笑いのないコメディ
短いほうがいいでしょ
この世の中は平等ではない。
産まれた時から人生は決まっているようなものだ。
才能がある人間はある程度の努力で天才になれるが、体が不自由な人や才能がない人間は努力をしても秀才にしかなれない。
僕は何か特別な人に自慢できるような才能がほしかった。でも、何をやっても平凡、平均、普通だった。
僕の名前は佐藤、普通の名前、平均偏差値の高校にいっている。
7月12日。僕はいつものように自宅で日記を書いていたが今日は他の日と違って外が騒がしかった、気になって外を見てみると人が倒れていた、おそらく女の人だ、気になったので家から出て近づいて見たら僕は少し驚いた、なぜなら家の近くで倒れていた女性が僕の同級生の田中だったからだ、僕は少しだけ田中に好意をもっていた、容姿だけはいいからだ。
まわりの野次馬の会話を聞いていたら通り魔にあったということがわかった。
僕は家に戻り日記を開いて、7月11日のところに自分の名前を書いた。言い忘れていたけれど僕はタイムリープができる、日記のカレンダーの日付のところに自分の名前を書いたらその時間に戻ることができる人に自慢ができない最悪な才能だ。この能力は人に言っても信じてもらえないし、僕だけが持っているとは限らないからだ。
おめでとう よく読めたね