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スタートダッシュ
高二の夏、ふと不安な気持ちになる。僕はこの先どんな道を歩むんだろう。太陽が輝きを放つ一方、僕はまるでしぼんでいる花とでもいうべきなんだろうか。はーっと大きなため息
をついた。僕はどうせ力あるものに踏まれ日の目を見ることない人生なんだろうと45度の角度で空を見る。
「異世界でも転生してキラキラとした生活を過ごしてみたいなぁ、、、」
はっ、
なんと目を覚ますとってなんてことは起きなかった。しかしふと川沿いを見ると、60、70くらいの髭の長い老人が座っている。ちぇ、かわいい子じゃないんかいとぼやきながらも
何かのご縁かと思い声を掛けてみた。この行動が僕の将来を左右する重大なことなんて作者の私さえ分からない。何故ならまだ構成を考えていないから。