第三十三章76 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達3】76/【後半ラブエピソード?7】10
【偲芽依/詩暢】の頭撫でてのおねだりに【大全】は、
「ちょっと待ちなさい【詩暢】。
今、良いところなんだから。
空気を読みなさい。
そんなじゃ、【志朗君】に嫌われてしまうよ」
と言った。
【偲芽依/詩暢】は、
『いいもん。
こいつに嫌われても。
私はパパにさえ好かれていれば、幸せよ。
だから頭撫でて。
ねぇ~、パパってばぁ~』
と子供の様にねだっていた。
【大全】は、
「恥ずかしい娘だが、これでも可愛い愛娘だ。
【志朗君】。
どうか、君色に娘を染めてあげてくれ。
今はパパ、パパと言っているが、私は必ず先に死ぬ。
いつまでも一緒では居られないんだ。
だから、人生を添い遂げるのは私ではなく、君に・・・
私はそう、思っている。
君と家族になりたいと言う気持ちも確かにある。
だが、それだけじゃない。
娘を幸せにしてくれる男性。
それは、君以外に居ないと思っている。
【志朗君】・・・
娘を幸せにしてやってくれ。
君なら出来る。
いや、君にしか出来ない。
私は君を支援しながらずっと君を見てきた。
だから、わかる。
君は優しい。
大海の様に大きな心を持っている。
だから、恩人の息子という事を差し引いても娘を任せられるのは君しかいないと私は本気で思っているんだ」
と言って頭を下げた。
【偲芽依/詩暢】は、
『やめて、パパ。
こんな奴に頭を下げないで』
と言った。
【芳一/志朗】は、
「頭を上げてください【大全さん】」
と言って本当の気持ちを話し出した。




