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参~不思議な少年~パレ視点

はじめまして!!私はパレ!!

今日も、仲間と一緒にギルドからの


『グリーンスケルトンを15体倒せ』


っていう依頼により魔獣の森に来てたんだ。何でここが魔獣の森っていうのかと言うと、レッドパンサーっていうA級クラスの魔獣がいるからなんだよ。ま、Aランクの私たちが5人もいるんだから倒せないことはないんだけどね!

グリーンスケルトンはそのまんま緑色のスケルトンで、たぶん木葉に擬態とかするために緑色なんじゃないかって言われてるんだ。


あ!仲間を紹介するね!

リーダーは魔法戦士のグラン。一番強いよ!あ、でも女好きっていう悪い一面も………

魔法使いのミラ。美人だよ!魔法に一番詳しいの!!

戦士のカルト。脳筋だけど、剣の腕は確かだよ!

魔物使いのリシャー。魔物に詳しくて、何に弱いかすぐ解っちゃうんだ!!

そして、盗賊が私!!


でも、今回はいつもと少し違ったんだ。

いつも通りにグリーンスケルトンを倒していたらリシャーがレッドパンサーがいるって言い出して。

もう夜だったから避けようよって話してたら、レッドパンサーの唸り声が聞こえて。

私たちは威嚇だと思ったんだ。そしたら脳筋のカルトが「レッドパンサーだ!!殺せ!」とか言うから向こうが動き出したのが分かったから、急いで戦闘体制を整えたんだ。


敵だと認識したらレッドパンサーはすぐに襲いかかって来るからグランが魔法で怪我を負わせてそのまま一気に攻め混むつもりだったんだけど、その計画はおじゃんになった。

グランの『アイスアロー』をレッドパンサーが溶かしちゃって………これはおかしい。普通じゃないって分かって。だってレッドパンサーが魔法を使ったなんて前代未聞だったんだよ!?

そうしたら人影か見えたんだ。炎を体に纏った少年。とっても綺麗だった。


馬鹿なカルトでも分かる。この少年がしたんだってことぐらい。

すると少年はもっと驚くことをした。体に纏っていた炎を手に集めたんだ。しかも詠唱もなにもなしに!!グランが驚いていて、ミラが魔族なんじゃないかと仮説を立てたときだった。

だから私はミラに

「ミラ!この人手に火を集めたよ!?そんなこと出来るの!?学校で教わってないよ!?魔法学校でようやく学ぶやつ!?」

って聞いたんだ。

その時こっちを見る彼の顔は隙のない顔で、こちらを見ながら興味深そうに話を聞いていた。

彼の服装は、黒い膝くらいまでの外套コート。白い襯衣シャツ。それと固そうな生地の洋袴ズボン調帯ベルトには洋刀ナイフをしまう入れ物がくっついていた。年は14、15才ぐらいで160センチぐらいの伸長だった。私よりは高いけどね。

とても落ち着いていて、格好いい人だった。


そして彼の髪や目の色の話になった。黒髪。そして私は気がついた。彼は黒目なのではないかと。見てみるとそうだった。


まさか………そんなことがあり得るだなんて…………

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