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つなぎ
家の周りを散歩していると、1話目に登場した老人らしき人物がいるではないか。僕は声を掛けようと思ったが、不審者に思われても嫌だな、、、と思い声を掛けるのをやめてしまった。漫画なら伏線が貼られていてまさに伏線回収といったところだろうか。そんなこんなで家へ帰ろうとした途端、バタン、、、
僕は人にぶつかってしまったようだ。
すいません、、、
といいながら顔を上げると、ある1人の可愛らしい女性が私こそ、、、といいながら手を取ってくれた。
僕が待ち望んでいたのはこれだと思ったが、彼女は腰を少し痛めてしまったようだ。僕は彼女の荷物を運ぶのを手伝い、そして彼女のおじいさんが謎の老人だとしり、ここにて僕と老人の世界陸上優勝への道のりが始まった。