第三十三章2 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達3】2/【後半ラブエピソード?1】02
「ふぅ・・・」
【芳一/勇心】は一息つく。
ここはとある温泉宿。
【芳一/勇心】は酷い失恋のショックを癒やすため、一人旅で来ていた。
「一人旅に来たものの・・・
何もする気が起きねぇな・・・」
とつぶやくのも無理はない。
元カノに散々振り回され、浮気されて浮気がばれると開き直って捨てられたのだ。
女性不信になってもおかしくない。
【芳一/勇心】は旅館のテレビを付けた。
地方の番組がやっている。
見てみるが、よくわからない。
途中から見ているから当然なのだが、その番組で通っているルールの様なものがわからず、
「つまんねぇな・・・
とりあえず、外でも散策するか・・・」
と言いながら、ホテルのロビーの所に横に土産物屋があった。
誰かに土産という気分でも無い。
そもそも、失恋を癒すために来ているのだから。
だが、土産物を見ている女性が気になり、じっと見てしまった。
その視線気付いたのか、その女性はぺこりとお辞儀をして、また土産物を見だした。
【芳一/勇心】は、
「何やってんだかな・・・
フラれたばかりで女はもう良いと思っていたのに・・・
俺もげんきんなんだな・・・」
とつぶやいた。
そして、
(可愛かったな・・・
あの糞女(【芳一/勇心】を振り回してフッた元カノ)の百倍、綺麗に見えた・・・
居るんだな・・・あぁいう子・・・
天使みたいだった。
きっと彼氏とか居るんだろうな・・・
あれだけ綺麗なんだ・・・
居てもおかしくない・・・
くそっ・・・
良いな・・・)
と思いながら、外に出た。




