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第三十三章3 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達3】3/【後半ラブエピソード?1】03
【芳一/勇心】は散策をした。
温泉街と言うこともあり、硫黄の匂いが少しきつかったが、それなりに見る物はあった。
だが、どれも記憶に残らない。
何もかもが色褪せて見えるのだ。
そんなんだから、【射的】をやっても1つも的に当たらない。
去年、元カノとやった時は百発百中だったのに、今は百発全外しだ。
そんな時、隣に女性が【射的】をやりにきた。
見てみると先ほどホテルのロビーであった女性だった。
女性もやってみるが当たらない。
【芳一/勇心】は【射的】のコツを知っていたので、
「あの・・・
コツがあるんですよ。
まず、姿勢が良くない。
お手本を見せますから見ていてもらえますか?」
と言って、的に向かって弾を発射した。
するとさっきまでの絶不調が嘘の様に的に当たった。
女性は、
『凄い。
当たった。
失礼ですが、先ほどまで全然当たらなかったのに、何故、急に当たったんですか?』
と尋ねた。
「み、見てたんですか?
さっきまでは、色々雑念があって、駄目だったんです。
精神を集中させれば、当たりますよ。
その証拠に残り全て、的中させますよ。
何か欲しいものとかありますか?
当ててプレゼントします」
『ホントですか?
じゃあ、あのちっちゃなクマさんを・・・』
「わかりました。
ちょっと待ってて下さい」
と言った。




