第三十三章24 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達3】24/【後半ラブエピソード?3】02
【芳一/凛太朗】はこれと言った特技を持たない、いわゆる冴えない男子である。
そんな自分が、まさか、あの【一六八媛姫/絵里】と共に何かをする事になるとはその時が来るまで夢にも思って居なかった。
クラスでは、担任の教師が、
「はいはい。
じゃあ、このクラスの文化祭での出し物のテーマはそれぞれ男女ペアになって何か作って配信で発表するって事で決まりで良いね。
席も隣同士になるからね。
まず、男子が引いて、席についてね。
次に女子が引いて男子の隣の席につく。
それでペアが確定するよ
じゃあ、くじ引きでペアを決めるよ。
恨みっこ無しってことで良いね。
男子と女子が21人ずつでちょうど21組が出来る事になるから、ペアが出来たらそれぞれ相談して、何をするか決めて先生に報告してね。
じゃあ、出席番号1番から順番にくじを引いて」
と言った。
有名な昔の歌にもあったが、好きな異性の隣に誰がなるか?
クラスで一番の美女の隣に誰が座るか?
それで男女共にソワソワする。
席は縦7×横6列と言うことになっている。
教室の入り口の方の席から1番。
後ろに行くに従って2番、3番・・・と来て最後は7番。
1番の隣が8番で、その列の一番後ろが14番。
と言う様に割り振られ、一番最後は42番で窓際の一番後ろという事になる。
1番は男子、2番は女子という様に交互にやり、
男子は、
1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41番、
女子は、2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42番ということになる。
【芳一/凛太朗】は名字が【宇田川】なので、出席番号は3番である。
つまり、3番目にくじを引くことになる。
【芳一/凛太朗】の順番が来て、くじを引くと、窓際の一番後ろである42番の席の隣の35番が当たった。
クラスのカースト制度でヒエラルキーのトップが居座る場所である。
【芳一/凛太朗】とペアを組むのは42番を引いた女子ということになる。
【芳一/凛太朗】は大人しい性格なので、この場所は逆に緊張した。
男子21名が自分の席を決めた所で、次は女子の番である。




