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バラ園にて。

すいません。ちょっと深夜テンションで書いた部分があるので、おかしいところあるかもしれません。暖かい目で見ていただけると嬉しいです!!

はぁ……。勢いでお茶会から出てきたのは良いですけど、馬車が来るまで時間がありますし……。どうしましょう。まぁそれは置いといて。なんで私が悪女ですの!?思い出すだけで腹立ちますわ!それは、もちろん婚約者が他の女性と仲睦まじいところを見たら嫉妬しますわよ!でも!!だからってイジメたりしてませんわ!ってここ、アーケド様と最初に会ったバラ園じゃない……。ここで初めてあった時はあんなに優しかったのに……。もしかしたら今は魔が差しているだけなのかも…。って


「なんでっ……変な期待…っ…してるのかしらっ……っやっぱり……っ簡単に……好きな…気持ちは……っ消せないのね…っ……。」


「どうしたの?こんなところで泣いているなんて。何かあったのかな?」


「!?」


「ごめんね。びっくりさせたかな。僕はアイトだよ。

一応……「皇太子様ですよね。」」


なんで皇太子様がいらっしゃるの!?びっくりするに決まってるじゃない!っというか泣いてるところ見られた!?


「うん。わかっちゃたか〜。一応、魔法で目の色とか変えてたんだけどなぁ〜。」


いや、わかりますよ。さすがに……。だって……。


「はい。このバラ園に入れる身分は決まっておりますし。そもそも服装が皇族の方しか刺繍できない牡丹の花の刺繍がされていますし。」


「そっか!それは気づかれちゃうかー。まぁ僕の事はいいよ。君は?ロードクロサイト家のご令嬢だよね?」


「はい。ショコラ・ロードクロサイトです。」


とりあえず自己紹介したから帰っていいかしら…。

って馬車が来ないと帰れないじゃない。


「そっか。それじゃあ、ショコラ嬢、君はなぜこんなところで泣いていたんだい?」


これは、なんて答えればいいの!?正直に言う!?でもまだ正式に婚約破棄したわけではないし……。


「あっえーとば…馬車がその来なくて……その…。」


「フフッ。大丈夫だよ。今の僕の事は皇太子なんて思わなくて、だから本当のこと教えてね。」


えっ。それなら正直に言っていいのかな?って駄目よね。でも……。他の理由も思いつかないし。ウーン。

なんでこんなに気になってるかは、分からないけど言えば、きっと興味なくなるわよね。しかも令嬢の話なんていちいち覚えていないだろうし。


「ショコラ嬢?そういえば今日はこのバラ園の隣でお茶会があるんだよね?もしかしてショコラ嬢、そこから抜け出してきた?それに君の婚約者はどこなのかな?確かアーゲト公爵子息だよね?さっきお茶会のところで見た気がするけど。」


この皇太子なんか……。やばくないですか!?観察力が高すぎません?これ絶対本当のこと言わないと帰ってくれなさそうですね。はぁ。


「実は、そのお茶会で婚約者に婚約破棄されまして。まだ正式ではありませんが……。時間の問題かと。」


「そっかー。じゃあショコラ嬢はそれで泣いてたのかな?もしかして好きだったとか?」


「まぁ……。初恋の方ですから。」


顔が熱いわ!!こんなこと言うの初めてだもの恥ずかしいのは当然よね!うん!!


「そうなんだね…。初恋かぁ。」


「はい……。ここで小さい時に会って……。もうあんまり覚えていないんですけど……。茶色い目ときれいな金色の髪ですごく優しい人だったて事は覚えているんです。それでアーゲト様に話したら同じことを覚えてて。初恋の人と結婚できるなんて幸せって思ったんですけど……。」


また泣きそうだわ……。感情をコントロールしなくちゃ。


「泣いても大丈夫だよ。君は我慢したんだし、よく頑張ったよ。」


「っ……ふ……っ……。っ………。」


〜=❥❣❣❥=〜〜=❥❣❣❥=〜〜=❥❣❣❥=〜〜=❥❣❣❥=


「すみません。お見苦しいところをお見せしてしまいました。」


「ウーン。そこは、ありがとうって言われた方が嬉しいかなー。」


「あ…ありがとうございます。」


「うん。いいよ。それじゃあ僕はやることできちゃったから、君の家の馬車も来たみたいだし、またね。」


  何だったの……。


「お嬢様、大丈夫ですか?」



「え…ええ。大丈夫よ。帰りましょう。」


はぁ…。帰ったらお父様に婚約破棄のこと言わなくちゃいけないし、もう疲れたわ……。とりあえず


「帰ったら、紅茶と何か甘いものをお願い。」


「かしこまりました。」

次回もよろしくお願いします。

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