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DAY0 異世界に来たようだが?

 異世界転生 もしくは異世界転移

 それは平成の世ではやりだし今でもジャンルの位置づけとして人気展開の物語だ。

 あるときは主人公が何らかの原因で死亡し、神様や女神様などによってが不思議パワーを授かり、駆使して異世界で馬鹿みたいな英雄になる物語~だったり、何らかの理由で世界に続くゲートや魔法陣で来てしまう。その先の流れは以下略。

 結果としては飛ばされれば大概勇者や英雄になって魔王を滅ぼしたり世界統一やら征服やらしたり、いろんなキャラクターやヒロインが堕とされ惚れてゆきハーレムが生まれたりもする。

 まぁ、現実的にはありえない展開だが現実に起こってほしいシチュエーションであってほしいものだ。


 Q・・・・・・では現実的にその異世界転生ってやつが起きてしまった場合どう思うかと言えば

 A「……(若干放心気味)」

 呆気にとられていた。

 いや・・・・・・だってさ・・・・・・


 俺は異世界転移した。


 たしか記憶的には数時間前まで?俺は普段と変わりない都会生活を満喫していたさ。

 梶尾かじお れん21歳、絶賛東大にて学生生活の真っ最中でした。普通ーの学力にそれなりの友人関係を持ち、秀でているところもこれといって浮かばないぐらいには凡人。趣味はアニメやゲーム・・・つまり周りがよく言うオタクに分類されるわけだ。

 人生の6割はアニメやゲーム! 家に帰れば録画したアニメをみて、大学では周りとつるみながら流行のゲームに没頭する。ほんとそこらの学生と変わりなかった。

 異世界転生の主人公に自分がなるなんて微塵にも考えませんでしたとも。この立ち位置や自分の見た目の普通さ(あくまで自己判断)はどうがんばっても主人公の引き立て役のモブで限界。下手すればそれ以下さ。

 そんなおれがなして異世界転移したか?

 しらないよ! ほんと唐突に転送されたからね!! 突然ね!

 帰宅途中に黒ずくめの集団が闇の取引してて夢中になってたら背後からもう一人の黒ずくめの人に襲われたりもなかったし!

 友人が突然失踪した! RP開始してくださいみたいな入りもないよ!

 敵の組織に捕まって改造人間にもなる流れもなし!

 家に帰宅したら玄関の足元に魔方陣みたいなのがあって、踏んだところまでは覚えてる。


 さて、前の状況は覚えのあるところまでは思い出した。こんどは今の現状を把握したい。

 視界に入っているのは壁。つまり室内だろう。明りは電気でついているように明るい。周りにはいくつか物もある、だが生活的な物のあり方ではなく・・・そうだな職場、あるいは倉庫のような感じである。

 目の前には一人の女性がいた。女性は今まで見た大学にいる女性よりもきれいで可愛く、なにを言っているかはまだぼんやりしていて聞き取れていなかったが表情は明るくて、温か味のある…そう、ヒマワリのような印象があった。しかし自分の会話が聞き取れていないのを察すると少しばかり焦りだしだしながら言う。

「あの、聞いていますか? 大丈夫です!? あわわ、転送の方法間違ってたかな!!? お姉ちゃんと二人で作ってみたけど…あー、でもお姉ちゃんだしどこかで組み立て間違えちゃったのかも……。どうしよどうしよ、もし梶尾さんに何かあったら私はどうすれば…。あっ、その時はやっぱり結婚して無理ない生活させて子供を―――」

 正直マシンガントークすぎて情報がおいつかねぇ。初めのはあんまりわからなかったが最期だけははっきり聞き取れた・・・・・・? 結婚? はい?

「あー、あの? なんだかわかんないけど、俺は大丈夫ー、だから落ち着け。なに言っているかよくわかんねぇ」

 初めて言葉を聴いたと思う彼女はその言葉を聴くとピタリとそれまで走っていた言葉が止まった。そして、目を輝かせ彼女は焦りから笑顔を作った。

「…はい!あの、もう一度聞きますが大丈夫ですか?」

「あぁ。とりあえずはなんとも」

「頭が痛いーとか記憶が飛ぶーとか結婚したくないーとか思っていませんか!?」

「最後以外は大丈夫そうだな」

「なんで!? 大事なことですよ!」

「このよくわからん状況で結婚願望どうこうを考える奴のほうがよっぽどヤバくてアホだとは思わないか?」

 そもそもだ・・・・・・今いるこの場所。それもまたよっぽど・・・・・・あー、いや変じゃないけど・・・あーややこしい。ここじゃ変だ! 変!

 シンプルな空間。棚がいくつか置いてあり、包装された物? がいくつも置いてあった。他にはデスクがあり、上には何かの紙がタワー上においてある。すでに既視感満載の空間は現代でよく見る光景そのもののように思えてきた。

 ただ違うとすればパソコンやら電気配線やらのいわゆる科学的な物はほぼなかった所。そこを取り除けば現代にありそうな一室に見えた。

「なぁ、質問いいか?」

「ええ? 何でも! 私の生い立ちでも私の好きな食べ物でも私の結婚したい相手でも!!」

「全部おまえに対する内容なんだが、今はどうでもいい。今一番聞きたいのはここについてだ。まず、ここはどこで俺はどうしてここにいるのか。それを聞きたい」

「ふぇ? ここですか? [デイズセブン]っていう梶尾さんのちきゅうで言う”こんびにえんすすとあ”って言うところです」

「……んー、この際コンビニについても置いておく。世界についてでたのむ」

「あぁ。そっちでしたか。ここはケリュケイオム大陸のセプテ地方って所です」

「異世界でいいんだよな?」

「異世界ですね、たしかに」

「異世界ってこんなにこっちの世界と大差ない感じでいいのか?」

「そちらの世界がどうかはわかりませんが・・・ただその世界の文化はいくつか根付いてはいますよ」

 まぁ、なくはないよね。無くは。異世界文化が浸透するは転生転移物にも良くあるからね。

「……じゃあ、俺はどうしてここにいるんだ?」

「それは私のお婿さ―「そういうのは今はいいからちゃんと説明して」―っえー、ほんとのことなのにぃ! うー、でも今の優先順位が高いのは…、経営を手伝ってほしいです」

「なんの? ってまさか」

「はい。デイズセブンを危機から救ってください!!」

「……魔王退治とか国を救うとかは?」

「今は魔王もすっかり人類と仲良しですからねー、退治も必要ないし国も戦争しているところばかりじゃないので大丈夫だと思いますよ?」

「なんか特殊能力が目覚めたり魔法が撃てるようになったり身体能力が以前以上になっていたりは!?」

「んー、そういったのを感じますか?」


 ぶんぶん・・・・・・・ぶんぶん・・・・・・むむむむむ・・・・・・・・

 はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・

 ・・・・・・うん


「ないっすね」

「だと思います」

「じゃあ俺はここでコンビニ経営をしろってこと?」

「いえす! だと思います」

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?

 あんまりだあんまりだあんまりだぁぁぁぁぁ!

「いくらなんでも夢がなさ過ぎるだろ! なんで異世界に来るって夢に見ても現実的になさそうなことが現実に起こって勝ち組で主人公で楽しそうな人生ライフを迎え手来るのかと思っていてぇこの仕打ち名わけ!? 社畜になって働けと? 人生終わるまでか? やめろやめろやめてくれ。今どきのラノベやなろうですらそんな売れなさそうなネタが現実でおこってたまるか!!?」

「あはは…でも現実ですし…それにここで働くといいこともありますよ!」

「どこに!」

「すてきな女の子と2人と一緒の生活! はーれむが現実に!」

「あと二人は?」

「え、私は?」

「はああああああああああああああ?? かわいいけどさぁ! くっっっそかわいいけどざぁ! わりにあわねぇ。性格がネジ一本飛んでそうな子が一人目だぞ? 残りがまともじゃなかったらなんの悔いしか残らねぇ!」

「え? かわいい!? かわいいですか! あはは…いや真面目に言われてしまいますと照れちゃいますね」

「後半あたり全スルーとは恐るべきネジ飛び女子。そいや、名前聞いていなかったな?」

「私はミーシャ! ミーシャ・ケルセライって言います。お年は22歳で、確か梶尾さんの一個上ですね!」

「俺の名前は…って知ってるのか?」

「ええ! そりゃ好きな人の年齢から住所から好きそうな女性のタイプからどういったシチュエーション好みなのかといった隅から隅までをですねー」

「怖い怖い怖いわ! ストーカー通り越してヤンデレだぞ。ったく、なんで俺なんかを好きなんだか…」

 自分で言うのもあれだが……その、俺はいわゆるイケメン側にいるわけではない。よくて普通、悪ければ普通以下ぐらいのルックス。体重も最近増えて絶望した弱ぽっこり型。学力は軒並み普通だし・・・なにより俺はオタクだぞ?

「でも好きですし…」

「どこが好きだ? あって間もない。今俺と会話して自分の姿を見て多少理想と違って幻滅したんじゃないか? 今はどう聞き取ったって俺には好きって言葉で誘惑して経営させるプラス逃げられないようにするって魂胆にしか見えないぜ」

「……んー、今はしょうがないですね。ちゃんと順序だてて深ーい関係を築いて、いずれ明るい未来いえ明るい家族計画しましょう! それでは改めて言います。私達のデイズセブンを助けてください。梶尾さんの為でもありますし」

「なんでさ」

「…その、向こうの世界、ちきゅう? に帰りたいですか」

「少なくとも今は帰りと行気分だが」

「えと……今は、帰すに帰せないないんです!」

「おいおい連れてくる魔法は使えたけど帰すのは知らないってパターンじゃぁないだろうな?」

「いえいえ、そうじゃないです! もちろん知ってますよ。いずれは向こうの家族に挨拶もしたいし、できれば新居はちきゅうに置きたいですし……(小声)。だから知っていますし、使うことはできるんですが…問題は魔力なんです」

「ザンネン、魔法を使うにはMPマジックポイントが足りないってやつか?」

「はぃ。連れてくるのに魔力をすごく消費してしまい、今は使えない状況なんです」

「でもMPなんて宿屋に休んでたり時間経過の回復やポーションみたいなので回復すると思うんだが、どう関係があるんだ?」

「梶尾さんの世界がそのような仕組みなのかはわかりませんが、こちらの世界はそのどれもに該当はありません」

「じゃあなにさ?」

「私たちは神様にお供えや契約をし、契約に沿った代償を支払わないと魔力はを手に入れないんです」

「ふむ。それで契約の代償……っん!? まてよ? この流れで必要って、さては!!」

「あわわ、私達は個人契約できるような立場ではないので…ここのを使いまして、そのぉ対価はお金でぇ」

「アホかあーたは! お店の資金をつぎ込んで俺なんか連れてきてもしょうが無いでしょうがぁ! そりゃ助けてほしいわけだよどーすんのよ。今スッカらかんだったらそれこそもう詰みだぞ」

「ギリギリ、維持はできます。でもデイズセブンを成功させて繁盛させないとぉ…厳しいかなぁ、あははは」

 うぬ…ぬぬぬぬぬぬ、なんてこったい。逃がさないようにする手段が完璧すぎる。このままじゃマジで帰れないかもしれない。どうしたものかどうしたものか…

「……まぁ、わかった。MPの回復手段がないとなればしょうがない。だがさ、どうして俺なんだ? 俺は社会人じゃない。学生だ。コンビニは確かにバイトでやっているから多少は力になれるだろうが、根本的にそれならコンビニの人事育成の人や社長、

取締役とかのプロフェッショナルに任せるようにすればよかったじゃないか?」

「……あ、そっかぁ! その手がありましたね」

 あー、このちゃんと考えてなかった感はあれだ。俺の派遣理由は好きだからーとか言う理由なやつだ。これ以上の深入りはやめとこ。高感度稼ぎのエサにされかねない。

「ここはスタッフルームでいいのか?」

「そうです! っていっても梶尾さんのいるちきゅうのと比べるとあまりいいところとは言えませんが。私の右手側のドアの先に売り場。左手側には私達の愛の巣があります」

「(´_ゝ`)ふーん(右側を見ながら)」

 自然と右手側に動こうとしたところをミーシャがとめにかかる。腕を掴み必死に叫び俺を説得しようとした。

「そんな興味なさそうな顔しないで! さぁ、私達の愛の巣へ! 案ー内しますから! 店内よりもこっちの方が大事です」

「最も観なきゃ行けないといけないのは仕事先だろーに! というか、今仕事はどうしてるのさ」

「お姉ちゃんに任せてます!」

「働けよ!」

 つかまれていない腕のが自然とミーシャの方へ向かう。直線的に向かうのではない。俺の頭を越えだ円を描がき向かうは頭だった。高速に動く動きにミーシャは反応できずに直撃する

「にゃいたああああっ!」

 俺は初めて女性の頭部にチョップをかますことになった。

 元々は書きたかった小説を書くための練習として書いていたものだったりします。

 で、書きたかったヤツよりも書けていたので、だったらこれでやってみるかと投稿してみた完☆全見切り発車の小説です。ゆえに先の展開は不透明ですのでかなりゆったりペースで書いていくと思います。 できればDAY1まではちゃんと書きたいなぁ(希望)

 小説の知識も多くないのでうまく書けていませんし、誤字脱字もあると思います。もしございましたら教えていただければうれしいです。

 では、あまりたくさん書いてもしょうがないので続きは次回にします。

 気ままにそして2mmぐらいはたのしみにしていてくださいね。

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