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激愛  作者: Lavia
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     五話

吸い寄せられるように 見つめあった




溝端 陽之介 28歳 独身



3年1組 担任

担当教科 英語


3学年生活指導主任



女子生徒に絶大な人気があるけど

性格はどちらかと言えば

冷たいらしい………。



どうしてあんなに 長い時間見つめあったんだろう。



私は彼が 自分の担任じゃないことにホッとしていた。



ゴリラを見ながら・・・

これがあの彼だったら



私は授業どころではなかっただろう……。





なぜ彼も私を見ていたんだろう………。



一目ぼれは私だったかもしれないけど

間違いなく彼と 見つめ合った時間があった。



  変な生徒だ




そう思われたら恥ずかしいな……。



学校で彼に会うことはめったになかったから



こっそり職員室前に行っては彼を探した。




その姿を見ると 胸が張り裂けそうになる。

後姿を 抱きしめたい騒動にかられて

自分が変態なのかと 心配になった……。




なんだろう…

この胸の高鳴り



一目惚れ・・・・



何も知らない人なのに…それも先生なんて…



先生と生徒 禁断の恋が許されるわけはないから

とりあえず……この恋は誰にも秘密にしよう。



恋をすると 毎日が楽しいことを知った。



1日何回 彼を見たとか……



彼に会うための努力をしたり




それから鏡を見る時間が長くなって



私は 恋する楽しさを…知った……。




「めぐ 最近可愛くなったよね。」


志摩ちゃんがそう言ってくれた。



「そう?」と言いながら 嬉しくなった。




誰にも話せない恋をして……

私は帰ってくると おねえちゃんの遺影に話しかけた。



「今日はね・・・3回すれ違ったの。

目は合わせてくれなかったけど……」



それでもよかった……。




「好きです…」そういつか 胸を張って告白できる女の子になりたい。 





そう思えるだけでも

毎日が楽しくて 嬉しくて仕方がなかった。                                                  



私の初恋・・・・・



禁断の恋のはじまり はじまり ………。         


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