません。
結局全部スマホで隙間時間に執筆するので、頭のメモリーが足りなくなってアイデアはどんどん溢れおちていきます。
それでも読んでもらえる作品にはなっているようです。累計1000pt越えでした。まあ短編と、公式企画参加のご祝儀ptがいかに大きいかですね。それでも読まれているのですよ。圧倒的多数ではないにしても。ありがたい話しですね。
追記の形になりましたが、何かの縁でこの作品に目を通した時に、追記の追記になっているかもしれませんので、予め記入しておきます。