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取り調べ

 宮崎県警中央署で少し前にニシタチで暴れた仰怪人が取り調べを受けていた。取り調べを担当しているのは西郷俊輔と山村隆一だ。


「なぜこのようなことをしたのか。まずは説明してもらえないか。」

 山村が尋ねると仰怪人は言った。

「俺は努力しているんだ。一生懸命やっているんだ。だけど正社員になれないんだよ。一体どう言うことなんだ。そして俺たちが何かするとお前ら警察がすぐに取り押さえてまるで悪者扱いするじゃないか。有志を募り仲間を集めて行動した連中はヒーローと名乗る奴らにやられてしまう。これが黙っていられるか。ヒーローと国とは司法取引でもしてるんじゃないのか。俺たち非正規の人間や仕事したくても採用されない人間を何かあるたびに悪者扱いされる。結局最後は正義を名乗るヒーローや警察の手柄だ。だから俺はヒーローも国も警察も信用していないんだ。だけどこないだハムカイザーという奴が現れた。奴なら信用できそうだ。」


 西郷と山村は仰怪人が最後に言った言葉を待っていた。影としてに絡みついたハムカイザーは仰怪人に何をしたのか何を言ったのか知りたかった。

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