表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/32

プロローグ

初めての投稿になります。

気ままに書いていますので、更新はとてつもなく遅いです。

それでも良いという方、どうぞよろしくお願いします。


 プロローグ


――よいかケルベロス


 頭の中に直接響く、低く重みのある声。


――この責任はお前にある


 容赦なく響くその声に、わたしの意識は次第に薄れ始める。


――お前は下界へと行き、この事件を収拾せねばならぬ


 声の主がそう言うと、わたしの目の前で扉が開いた。

決して開けてはならない扉が、音もなく開いた。

扉の向こうには暗い闇が広がっている。一寸先も見えない闇。

そんな闇が、わたしが来るのを今か今かと待ち構えていた。


――さあ行くのだ、ケルベロスよ。下界へと逃げた咎人どもを、この地獄まで連れ帰ってくるのだ!


 背後から猛烈な風が吹きつける。



わたしはなすすべも無く漆黒の闇へと落ちていった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ