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激愛  作者: Lavia
9/190

     九話

「小山内!!!」


ゴリラに声をかけられた。



「は…はい!!!」 私はあまりの大きな声にびっくりした。




「おまえは陸上部に入らないのか?

足が速いんだろ?

もったいないな~陸部の須藤先生が 考えてくれって言ってたぞ。」




「あ…部活は入ろうとは

思ったんだけど…まだ決めてないんです…。」




「暇を弄ぶから部活はしたほうがいいぞ。

大学の推薦とれるしな…。

考えておいてくれな。」



「はい……。」




あんなに入学したらはいろと思ってたのに

私の頭の中は



違うことでいっぱいだったりする。




今日はまだ先生に会ってなかった。




「あ…そうだ小山内

おまえのおねえさんはうちの学校だったんだって?

理事長が会いたがってたぞ。」




「理事長?」




「入学式の時 校長先生の前に話してただろう?」





「あ…はい…

なんでおねえちゃんを知ってるのかな…」





「うちは私立だから…先生たちは歴史が古いんだよ。」 





  おねえちゃんを知っている……




「どこに行けば会えますか?」





「たまにしかこないけど

今日はいらしてたな~確か……

放課後 職員室に来なさい。

もし俺がいなかったら 誰か先生方に声をかけて

理事長先生に会いに来たって言えば

連れていってくれるから。」




「はい!!!」



職員室なら 先生に会えるかも・・・・。



今日はまだ会ってなかったから

私は 心の中で ラッキー~~と叫んだ。




おねえちゃんを知っている理事長先生



どんな話が聞けるかな……。



放課後のことで頭がいっぱいになった。


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