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激愛  作者: Lavia
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     二話

彼に言われた待ち合わせ場所に急いだ。



  ドキドキ……心臓が…


走っている苦しさとは違う

胸の鼓動が恋を教えてくれる。



いいなって思った子はいたけれど 恋までいかなかった。



友達が付き合い始めても

別にうらやましいとかも思わなかったし……

もしかしたら自分は男の子に興味がないのかなって…

思ったりして……



ただ女子の気の合う子たちと 昨日のテレビやドラマの話をして

それだけで不自由はなかった。



友達の恋バナを聞いたり




「めぐは好きな人とかいないの?」

と聞かれても



「いないんだよね~」と答える。



なのにそんな私が あの日から 

それもずーーっと年上の人に恋するなんて

想像もしていなかったけど……



それも告白までして今 こうして彼を待っている。



  彼を自分のものにしたい



そう思った自分が咄嗟にとった行動だったのかな……。




約束の時間になった。


私は周りを見渡して 彼がどこから来るのかと

キョロキョロしていた。



その時一台の車が スーッと私の横についた。




  !!??



窓があいたら 彼がハンドルを握ってた。



「乗って・・・」




私は慌てて助手席に飛び乗った。




「待ったかい?」

彼の声は甘く胸に響く



「いえ……」




緊張感で息苦しくなる。



車の中に流れる 人気グループの曲に耳を澄ます。


  けっこういい曲なんだな……



盗み見する彼の横顔に 見とれてしまう自分



だけどガン見するのも アレだし……



  なんか話たほうがいいけど……


頭の中では焦って混乱してうまくまとまらない。



「あ…あの…どこに行くんですか?」



沈黙を破って やっと声を出したら少し声が震えていた。





「俺の家だよ。」




横顔の彼が色っぽくて ドキンとした。

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