第三十三章70 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達3】70/【後半ラブエピソード?7】04
しびれをきらした【偲芽依/詩暢】は、
『知らないの?
私とあんた・・・
将来結婚する事になってんのよ』
と言った。
【芳一/志朗】は、
「え・・・
ど、どぇぇぇぇぇ?」
とびっくり仰天した。
『あんた、何にも聞かされてないの?』
「初耳です」
『パパと会ってないの?』
「無いです」
『・・・』
「・・・」
『あんたはね。
私のパパのお気になの。
あんたのパパとママは私のパパの命の恩人であって、パパの心臓はあんたのパパの心臓を移植してんの。
あんたのパパとママは私のパパを助けるために命を失ったの。
そこから、私のパパは、あんたの事、すっごく気に掛けていて。
それで絶対に将来私とあんたを結婚させてあんたを自分の息子にするんだって言ってんのよ』
「え?
ど、どどど、どういう事ですか?
初めて聞いたんですけど?
も、ももも、もしかして足長おじさんと言うのは?」
『うちのパパの事よ』
「え・・・
そ、そそそ、それは大変お世話に・・・」
『なったのはうちのパパよ。
あんたの事は絶対に幸せにするんだって聞かないのよ。
あんたからも何か言ってよ。
私はね。
普通の恋愛がしたいの。
それなのに、いきなり許婚が出来たとか言われて・・・
あんたも私なんかと一緒になるの嫌でしょ?』
「い、いや・・・
嫌ってことは・・・」
『遠慮しなくたって良いのよ。
私、思った事、ズケズケと言うから、あんたみたいなのから嫌われているって自覚してるし』
「そそそ、そんな事無いです」
と言う話になった。




