第三十三章6 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達3】6/【後半ラブエピソード?1】06
【芳一/勇心】の話に、【ディスクィンドール/梨結】は、
『どちらから告白されたのですか?』
と聞いてきた。
【芳一/勇心】は、
「あ、それは俺です。
2年前は好きだったのですが、付き合ってみると最悪の女で、幻滅しましたが。
それでも一度は好きになった相手だと思って、2年間、良好な関係を築こうと思って努力しましたが、駄目でした。
あの女、俺の貯金にまで手を出していたんです。
それでバイトで貯めた金の半分が無くなって。
金返せと言ったんですが、無いの一点張りで。
無い袖は振れないと居直って返さないと言う訳です。
裁判しても、金を持っていない相手からは請求出来ないって事で。
いわゆる泣き寝入りって訳です。
正直、その女の態度には愛想を尽かして居ましたが、失った金の方の損失の方が大きくて、そっちの方がショックですかね?」
『そうですか。
それはお辛かったですね』
「あ、いえ・・・
もう、吹っ切れました(貴女に会えたから)。
そちらは?」
『私の方は父が借金をしておりまして。
借金を帳消しにしたいのであれば、その方と結婚をしろと。
そう迫られていて・・・
私と父は関係無いと申したのですが、父が黙って結婚してくれと迫って来て・・・
私、どうしても嫌だから・・・
逃げる様にして家を飛び出してきたんです。
あ、詐欺じゃないですよ。
私、貴方にお金を出して欲しいとか全然言うつもりないですし。
ただ、事情がそう言う理由だというだけです』
「ははっ。
例え詐欺だったとしても俺、払える程、金持って無いですから」
『お金の話はやめましょ。
私もそんな気分ではありませんし。
それより、ロビーの所でお会いしましたよね?
こちらを見ていた様ですが?』
「あ、わかっちゃいました。
ただ、綺麗な人だな・・・って思って」
『まぁ・・・そんな・・・ありがとうございます』
「へへっ」
『私も気になって貴方を追いかけて、射的屋さんの所まで来たのでおあいこです』
「そうだったんですか?
それは、嬉しいっす」
と言う話になった。




